🐊2」─1・B─中国共産党政府とオーストラリアの対日戦勝利70年。反日派韓国系市民団体と慰安婦像。~No.2No.3No.4 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・    
 外交に於いて、信義による国益は短いが、利益による国益は長続きする。
 国家と国民に不利益をもたらす国益は、無意味である。
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 2015年9月15日 産経ニュース「【豪首相交代】安倍首相の「最高の友」降板 中国を「抗日戦の同盟者」としたターンブル氏就任で日豪蜜月どう変わる?
 14日、オーストラリア自由党の党首選に敗れたアボット首相(中央)=キャンベラ(AP=共同)
 【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアの自由党の党首選でターンブル氏が勝利を収め、新首相に就任することが決まった。安倍晋三首相を「最高の友人」と呼んで日豪の蜜月関係を築き、共通の同盟国である米国とともに安全保障関係の強化も進めて中国を牽制(けんせい)したアボット氏の退陣で、日本の対豪戦略は見直しを迫られそうだ。
 アボット氏は2013年9月の総選挙で自由党と国民党の保守連合を率い、約6年ぶりに政権交代を実現した。前労働党政権でも内紛による首相交代があったが、自由党内ではターンブル氏に次ぐ党首候補は見当たらず、豪州のある研究者は「当面は新政権が続く」との見方を示す。
 アボット政権で外交を担ってきたビショップ氏は、アボット氏に反旗を翻したが副党首に再選され、ターンブル氏の片腕として外相にとどまるとみられる。一方、アボット氏を支持して副党首選に出馬し、敗れたアンドリュース国防相は更迭が見込まれ、安保政策での軌道修正も予想される。
 アボット氏は、中国と自由貿易協定(FTA)を結ぶなど経済面では親密ぶりを見せつつ、南シナ海問題では日米と「法の支配」を訴えるなど、安保面で「超保守」の姿勢もみせた。
 一方、ターンブル氏は「リベラル」で知られる。先月にシドニーで行った講演では終戦70年に関し、中国について「豪州と抗日で戦った最も長い同盟者だ」と述べるなど、一部中国メディアは「親中派」とみる。
 その反面、野党時代は中国による豪州国内の権益買収案件に反対するなど、その素顔は「現実主義の政治家」との評価も根強い。
 ターンブル新政権の安保政策について、東南アジア研究所(シンガポール)のマルコム・クック上級研究員は、豪州による南シナ海への監視活動参加などには「より慎重になるだろう」と指摘。安倍政権が「準同盟国」と位置づけて豪州への売り込みを図る潜水艦の採用も、「方向性は踏襲されても、判断は後ろ倒しになる可能性がある」という。
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 9月15日 産経ニュース「【豪首相交代】日本にとって“寝耳に水” 新首相のターンブル氏「あまり情報ない」
 14日、オーストラリア・キャンベラで自由党新党首に選ばれ、演説するターンブル氏(ゲッティ=共同)
 【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアの与党自由党は14日、首都キャンベラで党首選を行い、前党首のターンブル氏(60)がアボット首相(57)を破り、新党首に選ばれた。同国では下院で過半数を有する党派から首相が選出されるため、アボット氏に代わりターンブル氏が首相に就任する。
 ターンブル氏は14日、「国が必要とする経済政策を進める指導力がなかった」とアボット氏を批判して党首選を行うよう要求し、通信相を辞任。アボット氏は「混乱をとめねばならない」として、同日夜に党首選を実施した。投票結果は54対44だった。
 ターンブル氏は2008年9月から自由党党首を務めた。09年12月の党首選でアボット氏に僅差で敗れたが、国民の人気は高い。
 アボット首相に党首交代を求める動きは2月に続き2度目。このときは党首選に至らずアボット氏が続投を決めたが、この際に約束した半年間での党勢立て直しが進んでいないとし、党内からも批判が出ていた。」
 一方、日本政府にとっては“寝耳に水”の出来事だった。アボット氏の首相就任以来、安倍晋三首相と個人的な信頼関係を深めてきただけに、日豪関係への影響を懸念し、困惑の声が広がった。
 日本政府高官は14日夜、「辞めるのか。知らなかった」と驚きの表情を見せた。ターンブル氏については「あまり情報がない」(官邸筋)のが現状。当面、政権運営の方針を慎重に見極める方針だ。
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 9月19日 産経ニュース「オーストラリア新首相、親族に中国共産党元幹部? 「中国寄り」に国内から懸念 通信網構築に中国企業の参入前向き
 オーストラリアのターンブル新首相(AP)
 【シンガポール=吉村英輝】21日に内閣を発足させるオーストラリアのターンブル新首相(60)について、「中国寄り」と懸念する声が豪州国内で広がり始めた。親族に中国共産党の元幹部がいると指摘されるほか、枢要な情報インフラであるブロードバンド網の構築に中国企業を参入させようとするなど、安全保障政策への影響を懸念する声が上がっている。
 台湾メディアなどによると、問題の人物は新首相の長男アレックス・ターンブル氏(33)の義父にあたる91歳の人物。アレックス氏は北京に語学留学中、この人物の娘イボン・ワン氏と出合い、2012年に結婚した。義父は文化大革命の最中に米国で学び、中国に戻った後は中国共産党の研究所に勤め、政府に提言していたという。
 ターンブル家と長年つきあいがあるコラムニストのクリストファー・ジョイ氏は豪経済紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビューへの寄稿で、こうしたつながりのせいで、米豪の情報機関が「ターンブル首相は安保政策や中国の脅威への対応が甘い」との懸念を抱いていると指摘した。
 これにアレックス氏は「でたらめ」と反論。義父は上海で江沢民国家主席と親交があったものの、共産党や軍で役職を持ったことはないと強調した。
 しかし、ターンブル首相自身は豪州で進められているブロードバンド網の構築計画に関し、治安当局の反対にもかかわらず中国企業を参入させることに前向きとされ、中国が回線を細工して容易に機密情報を盗めるようになりかねないとの懸念が広がっている。
 また、アボット政権下で進められてきた、日独仏が名乗りを上げる次期潜水艦の共同開発計画に関しても、ターンブル首相の意向が早くも反映された。
 計画をめぐっては、独仏の企業が南部アデレードでの現地生産をうたうのに対し、日本案は機密保護の観点から現地生産に消極的だが、アンドリュース国防相は17日、国内生産が望ましいとの見解を表明した。
 公式な理由は「現地の雇用増加」とされるが、中国は豪州が日本から潜水艦を調達し、両国関係が緊密化するのを戦略上の脅威とみなしており、新首相の中国観が日豪の安保協力に影響を与えた可能性もある。」
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 9月20日 産経ニュース「【豪首相交代】国防相に初の女性 新内閣発表、日本の潜水艦推す前任を更迭
 【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアのターンブル首相は20日、新内閣人事を発表した。日独仏が受注を目指す次期潜水艦の共同開発計画を差配する国防相には、ペイン人的サービス相を起用した。21日に就任予定。
 ペイン氏は、豪州初の女性国防相となる。日本の潜水艦導入に積極的とされたアンドリュース氏は、国防相続投を求めたが、更迭された。
 党首選でターンブル氏を支持した女性のビショップ外相は留任。ターンブル氏は、女性の積極登用をアピールし、「未来に向けた21世紀型の政権だ」と意気込みを語った。
 財務相には、将来の首相候補と目されるモリソン社会サービス担当相を充てた。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉に当たるロブ貿易・投資相は続投が決まった。
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 12月19日 産経ニュース「【歴史戦】豪の慰安婦像に抗議する日系団体に脅迫メール 人権委員会申し立て翌日に
 10日、米ワシントンで公開された旧日本軍の従軍慰安婦問題を象徴する少女像(共同)
 オーストラリア・シドニー近郊の教会敷地内に韓国系団体の依頼で設置された慰安婦像をめぐり、現地で抗議活動を展開する住民らの組織「オーストラリア・ジャパン・コミュニティー・ネットワーク(AJCN)」に脅迫メールが届いていたことが18日、分かった。AJCNは差出人を韓国に住む人物と特定、地元警察に届け出る方針だ。メールは英文で「できるだけ残酷な方法で命乞いをさせながら殺したい」などとあり、殺人予告とも取れる内容となっている。
 メールは15日に届いた。AJCNは14日、教会敷地内の慰安婦像を公道に面した場所に移設する動きがあることから、教会に対し豪州の人種差別禁止法に違反するとして同国人権委員会に申し立てを行ったばかりだった。申し立ては、不特定多数の人の目に触れる場所への像の設置は特定の人種や民族などへの憎悪などをあおるとして、像の撤去を求めている。
 豪州では2015年にストラスフィールド市で同国で初めての設置計画が浮上したが、市議会は全会一致で否決した。しかし、その後も計画はくすぶり続け、今年8月にシドニー近郊の教会内に設置された。
 教会の牧師は慰安婦像について「慰安婦だけでなく紛争やDV(ドメスティックバイオレンス)の被害者女性を象徴するもの」として対日非難ではないとしているが、碑文は日本だけに言及している。また、牧師は「加害者に謝罪させる」と発言したこともある。
 AJCN代表の山岡鉄秀氏は14日に出した報道発表で申し立ての理由を説明。慰安婦像は海外でも反日運動と連動し、日本国民にとって深刻な脅威になっていることや、現地の日本人の子供に対するいじめを助長したり、反日教育にも使われたりすることへの懸念を訴えた。」
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