🛳35」─1─中国戦闘機は平和の祭典の北京五輪開催中に台湾防空圏に進入して軍事的圧力をかける。~No.232No.233No.234 

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 中国共産党とロシア及び旧ソ連は、オリンピック期間中で世界の目が競技に沸いている隙を突いて軍事行動を起こす事が多い。
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 2022年2月10日 MicrosoftNews zakzak北京五輪期間中も台湾防空圏に進入 中国戦闘機「平和の祭典」に泥を塗る軍事的圧力 石平氏「五輪終了後は挑発が激しさを増す」
 習近平国家主席率いる中国が、北京冬季五輪開催中の9日、台湾の防空識別圏(ADIZ)に戦闘機などを進入させた。オリンピック憲章には根本原則として、「スポーツを通して、平和でよりよい世界をつくることに貢献する」とある。国際社会は、中国当局による新疆ウイグル自治区などでの人権弾圧に加え、「平和の祭典」に泥を塗るような軍事的圧力を放置するのか。
 台湾国防部によると、中国の軍用機5機が9日、台湾のADIZに進入し、台湾軍機がスクランブル(緊急発進)で対応したという。進入したのは、戦闘機「殲16」2機と、対潜哨戒機「運8」など計5機。五輪期間中の4~6日にも「運8」が進入していたが、戦闘機の進入は、五輪開会前の1月31日以来となる。
 習氏は今年秋の共産党大会で「異例の3期目」を狙っており、五輪の成功は至上命題といえる。
 このため、開会式の聖火最終ランナーにウイグル族の選手を登場させたり、中国前副首相との不倫関係を告白した女子テニス選手の彭帥氏と国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長との面会を設けるなど、なりふり構わず大会の成功をアピールしていた。
 一方、主な自由主義国は、ウイグルでの人権弾圧を受け、北京冬季五輪に政府代表団を派遣しない「外交的ボイコット」を実施した。
 中国の軍事的覇権拡大に対しても、米国務省は7日、台湾の地対空ミサイル「パトリオット」などを維持、改良するための装備売却(約1億ドル=約115億円)を承認し、議会に通知した。
 これについて、中国外務省の趙立堅副報道局長は8日、「中国の主権を深刻に損なう」といい、「断固たる反対」を表明していたが、自国開催の「平和の祭典」の最中に、軍事的圧力を強めてきたのか。
 中国事情に詳しい評論家の石平氏は「世界の目を北京冬季五輪に集めたい習体制だが、米国による台湾への防衛支援は放置できず、戦闘機を使った軍事的圧力を加えてきたのだろう。五輪開催中に、これ以上大がかりな行動に出ることは考えられないが、五輪終了後は挑発が激しさを増すことになる」と分析した。」
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