🗽3」─1─大量殺戮の世界革命と宗教改革。〜No.5No.6No.7 * ① 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   

 人類史・世界史・大陸史は、殺し合いの歴史である。

 殺し合いの歴史を否定すると、人間の歴史が存在しなくなる。

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☆大陸の世界革命における犠牲者数は?
宗教改革
 異端者裁判と魔女狩りで、無実の人々を生きたまま焼き殺した。
 宗教戦争

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*大陸の革命は、大虐殺に始まり、大虐殺で終わる。
 そして、大虐殺は終わることなく継続された。
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2」*イギリスのピューリタン清教徒)革命(1630年〜)から名誉革命(1639年〜89年)までの内戦では、国王は人民によって処刑され、多くの犠牲者を出したが正確な数は不明であった。
 数十万人のイギリス人やアイルランド人が、反対派の支配を嫌って祖国を捨て、新天地を求めてアメリカへ逃亡した。彼等には、国民国家という意識がなかった為に、祖国に対する愛着もなく、平然と母国を捨てた。だが、国家に対する忠誠心の希薄さは、大陸で生きる為には常識であった。彼等を国家につなぎとめているのは、「利益」「金儲け」のみであった。
 アメリカに渡ったイギリス人は、ほとんどが貧困層や失業者や犯罪者などの食い詰めた者で、神の御名によって数百万人の原住民を虐殺した。
 キリスト教会は、「神の名」によって、敵を滅ぼす為の戦争を奨励し、敵を殲滅する為の虐殺を祝福した。
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3」*フランス革命(1789年〜99年)では、国王と王妃は人民によって首を切断され、その後の恐怖支配下で200万人以上が虐殺された。
 人民裁判により、ギロチンで数多くの無実の者が首を切り落とされた。
 ナポレオン戦争では、西はイベリア半島から東はロシアのモスクワまで、北はスカンディナヴィア半島から南はエジプトのカイロまでが戦場となり、数千万人が戦乱に巻き込まれ、数百万人の人々が犠牲となった。
 フランス革命における最大の利益受給者は、キリスト教会によってゲットーに押し込められ、自由を制限されていたユダヤ人であった。
 フランス国歌は、この時代を象徴する好戦的な国民歌である。
 諸外国の国歌の多くは、軍隊の行進や戦争の勝利と密接に関係するものか、祖国を美化し君主を賛歌するもので、歌詞や曲は誰が聞いても単純明快で分かりやすかった。
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3」*南北戦争(1861〜65年)では、同じ国民同士でありながら約62万人を殺害した。
 北軍の白人資産家は、大事な息子を兵士として戦場に行かない為に金を出し、貧困階層や黒人を身代わりを立て召集を免除された。
 北軍は、下層医階級出身者や黒人が多くなった為に、「法の前での平等」や「奴隷解放」を標榜して彼らを戦場に送り出した。その証拠に、戦後も、貧富の格差は広がり、黒人への奴隷的待遇はなくならなかった。
 人種差別主義者は、各地でKKK団などを結成し、黒人やインディアンやユダヤ人への犯罪行為を激増させた。その犠牲者の実数は、不明である。
 国民に選ばれたリンカーン大統領は、勝利宣言した後で、反対派によって暗殺された。
アメリ憲法は、政教分離を唱っている。
 大統領は、就任式で聖書に宣誓を行っている。
 アメリカ合衆国は、民主主義と自由の理想国家であると共に、反対派による暗殺テロが横行する国でもある。
パリ・コミューン事件(1871年)では、一週間の市街戦で3万人以上が死亡し、それ以上の負傷者を出した。
 同じ国民でも、〜主義(〜イズム)の為なら殺し合った。
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4」*ロシア革命(1905年〜17年)では、皇帝一家が人民によって惨殺され、内戦によって6,000万人以上が虐殺された。
 1,000万人以上の農民は、ロシア共産党の政策で飢餓に追い込まれ、数百万人が餓死した。農民は、緑軍を組織して叛乱を起こし、虐殺された。
 共産主義は、史上初めて、主義の大義の為に女子供を狩り集め、洗脳し革命戦士として戦場に放り込んだ。
 革命戦士は、家系的氏名が否定された為に、戦死すれば無名兵士として集団墓地に放り込まれた。
 戦争や飢餓で孤児となった12歳以下の聡明な子供は、「スターリンの子供」として冷血な革命戦士に改造するべくエリート教育が施された。才能のない愚鈍の子供は、命令に従順な元気な者は弾除けの消耗品として戦場に立たせ、役に立たない怠け者は闇から闇へと処刑した。
 マルクス主義者は、人民を奴隷にする為に非暴力・無抵抗のガンジー主義を奨励するが、人の命を大事にするトルストイキリスト教人道主義反革命であるとして大弾圧した。
 ソ連が崩壊するまで、秘密警察による反対派の粛清や反共産主義者及び宗教関係者への虐殺が続き、正確な犠牲者数は不明であるが数千万人に達する事は間違いない。
 マルクス主義の反宗教無神論者にとって、人とは、完全なる「平等な社会」という理想世界を実現する単なる道具にすぎない為に、命に価値を持たなければ、死者への尊厳もない。
 ソ連の衛星国では、ソ連以上に非人道的共産主義政策が徹底されて、反共産主義者民族主義者・宗教関係者への虐殺は日常茶飯事的におこなわれていた。
 ソ連コミンテルン支配は、民族的伝統文化を破壊し、国民国家としての発展を禁止し、人民を「平等の原則」で極貧生活に追い込んだ。
 豊かな生活をしていたのは、労働者から搾取していた共産党幹部のみであった。
 共産党の特権階級は、王侯貴族以上のゴージャスな生活をしていた。
 主義(イズム)による残忍さは、人種差別や宗教対立に関係なく、人道や人権さらに良心や道徳や倫理の歯止めが効かない為に、広範の人間を敵と見なして容赦なく殺害した。
 ロシア共産党及び赤軍の幹部の多くは、非ロシア系ユダヤ人とされている。
 共産主義という一党独裁体制を守る為に、夥しい血が流された。
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5」*中国革命(1911年〜49年)に至っては、1億人以上とされている。  
 その後の、中国共産党による資本家・地主・宗教関係者など反共産主義者への弾圧は続き、数千万人が反革命分子として虐殺された。
 中国共産党幹部は、他の共産主義諸国以上の権力闘争や路線闘争を繰り返し、数千万人の敵対者を絶対に許す事なく粛清もしくは追放した。
 国家の近代化を目的とした大躍進政策では、実現不可能な卓上の空論である鉄鋼増産計画を強行した為に、自然が修復不可能な状態まで破壊され、数千万人の農民が餓死した。
 中国共産党一党独裁に従わない者や不満を抱く者や反対する者は、反革命分子として処刑するか、死ぬまで奴隷的重労働を強制した。
 チベットウイグルなどの民族主義的自主独立運動はたえず弾圧され、支配民族である漢族によって数百万人の少数民族が虐殺された。
 漢族は、何時の時代でも少数民族の叛乱を容赦なく弾圧した。
 歴史的事実として、中国で人道が存在した事は一度もない。
 そこは、何時やむかわからない虐殺の世界であった。
 中国人指導者は、人を人と認識しない科学優先の共産主義価値観から、能力なき人民が大量に死のうが、自然が回復不可能な状態になるまで破壊されようが、自分に不利益とならなければ心を痛める事はなかった。そこには、「命への尊厳」はおろか「人権の尊重」や「自然への愛着」はない。人の弱さの表れである「良心」はなく、社会を正常に保つルールやモラルも存在しない。
 中国人は、人一倍、面子にこだわる。
 正統派儒教価値観は、身分低い小人を人と認めずその権利を剥奪し、人民は殺しても殺しても沸いてくる様な「アリ」であると侮蔑していた。
 中国人は、自分の痛みは異常なほど病的に反応し、必ず、数倍返しで復讐した。そして、他人の気持ちを一切忖度せず、相手の痛みをせせら笑いながら無神経に踏みにじり、猟奇的に楽しんで命を奪った。
 大陸で生きる彼等には、他人の存在など眼中にはなかった。
 中国共産党は、無宗教反神論から、個人欲の為なら他人を蹴落としても追求する土着宗教以外の宗教を徹底的に破壊した。
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 中国共産党による虐殺数は、歴史上、最も多かった。
 儒教の中国人が血に飢えた殺人鬼となったのは、共産主義に感化されたからである。
 共産主義が、世界文明の一つである中国を死と恐怖の暗黒大陸に変質した。
 天皇制度国家日本の最大の敵は、ロシア共産党日本共産党でもなく、中国共産党であった。
 日本軍部は、凶悪な殺人鬼である中国共産党と孤独な戦いを続けていた。
 中国共産党は、日本を共産主義化する為に万世一系男系天皇(直系長子相続)を殺し、皇室を根絶やしにしようとしている。
 祖先神・自然神・職業神など民族神を信仰する日本民族にとって、祭祀王である神の裔・天皇を奉ずる日本民族にとって、チベット仏教イスラム教などの宗教を「人民のアヘン」と弾圧する反宗教無神論中国共産党は敵である。
 日本人には三種類の日本人がいて、民族統合の象徴である神の裔・天皇を崇敬して守ろうとする日本人と、税金泥棒として廃止を求める天皇嫌いの日本人と、祭祀王・天皇に関心がなく民族宗教を信仰しない日本人である。
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 中国人にとって、靖国神社を含む日本の神社への理解力はない。但し、時折、自己利益の為に理解ある様な発言を行うが、それは傲慢なリップ・サービスにすぎない。本質は、朝鮮人と同様に日本民族民族宗教への理解力は絶無である。彼等の、日本の宗教観への理解ある発言には誠意はなく、その真逆な私的な利益を求めようとする意図がある。
 東アジア史とは、欧米とは違って普遍宗教なき弱肉強食の歴史である。
 大陸史は、虐殺を抜きにしては語れない。
 特に、その残忍さは中国では常識であった。
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6」*日本の朝鮮支配(1910年〜45年)で、朝鮮人の被害者数は10万人以上とされている。
 世界史は、昭和天皇と日本をヒトラーナチスに次いで極悪非道な残虐行為を行った書き記している。
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*大陸における世界史・人類史は、無責任を助長させる曖昧な解決手段を許さない不寛容から、善悪を決める殺し合いが際限なく繰り返された戦争史である。平和な歴史ではない。
 それゆえに、歴史となって記憶され、時代を超えて人々を魅了し、向上心を持つ意欲ある者に勝ち残る教訓を残した。
 この事実を否定する者は、敗者として記憶される事なく忘れられ、負け犬として歴史から抹消された。
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*島国日本では、数百万人・数千万人を虐殺する様な世界史的革命・暴動・内戦が起きなかった為に、日本は国家戦略なき無能国家とされいる。
 大陸の城塞都市では、天災で飢饉や疫病が発生するや、生き残る為に大虐殺を伴う内戦や侵略戦争が起きていた。
 島国のムラ社会では、天災から戦争が起きた事が少ない。
 天災多発国家として、戦乱による犠牲者よりも自然災害による死者の方がはるかに多い。
 神代からの日本は、無益な殺生を嫌悪し、死を恐れ、血を流す事を忌み嫌った。
 日本の神社は、普遍宗教とは違って、本質的に血を嫌う。
 日本の神は、生け贄を求めない。
 神の裔・万世一系男系天皇(直系長子相続)が、東アジア世界の様な絶望的破壊から神州日本を守った。
 『古事記』と『日本書紀』は、神国日本を血に染まった東アジア的崩壊から救う為に、意図的に捏造された天皇を中心とした神話である。
 日本は、自立した独立国家になる為に、中国の華夷秩序による朝貢冊封体制から離脱する必要があった。
 朝鮮の様に、中国皇帝によって国王に任命され、独立を捨てて大国に媚び諂う事大主義に陥る事を忌避した。
 『古事記』・『日本書紀』の天皇(日本)神話と「神の裔」である万世一系男系天皇(直系男子相続制度)を否定する事は、日本を「死と恐怖」が支配する東アジア化を認める事である。
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 2010年の1年間で。
 自殺者は、約3万1,000人。男性が、7割以上であった。
 無縁死・孤独死孤立死は、約3万2,000人。男性が、半数以上であった。
 日本では、男性の突然死が、女性よりも圧倒的に多い。
 男性の寿命は短く、女性の寿命は長い。

 


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