🦎17」─1─ネパールで「毛沢東主義派」首相が就任。~No.58 

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 2022年12月26日17:24 YAHOO!JAPANニュース 産経新聞「ネパールで「毛沢東主義派」首相が就任 中国への接近をインドが警戒
 【シンガポール=森浩】ネパールのバンダリ大統領は25日、11月実施の下院選の結果を受け、新首相にネパール共産党毛沢東主義派(毛派)のダハル元首相を任命した。親中派とされるダハル氏は中国接近を図る可能性があり、伝統的にネパールと結びつきが強いインドは警戒している。中印関係の緊張が続く中、両国の間に位置するネパールを取り込む中印の動きがいっそう強まりそうだ。
 下院選では、親インド的なデウバ前首相のネパール会議派(NCP)が第1党となったが、いずれの政党も過半数に達しなかった。選挙後に連立与党の一部だった毛派がNCPとたもとを分かち、第2党の統一共産党(UML)と連携し、25日までに下院の多数派を形成した。
 毛派とUMLは前回の2017年下院選で左派連合として共闘した経緯がある。ダハル氏が議員任期5年の前半に首相を務め、後半はUML出身者に引き継ぐとしている。
 ネパールは歴史的にインドとの結びつきが強いが、インドが「つねに宗主国のようにふるまう」(地元ジャーナリスト)ことへの反発も少なくない。ダハル氏はかつて毛沢東主義を掲げて反政府武力闘争を主導したことから親中国的な姿勢を取る。初めて首相に就任した08年には、初外遊先としてネパール首相の慣例であるインドではなく中国を選び、物議を醸した。
 インドは中国に対抗する上でも「デウバ氏率いる政権の継続がベストシナリオ」(印紙インディアン・エクスプレス)だっただけに、「左派連合政権」誕生を憂慮している。モディ印首相は25日夜、「インドとネパールは文化的・人的な深いつながりがある」といち早くメッセージを送り、ダハル政権と良好な関係を築きたい意向を示した。
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