💣14」─1─ロシア電力会社、フィンランドへの送電停止へ。~No.50No.51No.52 

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 2022年5月14日7:17 MicrosoftNews 時事通信「北欧2国の加盟手続き「迅速化」=対ロ安全確保が課題―NATO
 【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構NATO)は、フィンランドスウェーデンが申請すれば、加盟手続きを大幅に急ぐ構えだ。要件面で障害はなく、31、32番目の加盟国となるのは確実視されるが、手続き完了には少なくとも数カ月を要する見通し。ロシアは対抗措置を警告しており、この間の安全確保が課題となる。
 © 時事通信 提供 北大西洋条約機構NATO)のストルテンベルグ事務総長(左)とフィンランドのマリン首相=2021年10月、ヘルシンキ(AFP時事)
 NATOのストルテンベルグ事務総長は12日の声明で、フィンランドの加盟申請方針を歓迎し、手続きが「円滑かつ迅速」に進むと強調した。
 NATOは加盟交渉で、民主的な政治制度が機能しているかや、NATOに貢献できる軍事的能力の有無などを検討。要件を満たすと判断すれば、全30加盟国が加盟議定書に署名し、それぞれの国での批准手続き完了で正式加盟に至る。
 北欧2カ国は欧州連合(EU)に加盟する民主主義国。近年はNATOと軍事協力や合同訓練を重ねていることもあり、議定書署名までは「数週間で終えられる」(NATO外交筋)とみられている。6月末の首脳会議が大きな節目になる可能性がある。
 一方、議定書批准は加盟国ごとに手続きが異なり、完了時期は流動的だ。2020年3月に加盟した北マケドニアの場合、批准に1年強を費やした。今回は各国とも手続きを早める意向だが、最短でも数カ月から半年を要すると見込まれている。
 手続きを急ぐのは、加盟国への攻撃を全加盟国への攻撃と見なす集団防衛義務が適用されない「グレー期間」に、NATO不拡大を主張するロシアからサイバー攻撃などの妨害工作や軍事的圧力を受けることが懸念されるためだ。
 北欧2カ国は、米欧各国からのグレー期間の安全の保証取り付けに奔走。英国との間では11日、それぞれ相互安全保障に関する宣言に署名した。ストルテンベルグ氏も周辺国への増派を示唆しているが、そうした措置が地域の緊張を高めることもあり得る。 
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 5月14日16:11 MicrosoftNews AFPBB News「ロシア電力会社、フィンランドへの送電停止へ
【5月14日 AFP=時事】ロシア国営電力会社インテルRAO(Inter RAO)は13日、フィンランドへの送電を14日から停止すると発表した。フィンランド北大西洋条約機構NATO)に加盟する方針を示したことで、両国の緊張が高まっている。
 © John MACDOUGALL / AFP 送電塔(2021年12月3日撮影、資料写真)。
 インテルRAOの系列会社で、北欧市場で電力を販売しているRAOノルディック(RAO Nordic)は「5月に販売された電力料金が支払われなかったため、ロシアから電力を購入する資金がなくなった」として、「5月14日から(フィンランドへの)電力輸入を停止せざるを得ない」と説明した。
 「こうした事態は20年以上の取引の中で初めてだ」として、状況が直ちに改善され、取引が再開されることを望むとしている。
 一方、フィンランドの送配電事業会社フィングリッド(Fingrid)は、ロシアからの電力がなくても問題はないとの見方を示している。
 担当者はAFPに対し、「こうした事態への備えはある」として、スウェーデンノルウェーからの電力輸入量を少し増やして対応すると語った。同担当者によると、フィンランドの電力消費量に占めるロシア産の割合は10%弱。
 ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)は、フィンランドの首脳がNATO加盟を支持したことを受け、「間違いなく」ロシアへの脅威と見なすと警告。ロシア外務省は「結果として生じる脅威に対処するため、軍事技術的な対抗措置を講じざるを得ない」と表明していた。
 【翻訳編集】AFPBB News
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