🦟17」─1─カナダ主導約60カ国、他国民の恣意的拘禁に反対の国際宣言。中国は強い不満。~No.46No.47No.48No.49・ ⑫

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 2021年2月16日16:37 産経新聞「中国など念頭「恣意的な拘束」反対の国際宣言 日米など58カ国
 閣議に臨む茂木敏充外務相=16日午前、首相官邸(春名中撮影)
 【ニューヨーク=上塚真由】カナダ政府は15日、政治的動機に基づいた外国人の恣意的な拘束に反対する国際宣言を発表した。日米や欧州連合(EU)諸国を含む計58カ国が賛同。宣言では批判対象として特定の国を挙げていないが、ロイター通信によると、カナダ当局者は中国、イラン、北朝鮮、ロシアを念頭に置いているという。
 国際宣言を主導したカナダは、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の副会長を米国の要請に応じて逮捕した2018年以降、中国がカナダ人2人を拘束したことに「恣意的だ」と反発。中国に対する国際圧力を、日米など同盟国とともに強めるのが狙いとみられる。
 宣言は「恣意的な拘束は国際人権法に反する」と糾弾し、「深い懸念」を表明。全ての国に対し、恣意的な拘束をやめるよう要請し、拘束された人の即時解放も求めた。
 15日午前には各国の外相らが参加してオンライン会合も開かれ、ブリンケン米国務長官は、ビデオ声明で「外国人を恣意的に拘束し、取引材料に使おうとする全ての国に対し『国際社会は容認しない』という明確なメッセージを送るときが来た」と強調。一方、茂木敏充外相もビデオ声明で「恣意的拘束を通じて外国政府に圧力をかけるような外交は断じて許されない」と訴えた。」
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 2月16日19:12 MicrosoftNews Kait Bolongaro
 カナダ主導約60カ国、他国民の恣意的拘禁に反対宣言-中国は強い不満
 (ブルームバーグ): カナダ主導で世界の60に迫る国々が他国民の恣意(しい)的拘禁に反対する宣言に署名したことに対し、中国は「強い不満」を表明した。
 在カナダ中国大使館は16日付の声明に「カナダ側の『メガホン外交』を用いた中国に圧力をかける試みは全く無益で、袋小路に向かうだけだ」とする報道官の発言を掲載。中国は「カナダ側に断固たる抗議を行った」と報道官は説明した。
  オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)が昨年公表したリポートによれば、拘束や懲罰的な貿易措置を含む中国による威圧的な外交手法は2018年以降に急激に増えている。
 Declaration Against Arbitrary Arrests© Bloomberg Declaration Against Arbitrary Arrests
 カナダのガルノー外相は電子メールで配布した声明で、「こうした違法かつ道義に反する行いはあらゆる国の市民を危険にさらし、法の支配を損ねる。受け入れることはできず、やめなければならない」と呼び掛けた。
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 ラーブ英外相は「他国政府に対するレバレッジとして個人を恣意的に拘禁する行為は弁解の余地がなく、英国は容認しない」とコメント。「法的根拠なしに自由を奪うことは基本的人権の侵害だ」と指摘した。
 原題:China Slams Canada ‘Megaphone Diplomacy’ After Arrest Complaints(抜粋)
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