💟13¦─2─ブラジル政府、第2次大戦後の日系人強制収容巡り謝罪の意向。~No.45No.46 

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 戦時中。軍国日本は、国内外に強制収容所を設置し敵国人を収容した事はない。
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 2024年5月23日 YAHOO!JAPANニュース 読売新聞オンライン「ブラジル政府、第2次大戦後の日系人強制収容巡り謝罪の意向…人権侵害巡り7月再審議へ
 【リオデジャネイロ=大月美佳】第2次大戦後の日本人移民らの強制収容などを巡り、ブラジル政府の諮問機関である恩赦委員会が7月25日、人権侵害として謝罪するかどうかを審議することが決まった。同委員会のエネア・アルメイダ委員長は読売新聞のオンライン取材に応じ、政府を代表して謝罪する見通しだと明らかにした。
 アルメイダ委員長
 世界最大の日系コミュニティーがあるブラジルでは現在、推計約270万人の日系人が暮らす。実現すれば、ブラジル政府として初の謝罪で、来年の戦後80年を前に日本からの移民として、不当な扱いを受けた人々の名誉を回復する大きな節目になる。
 アルメイダ氏は「『日本人である』という単純な理由でブラジル国家に迫害された残酷な出来事を多くの人に知ってもらい、国として二度と同じ過ちを繰り返さないことの保証とすべきだ」と語った。戦時中を含め日系社会が受けた迫害への包括的な謝罪にする意向も示した。
 (写真:読売新聞)
 人権・市民権省傘下の同委は1946年以降の軍の影響下で起きた人権侵害について、政府による賠償の是非などを判断する権限を持つ。少なくとも9人の委員が出席した会合で過半数が賛成する必要があるという。
 謝罪する対象とみられるのが、ブラジル当局が46年から約2年間、日系人ら172人をサンパウロ州沖のアンシエッタ島監獄に収監した行為だ。人権侵害を調べる政府の真相究明委員会に提出された資料によると、日系人は監獄で虐待や拷問を受けた。天皇の写真や国旗の「踏み絵」を拒み監獄に送られた人もいたとされる。
 ブラジルは、第2次大戦で連合国側につくと日本と国交を断絶。戦時中にはサントスで日系人の強制退去なども起きた。謝罪は2015年、日系人迫害のドキュメンタリー映画の監督を務めた日系3世オクハラ・マリオさん(49)が名誉回復を目的に請求した。賠償は求めていない。
 謝罪請求に協力してきたブラジル沖縄県人会の宮城あきらさん(86)は21日、サンパウロでの記者会見で「謝罪が実現すれば、先人たちの名誉を回復し、ブラジル社会に定着している子孫への大きな力になるだろう」と語った。恩赦委員会は21年11月に請求を却下したが、昨年1月の政権交代後に再審議が決まった。
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