☭38」─1─プーチン大統領「対日交渉は憲法内で」北方領土引き渡し否定。北方領土で軍事演習開始。~No.153 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・    
 2021年2月14日 産経新聞プーチン露大統領「対日交渉は憲法内で」 北方領土引き渡し否定か
 ロシアのプーチン大統領=2020年12月(タス=共同)
 【モスクワ=小野田雄一】ロシアのプーチン大統領は14日に放映された露国営テレビ番組のインタビューで「ロシアは日本との関係発展を望んでおり、今後も発展させるが、ロシアの基本法憲法)に反することは一切行わない」と述べた。イタル・タス通信が伝えた。ロシアでは昨年7月の憲法改正で領土の割譲を禁じる条項が新設されており、北方領土の引き渡しを否定した可能性がある。
 プーチン氏はまた、今後の日本との北方領土交渉に関する質問に対し、「ラブロフ外相に尋ねるべきだ。彼はどこに(日露間の)境界線があるかをあなたに説明するだろう」と述べた。プーチン氏やラブロフ氏はこれまで「北方四島第二次世界大戦の結果としてロシア領となった」とする認識を示しており、事実上、両国間に領土問題は存在せず、国境も画定済みだとする立場を強めている。
 昨年7月に成立・施行された露改正憲法では、領土の割譲やそれにつながる行為を禁じる条項が新設された。条項には「隣国との国境画定・再画定作業は除く」とする例外規定が設けられているものの、ロシアは日本との北方領土交渉がこの例外に当たるかは明言していない。」
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 2月19日20:25 産経新聞北方領土に最新電子戦装備 ロシア軍配備 世界随一の精密攻撃実証
 防衛省
 防衛省北方領土にロシア軍の最新の電子戦装備が配備されたと分析していることが19日、分かった。ロシア軍は電磁波を使う電子戦を生かした最先端の実戦経験が豊富で、北方領土に置いた装備は2014年から続くウクライナへの軍事介入で世界随一の精密な攻撃能力を実証している。日露両政府の北方領土交渉が停滞する中、ロシアによる北方領土での軍備増強が浮き彫りになった。
 ロシア陸軍は第18機関銃・砲兵師団が北方領土の択捉(えとろふ)・国後(くなしり)両島に駐留し、配備した最新電子戦装備は、偵察用小型無人機「Orlan(オルラン)10」と地上配備電子戦システム「Leer(レエル)3」。電子戦システムを搭載した1台の指揮車両と3機の小型無人機で全体を構成する。
 防衛省が四半期に一度をめどに公表するロシア軍の資料で択捉・国後両島の主な装備に小型無人機を初めて明記。小型無人機は指揮車両とともに2017年までに両島に配備されたと判断している。
 運用形態は小型無人機が前線で敵指揮所の通信装置や兵士の携帯電話といった電波発信源を探知し、指揮車両に情報を送る。指揮車両は電波が出ている方向や特徴から電波発信源の位置を解析して緯度・経度の座標データに変換し、火砲など火力戦闘部隊に伝え、精密な攻撃につなげる。
 電波を捕捉して分析する電子戦と火力戦闘を融合させた戦い方は米軍でさえ装備やノウハウを有していない。携帯電話の微弱な電波を把握し、即時に攻撃目標とする作戦を実証しているのもロシア軍だけだ。
 ロシア軍は、小型無人機と指揮車両をウクライナとシリアへの軍事介入に投入しており、ウクライナでは作戦を有利にするため軍兵士の携帯電話に虚偽のメッセージを送ったとされる。当時、ウクライナの携帯は日本で1990年代に使われていた通信規格の第2世代(2G)で、セキュリティー対策が厳しくなっている4Gや5Gの携帯に同じ作戦は現状では通用しないとしても、ロシア軍は対策を破る能力向上を進めているとみられる。」
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 2月26日 産経新聞「ロシア、北方領土で軍事演習開始
 プーチン露大統領(AP)
 極東地域を管轄するロシア軍の東部軍管区は26日、ロシアが不法占拠する北方領土の国後(くなしり)島と択捉(えとろふ)島で射撃・砲撃部隊による軍事演習を開始したと発表した。
 発表によると、演習には1000人以上の将兵と、艦船や航空機、ヘリコプターなど300を超す兵器が参加。敵が無人機や電波などを妨害する電子戦装備を活用したとの想定で、部隊の運用法を訓練したという。
 北方領土をめぐってロシアは近年、日本の抗議を無視する形で、新型の主力戦車や地対艦ミサイルの配備といった軍備の増強を進めているほか、軍事演習も頻繁に実施。今月にも日本の防衛省の分析で、ロシアが北方領土に最新の電子戦装備を配備していたことが判明している。(小野田雄一)」
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 ロシア人共産主義者は、戦勝国の権利として逃げ惑う日本人避難民(主に女性や子供)を大虐殺した。
 ソ連軍は、日本領土であった北方領土4島、南樺太、千島列島を国際法を無視して占領し日本から強奪した。
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 戦前の日本。シベリアに出兵した日本人は、ロシア人避難学童を共産主義者の虐殺から救出し、自腹で、死の危険があったのに、ヨーロッパまで送り届けていた。
 ロシアは子供を助けた、日本国、日本軍、日本人に恩を感じず、当然感謝の言葉さえない。
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