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2022年1月19日11:33 MicrosoftNews 読売新聞「アンネ隠れ家の密告者特定か…FBI元捜査官らの調査チームが新説
© 読売新聞 アンネ・フランク=右=と父親のオットー・フランク氏(AFP時事)
【ベルリン=中西賢司、ブリュッセル=畠山朋子】「アンネの日記」を残したユダヤ人少女アンネ・フランク一家がオランダで身を潜めた隠れ家を密告したのは、ユダヤ人社会の同胞だった――。そんな新説を米連邦捜査局(FBI)元捜査官らの調査チームが著作で明らかにした。18日付の独紙フランクフルター・アルゲマイネなどが報じた。
一家の所在が漏れ、逮捕に至った理由は謎とされている。同紙によると、密告者の可能性が高いと指摘されたのはアムステルダムのユダヤ人組織の幹部だった公証人の男性。生き残ったアンネの父オットー氏が戦後に受け取った匿名の書簡に男性の名前の記述があったことなどを根拠としている。
調査に約5年をかけたチームはこの男性について、「自身と家族の安全確保のため」を理由に一家を裏切る「動機、知識、機会があった」とする。男性は強制収容所送りを免れ、1950年に死亡したという。
一家はドイツでのナチスによる迫害を逃れてアムステルダムの民家の隠し部屋で約2年の潜伏生活を送った。ここで日記を書いたアンネは逮捕され、45年、15歳の時に強制収容所で病死した。
アムステルダムの博物館「アンネ・フランクの家」は「今後の研究に役立つ新たな重要情報と素晴らしい仮説だ」との声明を出した。ただ、一部の学者からは「匿名の書簡では根拠が薄い」などの異論も上がっている。
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1月19日18:15 MicrosoftNews シネマカフェ「アニメーションだからこそ可能な世界観『アンネ・フランクと旅する日記』場面写真
不朽の名作「アンネの日記」を“空想の友達”キティーの視点で描くアニメーション『アンネ・フランクと旅する日記』より、場面写真が解禁された。
アニメーション映画として初めてアカデミー賞〈外国語映画賞〉にノミネートされ、ゴールデングローブ賞を受賞した『戦場でワルツを』のアリ・フォルマンが監督した本作。「アンネの日記」を基にイマジネーションと遊び心に満ちた現代のパートを新たに創出、ふたりの少女の姿を等身大に瑞々しく描いていく。
今回解禁された場面写真には、第二次世界大戦中のナチス・ドイツ占領下の中を生きるアンネ・フランクと、時空を超えて現代のアムステルダムにやってきたアンネの“空想の友達”キティーの姿が写し出されている。
現代のキティーは、ライダースジャケットにキャップと今風の服を身にまとい、凍った川をスケートで走り滑る。学校で人気者のアンネは大勢のクラスメイトを引き連れて、まるでパレードのように街を歩く。
アリ・フォルマン監督は、多くの戦争映画が用いる色彩設計とは真逆のことを試みたという。「現代のアムステルダムをモノクロームの色調で、アンネの目を通して見た過去は豊かでビビッド、そしてカラフルに描くこと。それがこの映画のガイドラインになった。僕らは制限することなく、色をたくさん使用した。とりわけ、アンネの空想や夢を表現するシーンはね」と本作の世界観の構築を明かす。
ほかにも、アンネがペーターと隠れ家で過ごす様子や、ペーターと同じ名前を持つ少年と出会ったキティーが一緒に旅をする様子など、対照的な描写が切り取られている。また、ナチスが支配するおどろおどろしい街の様子もアニメーションだからこそできる表現手法。鎧をまとった悪の権化SS装甲集団の威圧感などは当時の人々の恐怖をそのまま体感させられる。
少女たちの視点から綴られる物語は、いま世界で何が起きているかを大人たちが考える足がかりにもなることだろう。「すべての人が尊重される」という祈りにも似たアンネの願いに思いを馳せる、必見のアニメーションだ。
『アンネ・フランクと旅する日記』は3月11日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。」
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