🐉54』55』56』─1─中国共産党とバチカン。中国の宗教弾圧。~No.140No.141No.142No.143No.144No.145@     

現代中国の宗教変動とアジアのキリスト教 (現代宗教文化研究叢書7)

現代中国の宗教変動とアジアのキリスト教 (現代宗教文化研究叢書7)

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 プロフィールに、6つのブログを立ち上げる。 ↗
   ・   ・   【東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博】・   
 中国共産党の党是は、マルクス主義レーニン主義毛沢東思想から反宗教無神論である。
 中華儒教は、天帝の権威を脅かす宗教を滅ぼしていた。
 中国共産党は信用できない相手である。
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 2018年9月22日20:29 産経ニュース「中国、バチカンと司教任命で暫定合意
 4月18日、中国から来たグループと謁見する法王フランシス=バチカン(AP)
 【北京=藤本欣也】中国外務省は22日、キリスト教カトリックの総本山、バチカンローマ法王庁)の代表団と北京で会談し、中国内の司教の任命に関して暫定合意に達し、文書に署名したと発表した。バチカンは欧州で唯一、台湾と外交関係を保持しており、中国は今後、バチカンとの国交樹立を目指し台湾に圧力をかけることになる。
 中国外務省は「中国とバチカン双方は意思疎通を継続し、関係改善のプロセスを推進する」と発表した。
 中国では、中国政府が公認するキリスト教団体が独自に司教を任命、法王に権限があるとするバチカン側と長年対立してきた。
 暫定合意の内容は明らかではないが、米メディアなどによると、中国側が中国国内においても法王をカトリックのトップとして認める代わりに、バチカン側は中国が独自に任命した司教の正統性を認めることで最終調整が進んでいた。
 中国では最近、プロテスタントを含む政府非公認のキリスト教会「地下教会」の閉鎖が相次いでいる。習近平政権はバチカンとの対立を解消し、9千万人以上ともいわれるキリスト教徒への統制を進める意向との見方もある。
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【用語解説】バチカンと中国
 バチカンはイタリア・ローマ市内にある世界最小の独立国で、1951年に中国と国交を断絶した。司教任命問題で、バチカンが司教の任命権は法王にあるとするのに対し、中国が「内政干渉」と反発。中国が法王の反対を押し切って独自に司教を任命すると、バチカンは破門宣告で対抗し対立が続いた。法王フランシスコは2013年に即位後、対中関係改善に意欲を示し対話が進められてきた。
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 9月23日00:50 産経ニュース「中国、宗教の締め付け強化 「歴史的」合意も思惑不一致
 22日、中国政府が認可した北京市内のカトリック教会で洗礼を受ける信徒(AP)
 中国の習近平指導部がカトリック総本山のバチカンと関係改善を進めているのは、対立解消をテコにキリスト教会への統制をさらに強める狙いがあるとみられる。
 4月公表の宗教政策白書によると、国内の公認団体のカトリック信徒は約600万人、プロテスタントは約3800万人。このほか数倍の信徒が非公認の「地下教会」に属しているとみられる。白書は、「国外勢力が宗教を利用して侵入することを食い止める」と危機感をあらわにし、習指導部は一党支配が揺らぐことへの危機感から、公認施設も含めて教会の十字架を「違法建築」として破壊したり、インターネットでの聖書の販売を規制したりするなど宗教活動への統制を強めてきた。
 中国はバチカンとの関係改善を進め、バチカンのお墨付きを得た公認団体を通じて地下教会への管理を強化するとみられる。
 中国共産党は、キリスト教信仰が民主主義の浸透につながるとの警戒感が根強く、中国の社会主義に適応した思想への転換を求めるなど「宗教の中国化」を主張する。中国憲法が名目上「宗教信仰の自由」を標榜(ひょうぼう)しているにもかかわらず、無神論を掲げる共産党は党員約8950万人の宗教信仰を禁止しているとの矛盾を抱えている。
 中国政府は1951年、バチカンによる司教任命が「内政干渉」だと反発して断交。その後は政府公認の団体がバチカンの承認抜きで任命してきた。今回、司教任命に関する暫定合意に達したことで、半世紀以上にわたる両国間の対立が解消に向かうことは大きな成果であるのは間違いない。
 しかし、合意が中国に対する“譲歩”だとして地下教会の信者に失望が広がる可能性もあり、直ちに両国関係の正常化につながるかは不透明だ。(北京 西見由章)」
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 9月23日01:29 産経ニュース「バチカン 中国に大きく譲歩か 宗教弾圧続く中「悪いメッセージ」の懸念
 22日、中国政府が認可した北京市内のカトリック教会で洗礼を受ける信徒(AP)
 【パリ=三井美奈】バチカンローマ法王庁)は22日、中国と司教任命に関する暫定合意を結び、対中接近に動いた。習近平政権がキリスト教徒の「地下教会」や少数民族ウイグル族イスラム教徒への弾圧を続ける中、カトリック教会内で「対中譲歩は悪いメッセージになる」との懸念が強まっている。
 法王庁のラジオ局「バチカン放送」は同日、暫定合意について「制度的対話への前向きなプロセスを促し、中国のカトリック教会に貢献するよう希望する」とした声明を伝えた。台湾との外交関係の行方には言及しなかった。
 法王フランシスコは2013年の即位後、米国とキューバの国交樹立で仲介役を務めるなど「教会外交」を進め、中国との関係構築にも熱心だった。法王は14年、中国が法王機の領空通過を認めた際、習近平国家主席に「神のご加護を」と親善メッセージを送った。
 メディアのインタビューでは、中国訪問の可能性について「彼ら(中国)が招待状を出せば、私の意図は分かる」と述べ、意欲を示した。暫定合意の背景には、中国のキリスト教徒が9千万人以上に膨らむ中、対中対話の窓口を閉ざしたままでは「地下教会」への弾圧をとめられないとの懸念もあったとみられる。
 ロイター通信によると、将来の司教任命は、中国側が地元のキリスト教会と候補を提示し、法王が最終決定する制度になるという。
 イタリア誌レスプレッソのバチカン担当、サンドロ・マジステル記者は「法王が何度拒否しても、中国政府が選んだ人物しか司教になれない制度ではないか。教会は政治圧力からの脱却をめざしてきた。大きな後退になる」と指摘する。
 カトリック界にも、対中譲歩への懸念は強い。香港教区の前最高指導者で名誉司教の陳日君・枢機卿は今年になって、記者会見などで「国家に隷属する教会など、もはやカトリック教会ではない」と発言。教会内ではタブーだった法王批判スレスレの抗議を行い、波紋を広げていた。」
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 9月23日10:22 産経ニュース「中国が「地下教会の信者らに“服従”迫るのでは」 香港の枢機卿バチカンとの合意で危惧表明
 香港民主派の重鎮でカトリック教会香港教区の元司教、陳日君枢機卿は23日までに、バチカンと中国が司教任命権問題で暫定合意したことを受け、中国政府が合意を利用し非公認のキリスト教会「地下教会」の信者らに「服従」を迫るのではないかと危惧する内容の文書を自身のブログで発表した。
 陳氏はこれまで、バチカンと中国との協議は「信仰に対する裏切りだ」と繰り返し反対を表明。「バチカンは地下教会の信者を中国共産党に売り渡そうとしている」と批判していた。
 陳氏はブログで「地下教会の司教も、中国政府に新たに任命されることになるのだろうか」と懸念を表明した。」
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 9月23日21:30 産経ニュース「米、中国の宗教弾圧に強い圧力 ペンス氏とポンペオ氏、ウイグル族弾圧など批判
 22日、米首都ワシントンで開かれた宗教保守団体の会合で信教の自由の問題について演説するペンス米副大統領(加納宏幸撮影)
 【ワシントン 加納宏幸】ペンス米副大統領は22日、ワシントンで開かれた宗教保守団体の会合で、「トランプ政権は、中国でのキリスト教徒、仏教徒イスラム教徒に対する残虐な抑圧に対して遠慮なく意見を述べてきた」と語った。ポンペオ国務長官も中国・新疆ウイグル自治区でのイスラム教徒の少数民族ウイグル族への弾圧を批判。「貿易戦争」の中、信教の自由の問題でも中国への圧力を強めている。
 キリスト教福音派から強い支持を受けるトランプ政権は信教の自由を「政権にとって外交政策の優先課題」(ペンス氏)と位置付け、米国で閣僚級の国際会議を開催。北朝鮮やトルコなどに米国人牧師らの解放を強く求めてきた。
 特に中国で多数のウイグル族が「再教育収容所」に入れられている問題では、米議会の上下両院議員が超党派で、新疆ウイグル自治区トップなどへの制裁実施を促す書簡をトランプ政権に送っており、政権としても強い姿勢で臨む。
 ポンペオ氏は21日、ペンス氏が出席したのと同じ会合で「数十万、あるいは数百万人のウイグル族がその意思に反していわゆる再教育収容所に収容され、政治的洗脳やひどい虐待に耐えている」と述べた。
 また、ポンペオ氏は中国でキリスト教徒も教会の閉鎖や聖書の焼却といった弾圧の対象になっているとし、「信仰が奪われている」と非難した。」
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中国キリスト教史研究

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