🛳55」─1─中国共産党は台湾芸能人に対し「祖国統一支持」表明を要求している。~No.258 

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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 中国共産党は、中国で活動する日本芸能人に対して日本人企業家・経済人同様に「中国を批判しない」良心的友好人である事を認めるように無言の圧力をかけている。
 日本のエセ保守やリベラル左派は、その踏み絵を踏んでいる。
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 中国共産党は、戦争をしなくても勝利する方法として、孫子の兵法に従って敵対する相手の中に味方を増やしている。
 日本国内に媚中派や反米派・反安保派・反自衛隊派が増えているのも、孫子の兵法である。
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 中国共産党は、香港芸能人で中国共産党に忠誠を誓う者は残し、忠誠を誓わない者・拒否する者は追放した。
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 2024年5月28日 YAHOO!JAPANニュース 毎日新聞「「私は中国人」 台湾芸能人の発言相次ぐ 「中国の圧力」批判も
 中国国営中央テレビの微博公式アカウントの投稿。中台統一は止められないと訴えている
 台湾の頼清徳総統が就任した20日以降、台湾の芸能人が「中台統一」「私は中国人」といったメッセージを発信するケースが相次いでいる。中台の違いを強調する頼氏を中国は「独立派」と強く批判していて、中国にも活躍の場を求める多くの台湾人芸能人は中国政府の意向や世論を意識せざるを得ない。
 【写真まとめ】初当選の頼清徳氏、支持者に見せた表情
 「台湾独立は死に至る道だ。祖国統一は止められない!」
 中国国営中央テレビは22日、短文投稿サイト「微博(ウェイボー)」に設けた公式アカウントから、このようなメッセージを投稿した。投稿は1700万回以上転載され、台湾メディアによると、台湾の芸能人約50人も含まれていた。「台湾は祖国の懐に戻らなくてはならない」との言葉を付けた芸能人もいた。
 日本でもファンの多いロックバンド「五月天(メイデイ)」が24日に北京の国家体育場(通称・鳥の巣)で行ったライブでは、男性ボーカルが「私たち中国人」と発言。世界ツアー中の歌手・蔡依林さんも同日、中国・江西省南昌でのライブで観衆に「私たち中国の南昌」と呼びかけた。
 それぞれの言動の意図は明らかになっていない。だが頼氏の就任直後に一斉に発信があったことから、台湾では巨大な中国市場での芸能活動を左右する中国当局やファンを意識したものだとの見方が一般的だ。台湾のテレビは「中国による頼政権への攻撃の一環」とする識者の分析を伝えた。
 中国は、台湾を自国の一部とする「一つの中国」原則の受け入れを台湾側に迫っている。だが台湾・政治大による世論調査(2023年)では、自分自身を「台湾人」と考える人は62%で、「中国人」と考える人の2%をはるかにしのぐなど、中台の意識には大きなギャップがある。
 こうした中で起きた芸能人の「意見表明」に対し、台湾のファンからは失望の声が上がっている。頼氏は26日、台湾人芸能人が中国で政治的態度を表明するよう迫られるケースは今後も続くだろうとした上で、「重要なのは(芸能人らが)心の中で何を思っているかだ。我々はそれを理解し、尊重すべきだ」と呼びかけた。【台北・林哲平】
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 5月28日13:20 YAHOO!JAPANニュース 中央社フォーカス台湾「中国が台湾の芸能人に「祖国統一」支持表明を要求 大陸委「反感高めるだけ」
 「統一」を訴える中国中央電視台の投稿をシェアするタレント、侯佩岑の投稿(微博から)
 (台北中央社中国共産党が台湾出身の芸能人に対して「祖国統一」への支持を表明するよう圧力をかけているのを受け、台湾で対中政策を担当する大陸委員会は27日、報道資料を発表し、「このような政治的操作では台湾の人々の心を勝ち取ることはできず、中国共産党政権に対する台湾社会の反感を高めるだけだ」と非難した。
 中国の政府系メディア、中国中央電視台は22日、短文投稿サイト「微博」(ウェイボー)の公式アカウントに、「台湾は一貫して一つの国家ではなく、永遠に一つの国家にはなり得ない」「『台湾独立』は終焉(しゅうえん)に向かうのみだ」などとつづった文章と、国旗「五星紅旗」に使われる赤と黄色で「統一」と書いた画像を投稿。25日には、この投稿をシェアした台湾出身の芸能人18人の投稿をスクリーンショットの形式でまとめ、さらにハッシュタグ(検索目印)付きで「台湾の芸能人が続々と祖国統一支持を表明」「中国台湾省」などの文言を添えた。
 同委は、「中国共産党は台湾の芸能人に政治的態度の表明を求めることで、両岸(台湾と中国)が同じく『一つの中国』であるとの虚構を故意につくり出している」と指摘し、これでは「台湾社会からの同意は得られない」と表明。また、中国共産党が長年、芸能従事者の言動を審査し、政治的態度の表明を求めてきたことに触れ、同意を全く得られないばかりか、「両岸の交流にも不利益だ」と強調した。中国共産党に対し、中華民国が存在するという事実を正視するよう呼びかけるとともに、台湾の芸能人については、中国で活動する際には関連のリスクを慎重に検討し、言動においても台湾社会からの印象を考慮するよう注意を促した。
 (李雅雯/編集:名切千絵)
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