🐼31」─1─ウイグル人「われわれは中華民族ではない」〜No,123No.124 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 ウイグル民族は、チベット民族、モンゴル民族などの少数民族縄文人の子孫である日本民族アイヌ民族琉球民族同様に漢民族ではなく中華民族でもない。
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 朝鮮民族は、血縁的に中華民族・漢族・中国人に近い。
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 2022年12月18日 産経新聞「「われわれは中華民族ではない」 在日ウイグル人が書籍出版 民族のルーツや弾圧の背景に迫る
 出版した書籍を手に「われわれは中華民族ではない」と訴える在日ウイグル人のサウト・モハメド氏=東京都内(桑村朋撮影)
 中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区の出身で日本ウイグル協会(東京)理事、サウト・モハメド氏(44)が、ウイグル人のルーツや中国当局少数民族を弾圧する背景を分析した「ウイグル人民族自決全体主義体制下の民族浄化」(集広舎)を10月に出版した。中国当局に弾圧される当事者による初の日本語学術書で、「漢族と異なるウイグル人の考えや歴史を知ってほしい」としている。
 ウイグル族ら100万人以上が「再教育施設」と称する収容所に送られたとされる自治区イスラム信仰の制限やモスク破壊といった宗教弾圧、強制労働、強制不妊など、国連や欧米諸国で数々の人権侵害が指摘されてきた。
 サウト氏は自治区の最大都市、ウルムチ出身。中国共産党の元党員で、大学卒業後は国営の中国鉄道部に勤務していたが、2009年にウルムチで起きた大規模暴動以降、当局のウイグル族に対する差別的扱いが深刻化した。自由を求めて16年に来日し徳島大に留学。同大学院にも進み、国際政治の研究に没頭した。
 今回の書籍は、院生時代に書いた修士論文を大幅に加筆修正したものだ。知人の大学教授に「日本にはウイグル関係の専門書が少ない」と聞き、追加で膨大な資料を収集。感情を抑えたファクト(事実)重視の文章を日本語で書き上げた。
 書籍ではウイグル人のルーツが秦・漢時代の遊牧騎馬民族匈奴(きょうど)」にあると記した。サウト氏は「中国政府は『ウイグル族中華民族の一員』というが、漢族とは関係のないトルコ系民族だ。8世紀にはすでにウイグル汗国という王国もつくっていた」と訴える。
 漢族は昔から異民族を野蛮な「夷狄(いてき)」と卑しみ、自らを世界の中心とする「中華思想」があるとも主張。「中国は今も漢族だけに良い仕事を与え、ウイグル人を貧困に陥れている。いまだ根底に中華思想が流れており、弾圧につながっている」と強調する。
 書籍では「強制収容」の実態にも触れた。自身も17年から家族と連絡が途絶えたままだが、当事者特有の主観は極力排除した。中国の統計や国際的な調査を基に裏付けし、信頼度の高い内容に仕立て上げた。
 私は中国に戻れば間違いなく拘束される-。書籍のの帯に添えた言葉は故郷の現実を物語る。「いまだに夷狄のように少数民族を弾圧する中国の本質を伝えたい。固有の歴史と文化を持つウイグル人には民族自決権が認められるべきだ」と訴えた。(桑村朋)」
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