🐉86』─2─米中貿易戦争とはデジタル人民元と米ドルとの通貨覇権抗争である。~No.277No.278 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 日本の円貨は、中国共産党統制・監視・管理の一帯一路構想とデジタル人民元決済の傘下に入るか、法的契約取引の自由貿易を保障するアメリカドル基軸通貨体制を支えるか、の二者択一を強いられる。
 日本には、第3の選択肢は存在しない。
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 2020年3月号 歴史街道「貿易戦争の世界史
 『覇権争い』はここから始まった
 米中貿易戦争
 中国が狙う現代版シルクロード『一帯一路』
 宇山卓栄
 唐王朝宋王朝、など中世の中国王朝は、シルクロードによる東西交易の富を力の源泉としていました。
 中国は2014年、中央アジア、中東、東欧、東南アジア、アフリカまでの陸海を結ぶ現代版シルクロード経済圏構想『一帯一路』を提唱し、影響力の拡大を画策しています。
 かつて、元王朝は豊富な銀準備により、シルクロード易経済圏で銀を流通させ、銀本位制の通貨体制を世界規模に拡散しました。銀によって各地を繋ぎ、銀を根拠にしたグローバルな交易、信用取引が活発に行われました。
 今日、中国は『一帯一路』の経済圏を強固に結び付けるため、デジタル人民元をグローバル決済の手段として、流通させようとしています。デジタル人民元による、ドルの基軸通貨体制を破壊する事が、中国の狙いでもあります。米中貿易は貿易不均衡、地政学的な交易圏の囲い込み、通貨覇権抗争など歴史上、人類が経験したあらゆる軋轢を併せ持つ巨大断層として、我々の足元に横たわっているのです。」
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 アメリカは、他国に依存せず、他国からの輸入に頼らず、自力の自給自足で生活ができ、軍事力で他国の生殺与奪の権を行使し、経済力で他国を再興・復興・再建できる、唯一の一等大国である。
 アメリカは、友好国として親切心や同盟国としての義務から助けてくれるが、国益にそぐわないと判断すれば友好国・同盟国であっても容赦なく切り捨てる。
 日本とて同じ運命にある。
 アメリカは、日本が、国益に必要と思っているうちは助けてくれるが、国益に害になると考えれば問答無用で見捨てる。
 それが、アメリカの歴史である。
 日本国内には、アメリカから見捨てられ切り捨てられる事を望んでいる日本人が少なからず存在している。
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 自給力のない日本は、食糧・資源・エネルギー(石油・ウラン)をアメリカから輸入し、金融・情報・通信などの各種サービスをアメリカに依存し、自由な交通・運搬・輸送をアメリカ軍の保護下で行っている。
 日本はドル建てで、必要なモノを海外で買っている。
 取り引き相手国は、代金を日本の円貨よりアメリカの米ドル貨での支払いを希望する。
 つまり、国際金融市場に於ける円貨の信用はその程度に過ぎない。
 日米安全保障条約で、中国共産党・ロシア・北朝鮮などの攻撃から守られている。
 そして、自然災害で甚大な被害が発生し数多くの被災者がでれば、軍隊を派遣して助けてくれるのはアメリカ軍だけである。
 中国共産党は、助ける振りをして工作員・スパイを送り込む油断も好きもない敵である。
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