🎄65」─1─ドイツとポーランドとの歴史的和解と戦後賠償はウソである。~No.220No.221No.222 * 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 2018年3月23日 産経ニュース「ナチス侵攻の賠償金57兆円、ポーランド議会が試算
 【ベルリン=宮下日出男】ナチス・ドイツによる第2次大戦中のポーランド侵攻をめぐり、同国の下院調査委員会は22日、ドイツに請求すべき賠償金は総額5430億ドル(約57兆円)に上るとの試算を明らかにした。ポーランド政府は請求を決めていないが、踏み切れば、両国の関係が悪化する可能性がある。
 現地からの報道では、試算は犠牲者が一般市民ら約1330万人に上るとした1990年当時の調査結果を基にし、当時の金額を現在の相場に計算しなおしたとしている。政府内ではこれまでに被害は1兆ドル超との主張も上がっていた。
 ドイツは賠償問題について、53年に共産体制下にあったポーランドが請求を放棄するなどし、すでに解決済みとの立場をとっている。
 ポーランドでは2015年に愛国主義的な保守政党「法と正義」政権が誕生。同党は賠償請求放棄は無効としてドイツに賠償請求をちらつかせており、最近も閣僚の1人が「損害の補償の必要性を話し合う」と述べている。」
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 2020年1月30日号 週刊新潮「変見自在 高山正之
  日韓に未来はない
 人種には黒、黄、白がある。どれが一番進化し綺麗になったか。洗濯物と同じで白に決まっている。
 優生学者フランシスコ・ゴルトンの言い草だが、それに納得したのはヒトラーだった。それも白人種の中でも他人種と雑婚が少ないゲルマンこそ白の中の白だと『我が闘争』にある。
 で、そんな素敵なゲルマン人の純粋性をユダヤ人が脅かしていると言って1938年11月、独外交官がユダヤの少年に殺されたのを機にユダヤ人排撃を始めた。世に言う『水晶の夜』だ。
 その名は報復の夜、数千軒のユダヤ人の店が襲われ、割れたガラスが路上に散乱して水晶のように輝いていたことに由来する。
 ただ史料によれば、少年が国外に追放された家族を呼び戻してと外交官に頼んだら『体を求められ、弄ばれた挙句に約束を反故にされたから刺した』とある。歴史は結構生臭い。
 その夜からポグロム(打ち壊し)は公然化し、ユダヤ人の収容所送りが始まった。ただしソ連を倒した後、シベリア送りにするまでの一時的な抑留で、まだ死の収容所ではなかった。
 そんな時期、ユダヤ人より酷い目に遭っていたのが隣のポーランド人だった。1939年9月、侵攻したドイツ軍は医者、聖職者、ジャーナリストなど数万人を狩り出して殺した。
 教育は500まで数えるのと自分の名が書けるだけで十分として、高等教育を廃止された。
 学校に通っていた10代の男女は独本国の工場に送られ、長時間の労働を強いられた。その数は終戦までに150万人に上った。
 占領地にはアウシュビッツなどの強制収容所が建てられた。ユダヤ人の終末処理場のように言われるが、3割近くはポーランド人で占められ、少なくとも30万人が殺された。
 なぜユダヤ人以上に迫害されたか。ヒトラーポーランドを含む東欧一帯を優れたゲルマン人の生存圏にするつもりで、だからスラブ系ポーランド人を端から抹殺対象だった。
 ソ連も反対側から同じように殺戮していったからポーランドは人口の2割600万人を失った。先の大戦で日本人の戦死者数のほぼ2倍になる。
 これだけの被害を受けたポーランドは戦後、東欧圏に組み込まれたこともあって対独戦賠償請求は冷戦後に持ち越された。
 それで統一ドイツがポーランドに支払った賠償額はたった5億マルク(400億円)だけ。日本が1965年に戦争もしていない韓国に与えた5億ドル、今のカネにすれば2,000億円より遥かに少ない額だ。
 ポーランドは怒る。ユダヤ人に倣って米国を間に入れて交渉し、最終的に独政府と強制労働させたクリップなど12企業が計100億マルク(5,000億円)を出して『記憶、責任、未来』基金がつくられた。
 対象はユダヤ人、ポーランド人など160万人で一人当たり30万円ほどだ。
 韓国は日韓基本条約で5億ドルを貰った。
 でももっと欲しい、徴用工一人当たり1,000万円を払えと向こうの最高裁が日本企業に命じた。
 認定された徴用工の総数は15万人。いずれ1.5兆円を取り立てる腹づもりだ。
 しかし5億ドルには徴用工の未払い賃金も含むと明記されている。おまけに徴用工を名乗る原告はほとんど日本に勝手に流れきて職にありついた連中だ。
 ふざけるなと日本にまあまあと文喜相国会議長が妥協案を出した。日本企業や国民がカネを出し合い『記憶、和解、未来』財団を作ろうという。
 下敷きは明らかにドイツの『記憶、責任、未来』基金だ。文某は数百万人を殺し苦役された犯罪国家ドイツと同じことを日本がやり、ポーランド並みの被害を受けたかのように言う。これほど無礼はない。
 戦前、戦後を通じインフラから生活費まで日本にたかって生きてきたようなことへの感謝の念もない。
 文は正直に『ゆすり、たかり、強要』財団とすればまだ救いはあった。
 いずれにせよ日韓に『未来』のないことは確かだ。」
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 如何に隣国同士と言っても、日韓関係はドイツ・フランス関係、ドイツ・ポーランド関係とは、過去も現代も似たところは何もなく、参考にするような点も一切ない。
 無意味の極みである。
 それは、日本と中国の関係でも同様で、歴史を教訓とし、歴史を手本とし、歴史に解決策を探ろうとしても無意味である。
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 日本には、反日派敵日派朝鮮を併吞し植民地化する正当な理由と権利があり、謝罪と反省と賠償の責任は一切ない。
 それが、正しい歴史である。
 だが、世界は日本の説明・弁明を認めない。
 世界には、日本嫌いの反天皇反日的外国勢力・外国人が存在している。
 それが、現実である。
 日本は世界で信頼され、日本人は世界で愛されているとは、馬鹿げた戯言である。
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 日本と韓国との和解をドイツとポーランドあるいはドイツとフランスを教訓とすべきだと説く人間は歴史が理解できない無知蒙昧な低能者である以上、彼ら・彼女らの話を真に受けて信じ込むと思考力なき分別なき無能な人間になるから近づかない方が身のためである。
 それが日本人ならなおさら相手にしない方が馬鹿にならずに済む。
 そうした歴史力や理解力の乏しい日本人は高学歴出身知的エリートに多く、分野としてはメディア・報道機関、教育関係に多い。
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