☭69」─1─ロシアの反日無罪。戦勝記念日モスクワ現地報告「日本に対してなら何してもいい」~~No.254No.255 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 反日無罪・愛国有理を国是としているのは、ロシア、中国共産党、韓国・北朝鮮である。
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 ロシアは、8月15日の終戦後も続けていたソ連・ロシア人共産主義者の日本人(主に女性・子供)虐殺と日本領北方領土4島強奪を正当化し、ロシア人学童やロシアの難破船からロシア人船員を助けた日本軍の人道貢献を完全無視している。
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 ロシア人は、中国人や朝鮮人と同様に幾ら助けても恩義を感じる事はない。
 現代のロシア・ロシア人は、昔のソ連・ロシア人共産主義者と変わらないし、江戸時代後期に日本を軍事侵略しようとしたロシアと同類である。
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 日本人の共産主義者無政府主義者テロリストは、キリスト教朝鮮人テロリストと同様に昭和天皇と皇族を惨殺すべく付け狙っていた。
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 2023年6月20年 YAHOO!JAPANニュース「戦勝日「軍国日本」明記 露下院可決、制裁に対抗
 ロシア国旗(ロイター)
 ロシア下院は20日、ロシアで「第2次大戦終結の日」とされてきた9月3日を「軍国主義日本への勝利と第2次大戦終結の日」に名称変更する法案を可決した。ウクライナ侵攻に伴い対露制裁を科した日本の「非友好的政策」への対抗措置の一つだとしている。
 法案の趣旨説明書は、侵攻後に「日本が欧米に同調し、現代の日露関係で前例のない非友好的キャンペーンを始めた」と主張。日本側による貿易上の「最恵国待遇」停止手続きや、最高指導部への個人制裁、ロシア中銀の円資産凍結を列挙し非難している。
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 江戸時代後期の徳川幕府尊皇攘夷派・勤皇派は、ロシアの軍事侵略とキリスト教会の宗教侵略を怖れた。
 明治新政府は、外国の侵略から母国日本を死守する為に地方分権連合制度(封建制幕藩体制)から中央集権体制に体制転換をおこない、ロシアの軍事侵略に対する積極的自衛戦争に勝利する為に軍国主義政策に暴走し、キリスト教会の宗教侵略に対しては皇国史観国家神道・民族神話物語で精神文化防衛を強化した。
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 レーニンは、世界人民革命戦略から、中国共産党日本共産党など極東アジア共産主義者に対して、日本とアメリカを戦争させ世界戦争に拡大し、西洋列強の富と力の源であるアジアの植民地を解放するように示唆した。
 つまり、軍国日本が戦った日中戦争や太平洋戦争はレーニンが仕組んだ謀略であった。
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32年テーゼ
 1932年5月コミンテルン執行委員会西ヨーロッパ・ビューローによって決定された「日本における情勢と日本共産党の任務に関する方針書」のこと。日本の支配体制を絶対主義的天皇制とみなし,きたるべき日本革命は天皇制を打倒し,地主制を廃止するブルジョア民主主義革命であり,社会主義革命はその次の段階とする二段階革命論の立場を明確にした。日本では河上肇翻訳で同年7月 10日『赤旗』特別号に掲載され公にされた。同種のものには 27年,31年のものがある。これらのテーゼは当時の日本の経済理論,社会主義運動理論に大きな影響を与え,活発な論争を引起した。
 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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 日本を襲う陰謀論、文化マルクス主義者(リベラル左派)の陰謀、中国共産党媚中派)の陰謀、レーニンの亡霊(レーニン崇拝者)。
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 現代日本には、ソ連・ロシア人共産主義者らによる日本人に対する非人道的虐殺事件を黙認する日本人が存在する、その証拠が日本陸軍がおこなった自己犠牲的人道貢献を黙殺している事である。
 彼等とは、反宗教無神論・反天皇反民族反日的リベラル左派の日本人達である。
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 9月3日 産経新聞「「日本は軍国化やめよ」 露、極東などで対日戦勝式典
 ロシアが「軍国主義日本への勝利と第二次大戦終結の日」とする3日、首都モスクワで開かれた記念式典。露共産党が主催した
 ロシアのプーチン政権は3日、「軍国主義日本への勝利と第二次世界大戦終結の日」の祝賀式典を各地で開いた。極東サハリン(樺太)での式典には、メドベージェフ国家安全保障会議副議長が参列。同氏は現在の日本が「かつて恥ずべき最期を迎えた日本の後継者になっている」とし、軍備増強などの「軍国主義的な計画を放棄すべきだ」と主張した。タス通信が伝えた。
 同氏はまた、日本のウクライナ支援を批判。北方領土問題に関しても「ロシアは自国民の感情だけに配慮する」と日本の立場を聞き入れない姿勢を示した。
 ロシアは2020年、それまで9月2日としていた「第二次大戦終結の日」を翌3日に変更。3日を「抗日戦争勝利記念日」とする中国と足並みをそろえる思惑が指摘された。さらに今年6月には「軍国主義日本への勝利と第二次大戦終結の日」に名称を変更。日本敵視を強めている。
 斎藤勉の眼  「イスラムの乱」怯える侵略者
 露外相、国連総会で演説へ
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 9月7日 MicrosoftStartニュース 現代ビジネス「9.3対日戦勝記念日モスクワ現地報告「日本に対してなら何してもいい」のか? 陶酔深まるロシアの自閉症的世界観
 村上 大空
 独自の世界にいるロシア
 「特別軍事作戦」というウクライナへ侵攻を始まってから1年半が経過しているが、ロシアは悪いことをしていることに気がついていないどころか、「正しいことをしている」と信じて疑っていない。
■「勝利は我々と共にある」と謳われているロシア軍のポスター
 © 現代ビジネス
 なぜロシアはこれほど陶酔できるのか。理由はその独自の世界観にある。
 ロシアでは第二次世界大戦は「祖先が多大な犠牲を払いながらナチズムとファシズムを倒した」戦争として捉えられており、プーチンはこれと同じ文脈にウクライナにおける戦争を位置づけ、「ネオナチ」との戦いとして正当化してきた。
 現在のロシアでは、この「ネオナチ」は狭義ではウクライナのアゾフ大隊、広義では「反ロシア主義」や「ロシア嫌い」を意味する「Russophobia」を指しており、「文明としてのロシアを弱体化させようとしている」という文脈でよく使われている。
 このような状況では、ありとあらゆるものが政権にとって国民意識を形成させるための道具となっている。その中でも最も都合の良い道具となっているのは「第二次世界大戦における勝利」だ。なぜなら、国民にとって「ナチスドイツを倒した」ことが正しいことであったと記憶されており、「悪いことだった」と疑問を挟む人は滅多にいないからだ。
■「平和のために」と書いてある公園の遊具。左奥の遊具は砲台を模している
 9.3対日戦勝記念日モスクワ現地報告「日本に対してなら何してもいい」のか? 陶酔深まるロシアの自閉症的世界観
 9.3対日戦勝記念日モスクワ現地報告「日本に対してなら何してもいい」のか? 陶酔深まるロシアの自閉症的世界観
 © 現代ビジネス
 プーチンはこれに付け込み、長年愛国教育に力を入れてきた。そして、ウクライナにおける戦争を「自国の存続のための戦い」として位置づけ、「祖先が守り抜いたように、我々も祖国を守ろう」と呼びかけてきた。
 プーチン侵略戦争を「祖国を守るための戦い」「強大なロシアを守る」というレトリックを乱用しているのはこのような背景があるからだ。
 もはや「愛国主義」より、むしろ一つの「熱狂主義」のようなものに近いものがロシアの言論空間に蔓延している。
 「西側から仕掛けられた」戦争
 当たり前だが、ウクライナにおける「特別軍事作戦」が失敗してもロシアが滅びるわけではない。仮に滅ぶことになったとしても、それはロシアが勝手に「自滅した」からになる。
■「我々の仕事は祖国を防衛することだ」、ロシア軍入隊勧誘ポスター
 医療兵・狙撃兵・工兵・運転手・戦車長が募集されている。これらの職には「尊敬・名誉・高い給料」があるのだという。  撮影:筆者
 © 現代ビジネス
 だが、ロシアでは「西側からありとあらゆる戦争が仕掛けられている」とし、西側諸国による対露制裁やウクライナ支援に対して「ロシアの目的達成の邪魔をしている」「ウクライナネオナチズムを助長している」と受け止められている。
 ロシアの討論番組でもたびたび「西側はウクライナを使ってロシアを弱体化させようとしている」「欧米はロシア文明が世界の文明社会に対して多大な貢献をしてきているのを忘れている」と主張され、「西側の文明は普遍的ではなく、一つの文明圏にすぎない」「今我々が行っているのはロシアが文明として存続させるための戦いだ」と盛り上がっている。いつの間にかウクライナにおける戦争の目的の一つが「ロシアの存続の問題」とすり替えられている。
 これらは国営メディアだけでなく、ロシア外務省からも散々主張されており、ラブロフ外相は以前インドでの講演で「西側から戦争を仕掛けられている」と発言し、会場で笑われたことがある。
 このような世界観に一人で陶酔している分にはいいかもしれないが、これを掲げて隣国に軍を派遣するだけでなく、他国にも絡んでくるのが今のロシアになっている。
 ロシアは文字通り、別世界にいる。しかし、日本にとってこれは他人事ではない。
 軍国主義日本に対する勝利と第二次世界大戦終結の日
 ロシアでは休日ではないものの、9月3日は「第二次世界大戦終結の日」としてロシアのメディアで大きく扱われるが、今年からは「軍国主義日本に対する勝利と第二次世界大戦終結の日」に名前が変更された。
 この名称変更は日本のウクライナ支援に対する対抗措置であるが、「日本に対する配慮はしない」という意味合いが込められている。
 この日、ロシアの大統領をしたことがあるメドベージェフ・国家安全保障会議副議長がサハリンにて演説をし、「日本は再び軍事化に走っている」という演説を披露した。その要点をまとめると以下のようになる:
・日本は主人であるアメリカの助けを得ながら、軍事インフラを発展させている
・クリル列島周辺海域での軍事演習をし、アジア太平洋地域情勢を複雑化させている
・残念なことに、日本は第二次世界大戦のように、今回もウクライナナチス政権を支援している
・日本は我々がなぜこの日を祝っているのかを歴史に学び、第二次世界大戦の結果を受け入れ、第三次世界大戦を回避するための努力をすべき
アメリカが日本に核兵器を使ったのは自身の帝国的野心と蛮勇を誇示したかったからだ。同様に、アメリカはウクライナを含むすべての大陸でハイブリッド戦争を仕掛けている
 またメドベージェフは同日、自身のSNSに動画を投稿し、そこでは「第二次世界大戦時の同盟国たちが、今ではウクライナのネオナチ政権の主人になっている」「キエフ政権を支持している日本は武力衝突に引き込まれようとしている」という旨の発言を公開していた。
■駐日ロシア大使館からの日本に対する難癖の一例(同大使館テレグラムより)
 9.3対日戦勝記念日モスクワ現地報告「日本に対してなら何してもいい」のか? 陶酔深まるロシアの自閉症的世界観
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 このような敵対的なレトリックの乱用はロシア国内における日本イメージを低下させるだけでなく、「日本に対してなら何してもいい」という雰囲気を作りかねない。
 だが、こうした「外敵批判」は一種の国内における不満のはけ口になっている。
 例えば、すでにロシアでは討論番組において「西側の指導者はフランスとドイツがロシアを攻めた後、何があったのかを思い出した方がいい」「我々は敵の首都まで行くぞ」と脅し、「この歴史的な事実を知っているからこそ、ショルツはノルドストリームが爆破されても足を震わせながら、ウクライナを支援し続けている」と連日盛り上がっている。質の悪いことに、この討論番組にはロシアの有力大学の教授が何人も出ている。
 今後日本とロシアが何らかの形で揉めると、その度に彼らは日本に対して「北海道の領有権はロシアにある」だの「日本はロシアが核兵器を持っていることを知らないのか」と批判するだろう。このような議論が日本メディアにおいて取り上げられても、ロシアのイメージを上げることにはつながらない。むしろ逆に「やはり、ロシアとは話し合いができない」と再認識されるだけだ。
 意外と共有されていない対日批判レトリック
 「軍国主義日本に対する勝利と第二次世界大戦終結の日」は、5月9日の「戦勝記念日」ほどではないが、各地で何らかのセレモニーが行われる。だが、筆者が期待したほど対日レトリックはロシアの政治家や国民には共有されていないかもしれない。
ロシア共産党の集会と演説するジュガーノフ党首(撮影:筆者)
 9.3対日戦勝記念日モスクワ現地報告「日本に対してなら何してもいい」のか? 陶酔深まるロシアの自閉症的世界観
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 例えば、筆者はこの日、ロシア共産党の集会を見物に行ってみたが、現地では若い人から「これは何の集会か?」と声かけられたので、「軍国主義日本を批判する共産党の集会」と聞いたら、「ふーん。で、党首のジュガーノフは来るの?」と日本関連のことには興味を全く示されなかった。また会場の公園には共産党や政治関連の旗しかなく、期待していた日本批判絡みの看板は何一つなくてがっかりしてしまった。
 集会が始まってから、党首や議員らによる演説もあったが、共産党党首の演説では第二次世界大戦における日本の軍国主義に対する批判はあったものの、戦争におけるソ連の役割をほめたたえていたが、「日本の軍国主義の復活」批判のようなものはなかった。他の人も「日本はサムライの国だ」と言及したが、それも「第二次世界大戦アメリカは日本に対して勝利できたのはソ連のおかげだ」「ソ連が参戦したのはサハリンとクリル(ロシア語の千島列島)のためだった」という文脈であった。
 何人かの知り合いに話しても「そんなことあったね」「政府があれだけアメリカ批判してもロシア人はハンバーガーをおいしく食べているから気にするだけ無駄」で終わってしまう。
 ロシアにとっては記念すべき「軍国主義日本」であったが、結局盛り上がっていたのはメドベージェフとロシア外務省だけだったようだ。
 まだまだ根強い日本人気
 実際、ロシアにおいて日本はいわば「あこがれの国」としての人気がまだ高い。例えば、日本の村上春樹をはじめとした小説は数多く訳されて広く読まれている。筆者も初めて話したロシア人から「今日本のSF小説を読んでいるけど、日本でも読まれているのか」と知らない作家の本を見せられることが何度かある。
 また日本車の人気も根強く、「日本車は壊れないことで有名だから、一度買うと車を買い替える必要がない」と崇拝されている。
 日本では「ロシア人=ウォッカ」というイメージが強い中、ロシアでは「日本人は手先が器用で頭がいい」というイメージが強い。
■日本のマンガが並ぶモスクワの書店
 ワンピースやNARUTO、呪術廻戦といった作品が並ぶ  撮影:筆者
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 ロシアの若者の間では日本のアニメや漫画の人気も根強く、日本に対してはポジティブなイメージが共有されている。
 こうした土壌があるため、日本に対する批判はロシア国内でどこまで浸透するかは不明だ。
 ラブロフ外相ですら、学生向けの講演で日本の対露政策に対して批判はしても、学生には「日本のことは勉強するように」とアドバイスを送っている。
 結局、日本向けの批判は「不満の表明」の域をまだ出ていない。日本はロシアに対して同じ土俵に立って争う必要は全くない。
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