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・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
敗者・枢軸国が全てが悪・犯罪者ではなく、勝者・連合国が全て善・正義ではない。
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ウクライナのファシストが、ナチス・ドイツに味方しソ連や連合軍と戦ったのは戦争犯罪ではなく、ナショナリズムにおける正義であり、人として当然にして正当な権利であった。
が、戦後、ウクライナのファシストやナショナリストらは、ソ連と共産主義政権による軍事裁判で戦争犯罪者として有罪となり、死刑か禁固刑に処せられた。
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ホロドモール(ウクライナ語: Голодомо́р;ロシア語: Голод на Украине;英語: Holodomor, Famine Genocide)は1932年から1933年にかけてウクライナ人が住んでいた各地域でおきた人工的な大飢饉である。
ウクライナ人たちは強制移住により、家畜や農地を奪われたために400万人から1,450万人が死亡した。また、600万人以上の出生が抑制された。
この大飢饉が当時のソ連の最高指導者ヨシフ・スターリンによる計画的な飢餓ではないかとする議論が長年続いていた。2006年にウクライナ議会は、「ウクライナ人に対するジェノサイド」であると認定した。また、米英など西側諸国においても同様の見解が示されており、ソビエト連邦による犯罪行為であるとしている。
ホロドモールの主な地域は以下の通り
ソビエト連邦のウクライナ社会主義ソビエト共和国
カザフ・ソビエト社会主義共和国
ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国のクバーニ、ヴォルガ川沿岸地域、南ウラル[要曖昧さ回避]、北シベリアなど
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飢餓輸出とは、国内で必要な物資の消費を規制し、輸出に回して外貨を獲得すること。最終的には、国内の食糧消費が不足するほどの量を輸出し、飢餓を招く事態に陥ることから名付けられた。
発生原因
・国家財政が破綻するなど経済情勢が極端に追いつめられた局面で発生する。
・宗主国が植民地(国)に対して行う強要。
・外貨獲得のための単一作物の一辺倒な作付けによる、主食となる食糧生産量の減少。
・20世紀、一部の計画経済の国では、国力の限界を超過した重工業化が行われたが、それに必要となる外貨獲得のため、その国の食料需要を無視した食料輸出が頻繁に行われ、発生した。
実例など
ロシアでは、ロマノフ朝末期から西欧諸国(特にフランス)への債務返済の目的で、小麦の飢餓輸出をおこなっていた。飢餓輸出はソ連時代になっても、外貨獲得の手段として続行された。ウラジーミル・レーニンは市場経済廃絶も兼ね、根こそぎ強制搾取で500万以上の死者を出し、ヨシフ・スターリンによる強引な農業集団化政策の影響で、1932年‐33年にウクライナで大飢饉が発生した際も、スターリンの命令により、引き続きウクライナから大量の小麦が輸出目的で搬出されたことで、飢饉の影響はより深刻かつ凄惨なものとなった。
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マルクス主義・共産主義は、反宗教無神論と都市イデオロギーで、宗教施設を破壊し、都市労働者(第二次産業)の為に地方の農家を犠牲にして農民を餓死に追い込んでいた。
レーニンは、800万人~1,450万人を餓死させた。
毛沢東は、700万人~5,000万人を餓死させた。
日本の天皇・皇室は、農業・水産業・林業(第一次産業)の神的守護者としてマルクス主義・共産主義と敵対した。
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2021年9月号 WiLL「映画『赤い闇』──ウクライナ飢饉の真相
共産主義ゆえの悲劇
歴史的大飢饉『ホロドモール』はなぜ起きたのか
一億人を殺した共産主義は形を変えて現代に蘇る
馬渕睦夫 saya
極限の空腹で人肉までを・・・
saya 共産主義の恐ろしさを描いた映画『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』(220年)が保守派の間で話題になっています。舞台は1933年、世界大恐慌のソ連。実在した英国人記者ガレス・ジョーンズが、世界恐慌下でソ連の景気だけが絶好調のナゾを解明するべくソ連に赴(おもむ)き、当局の監視をかいくぐりながら隠された真実を明らかにしていくお話です。
馬渕 当時のソ連は、第一次5ヵ年計画(1928~33)の真っただ中、目的は工業の重工業化と農業の集団化です。農業の集団化では、農作物がよく育つ肥沃(ひよく)の土地、ウクライナが標的になりました。
saya 映画ではウクライナ人が休む間もなく穀物を運ぶシーンが数回にわたって描かれ、この穀物はすべてモスクワに運ばれていました。なぜ当時の最高指導者のヨシフ・スターリンはウクライナの穀物をモスクワに運ばせたのですか。
馬渕 スターリンはウクライナで収穫された穀物を外国に輸出し、5ヵ年計画達成のための資金(外貨)を稼ごうとしたのです。その結果、ウクライナ人が食べる分の穀物までも輸出にまわされ、ウクライナでは飢饉が発生した。これはホロドモール(飢饉による虐殺)とよばれます。
saya 映画で主人公のジョーンズが食べ物(みかんと穀物)を落とすシーンがありましたが、それを見たウクライナ人がすかさず奪い取ろうとして群がりました。当時のウクライナ人の〝空腹感〟がひしひしと伝わってきて、胸が痛かった。
馬渕 親が死んで子供だけが残されたケースも多く、食べる物がないウクライナの子どもたちは樹木の皮、さらには家族の……まで食べるような状況でした。映画のなかでも、ジョーンズが子どもたちからもらって食べた肉片が、餓死した彼女たちの……だったことを知って嘔吐するショッキングなシーンがあります。飢餓を経験したことのないいまの日本人には理解できないことですが、極限状態におかれた人間は倫理観がマヒしてしまうわけです。
餓死が普通の世界
saya ジョーンズがウクライナに到着して電車を降りたとき、道のいたるとこに餓死者が転がり放置されたままでした。それにもかかわらず、誰も助けようとしない。とても印象的でした。
馬渕 私はウクライナ大使を務めましたので若干土地勘がありますが、当時はそれが〝普通〟だったんです。ホロドモールによって600万人近くの人が死んだとされ、当時のウクライナ人は『死に対する抵抗感』がなくなっていた。そのため、道端で人が死んでいても驚きもせず、助けようともしない。まさに地獄絵図です。
saya 大使はソ連で勤務した経験もお持ちです。この映画では当時のホロドモールの様子をそっくりそのまま描かれていますか。
馬渕 ウクライナの農村風景はうまく描けています。ただ、実際のホロドモールは映画の数倍はひどかった。スターリンは農業集団化によって外貨を稼ぐという表向きの目的だけでなく、ウクライナ人に対する強制的な移住や集団殺人を行った。農業で働く人々は歩くのもやっとの状態で、農業集団化に反対した人は、殺されるか、追放されるか、収容所に強制連行されるかしかなかったのです。
saya 1932年にはウクライナで国内パスポートが導入され、ウクライナ農民は地域をまたぐ自由な出入りが許されなかったそうですね。
馬渕 ええ、農地に縛り付けられ、いわば農奴状態でした。ウクライナではホロドモール追悼の日(11月第4土曜日)を設け、毎年政府主催で追悼式典が野外の広場で行われます。ウクライナ大使時代に2回ほど参列しました。極寒の夜(マイナス20℃ほど)にブルブルと震えながら長時間にわたって犠牲者に追悼を捧げる。追悼の場では、当時の状況を劇というかたちで再現しますが、正視できないほど残酷なものです。
人殺し政権
saya この映画では当時の国際社会の反応も描かれています。ジョーンズは帰国後、ソ連からの恫喝をはねのけて共産主義の実態を訴えますが、ソ連と内通するピューリッツァー賞を受賞したニューヨーク・タイムズの大物記者・ウォルター・デュランティに『デマだ』と書きたてられ、当初はまったく相手にされません。さらにジョーンズが外交顧問を務めていたロイド・ジョージ元英国首相もソ連の要請を受け、ジョーンズの話を握り潰そうとします。実際にこういう人たちが共産主義の実態を隠蔽していたのですか。
馬渕 ええ、映画内でデュランティが共産主義者たちの意見を代弁してるように、共産主義は『「階級のない理想社会」の実現のためには、ある程度の犠牲はやむを得ない』と考えます。革命の大義に反対する人を容赦なく殺す。つまり、彼らの一方的な目的のために殺人という手段を正当化した。共産主義政権は『人殺し政権』だったわけです。映画に出てきたように人質を取り、ジャーナリストたちに共産主義の実態を報じないように圧力をかけた。当時は、統制されたソ連情報の下、世界中の多くの人々が『共産主義は素晴らしい』と本気で思っていた時代だったのです。
『ヒトラー』という洗脳
saya じつは恥ずかしながら、この映画を観るまではホロドモールのことや、真の共産主義の恐ろしさを知らず、映画を観た後は『この共産主義は現代にも通じている』とゾッとしました。
馬渕 なにも恥ずかしがることはありません。学校の歴史教科書ではアドルフ・ヒトラーの悪事ばかりを強調するため、共産主義の恐ろしさを学べない。
saya たしかにそうですね。とくに私は日教組の影響力が強い神奈川県で育ったので授業もかなりリベラルで、その傾向が強かったのかもしれません。
……
馬渕 ヒトラーと共産主義の位置づけ、そこが歴史の真実を知るうえで重要な観点です。映画の最初は、ジョーンズが『ヒトラーは悪い』と言ったところから始まり、最後は『スターリンも悪かった』という結論で終わります。いわゆる正統派歴史観の欺瞞を見破るキーワードが『ファシズム』や『ファシスト』であり、『ヒトラー=ナチス=ファシスト=人類最大の巨悪』という連想は、一種の洗脳でもあるのです。つまり、ファシズムは共産主義よりも悪い体制である、ということを学校で教えることにより、〈共産主義の悪を覆い隠し、資本主義国家アメリカが共産主義国家であるソ連と組んでナチス・ドイツというファシズム国家を打倒した第二次大戦〉が正当化されるわけです。
saya 学校で習った歴史は一体なんだったんだろう・・・。たしかに学校教育では、民主主義国である米英が共産主義国家であるソ連と手を組んでワケを教えません。
欧州会議決議の衝撃
馬渕 歴史の見直しがいま進行中です。EUの欧州会議は『欧州の未来に向けた重要な欧州の記憶』と題する決議を採択(2019年9月)し、『第二次大戦の直接の原因は、独ソ不可侵条約とその秘密議定書にある』と断定しました。
saya えっ、そうなんですか。世界史の通説は、ヒトラーがポーランドに侵攻したことにより第二次大戦が始まった、というものです。
馬渕 いえ、違います。秘密議定書の存在は戦後になってからようやく明かされましたが、秘密議定書ではヒトラーのポーランド侵攻の一週間前(1939年8月23日)に独ソでポーランドを分割占領することが合意されていました。
saya これまでの正統派の歴史観がひっくり返ります。
馬渕 EUの欧州会議の決議によって、ファシズムのナチスと共産主義を『同等の悪』とみなしたことは、従来の歴史認識を半歩前進させる画期的な出来事でした。完璧な歴史認識のためには、『共産主義はファシズムより悪である』ことを理解する必要があります。何しろ、世界の共産主義者は約1億人を殺害してきたからです。
ソ連の秘密
馬渕 戦後、ナチス・ドイツによって行われたホロコースト(大量虐殺)などを裁いたニュルンベルク軍事裁判によって、ヒトラーナチスだけが悪者だと裁かれた。しかし欧州会議決議のように、第二次大戦の原因が独ソ不可侵条約とその秘密議定書にあるとすれば、スターリンも同じように戦犯として裁かれなければいけません。
saya もしスターリンが裁かれれば、日本の東京裁判も見直す流れも出てきますね。私はシンガーという立場ながら政治的な言論で携わっているのも、元特攻兵の方や保守派の先生の話を聞き、東京裁判史観を疑ってことがはじまりでした。……
馬渕 おっしゃるとおりです。ただ、日本にはスターリンやコミンテルン(国際共産主義運動の指導組織)にハメられて戦争が起こったという説があり、これは半分正しいのですが、半分は間違っています。ここが歴史を知るうえで一番大事なポイントになります。
それは、スターリンの背後に〝誰がいたか〟という議論です。たとえば、通説では5ヵ年計画に必要な外貨は、穀物の輸出によって賄(まかな)われていたとされていますが、穀物の輸出だけではソ連が世界大恐慌のなかで生き残ることはできません。ではどうやって資金を調達したのか。それはアメリカの金融資本家=ディープステートがソ連を支援したからです。
5ヵ年計画の工業化プロジェクトに対し、アメリカのモルガン財閥やロックフェラー財閥などが投資しました。たとえば、電化計画に対してはモルガン系のGE(ゼネラルエレクトリック社)が発電所を100基建設しました。これがソ連の秘密です。それはソ連が誕生したロシア革命が、まさにディープステートが支援したことによって起こったからです。
saya 大使の本のなかで衝撃を受けたお話しです。ロシア革命は当時ロシアを支配していたロマノフ王朝の圧政に苦しむロシア人が反乱を起こした革命だ、と教わります。
馬渕 ロシア革命の真実は、自由と平等を獲得しようとしたロシア国民の戦いではなく、ロシア国内でよくあつされていた少数民族であるユダヤ人を帝政から解放することでした。ユダヤ系左派(ディープステートの代理人)が起こした〝ユダヤ革命〟です。
スターリンVSユダヤ人
馬渕 これはたくさんの資料からもハッキリしており、母親がユダヤ系であるウラジーミル・レーニン以下、主だった革命家はすべてユダヤ人です。
saya ということは、映画に出てくるスターリンも・・・。
馬渕 いえ、スターリンはユダヤ人ではなくグルジア人です。スターリンまでのソ連の最高指導者はみなユダヤ人でしたが、スターリン以降ソ連崩壊までの指導者はユダヤ人ではない。スターリン政権の特徴はボルシェビッキ古参党員の大粛清に見られるように、ユダヤ人の手から政治権力を取り戻したという側面もあります。ソ連崩壊後のエリツィン政権時代は、急激な民営化を悪用して大富豪にのし上がったユダヤ系の新興財閥(オリガルヒ)が政治の実権を握っていましたが、ウラジーミル・プーチン大統領によって彼らは次々とロシアを追われました。……
……
saya 大使のお話を聞いていると、歴史は一度疑ってみないといけない、と改めて思わされます。たとえば、中国の正体は共産主義を笠に着た『帝国主義』ですが、ある種の『愛国的な民族主義』の側面もふくまれており、スターリンの評価が変化していくのと同様に、習近平の100年後の評価は誰にもわかりません。もちろん習近平は『悪』であり、共産党が支配する中国を許してはいけませんが。
馬渕 念のためですが、ユダヤ人を大量虐殺したヒトラーやホロドモールをやったスターリンも間違いなく『悪』です。これはいまの言葉でいえば『ジェノサイド』。この映画では触れられていませんが、レーニンのボルシェビッキ政権もロシア人に対する大虐殺を行いました。これもジェノサイドと認定すべきです。
ディープステートの原点
……
馬渕 ……そしてその学者がもう一つ言わないことがあります。トロッキーの世界同時革命論を受け継いだ末裔(まつえい)たちがアメリカに行、その人たちが『ネオコン』と称してディープステートの世界統一戦略外交の先兵になったことです。。
saya ということは、ディープステートであり、世界同時共産主義革命を目指そうとしていた人ということですね。
共産主義革命が起こるアメリカ
……
日本にも忍び寄る共産主義
saya いまアメリカで、何が起こっているのですか。
馬渕 まず、民主党が有権者の身元確認を不要とするなど選挙法の改悪を試みて、未来永劫に民主党政権が続くように仕向けています。そして、共産主義を導入するために必要な『既存の秩序の崩壊』のため、シカゴなどの大都市での治安悪化、アンティファやBLM(ブラック・ライブズ・マター)などの過激派の暴動などの『無政府的状態』を故意に放置しています。いや、取り締まれないと言った方が適当かもしれません。
saya それはバイデン大統領が警察予算の削減を明言したからでしょうね。
馬渕 それももちろん大きく影響しています。ただやはり、一番は民主党が極端な人種差別(レイシズム)を煽ったこと。それにより、黒人を逮捕することは人種差別だと糾弾されるようになりました。いわゆるポリティカル・コレクトネス(少数者優遇政治)です。
saya アメリカで起こっている共産主義革命の原因がポリコレにあるとおっしゃられましたが、日本でも『選択的夫婦別姓の導入』や『LGBT理解増進法』を推進する動きがみられるなど、差別を煽っているように思えます。……
馬渕 ……危惧しなければならないのは、日本で共産主義の本質を自覚せずに左翼リベラルにシンパシーを抱く人が増えたこと。『ポリティカル・コレクトネス』『アイデンティティ・ポリティクス』『キャンセル・カルチャー』など、マルクス主義亜流のフランクフルト学派の批判理論に沿って、社会の分断が着実に進んでいるのです。
国民の劣化政策
saya たしかにいま日本の若者は、日本共産党やれいわ新選組などの極左政党にシンパシーを抱いています。それはたぶん、日本の経済状況が30年低迷し、若い世代が終身雇用のように安心できる生活を送れていないことが原因の一つです。ホロドモール下のウクライナのような貧しさはないものの、相対的な貧困感が若者を襲っている。
馬渕 人間というのは『あなたが不幸なのは社会が悪いから』と言われると、簡単に共産主義の魔力に引っかかってしまいます。ただ、ここまでお話ししてきたように、ソ連共産主義政権の実態を学ぶことは、今日忍び寄る共産主義の脅威に対抗するうえで参考になります。ソ連が1991年に崩壊したことで、以後の世界において共産主義の脅威が消滅したとして、私たちは共産主義に対する警戒感が武装解除されてしまった。現在の私たちは、共産主義、すなわちグローバリズムの脅威に対してまったく無防備な状況にあります。
実際のところ、ソ連共産主義政権が行った国民の〝劣化政策〟が、現在グローバリズムの口実の下で密かに進行中です。その嚆矢(こうし)となったのが1980年後半から浸透した若い男女の『同棲』です。
saya 同棲ですか。たしかに私の世代までは、同棲することは『恥ずかしいこと』だという感覚が残っていました。しかしいまの20代の若者は同棲をすることが当たり前になっています。
馬渕 ……同棲が普及したことにより、結婚や家族の価値が社会的に低下し、その結果として児童虐待死や親殺しなど『家族の崩壊』が社会問題になってきた。
これはレーニンが『フリーセックス』を出し、女性をいわば国家の所有物化したため、ロシア人が伝統的に重視してきた『家族の絆』を破壊したことと同じです。
2,000万人の犠牲者のために
馬渕 このように、共産主義者は最初に家族の絆を破壊しようとします。というのも、共産主義の間違いに気づいたとき、家族がいれば家族のなかで『共産主義はおかしい、騙されてはいけない』と意見を共有することができます。その家族が破壊され個人化されれば、共産主義の〝甘言〟に容赦なく洗脳されてしまいます。
saya 確かにそうですね。『英霊にありがとう』というお題目だけでは守りたいものも守れないのと同様、『共産主義って恐ろしい』だけでは共産主義を遠ざけることはできません。共産主義の根底にあるものは常に私たち自身に秘めるものであり、それは常に形を変えて蠢(うごめ)いてきます。いまの若い世代は共産主義者たちの手口、そして共産主義の恐ろしさを改めて学ぶ必要がありますね。
馬渕 『理想社会』といわれたソ連では、2,000万人ともいわれる人たちが革命の犠牲になりました。現代に再び『共産主義=理想社会』という間違った考えが蘇ることになるならば、かつて共産主義の犠牲となった人々の霊が浮かばれません。われわれはこれら無辜(むこ)の人々の死を決して無駄にしてはいけない。歴史から学び、忌(いま)まわしい共産主義の復活を阻止することが、幸いにして共産主義の恐怖を免れ、平和を享受している私たちのこれら犠牲者に対する供養にもなると信じます。」
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20世紀の戦争、第二次世界大戦はヒトラーのナチス・ドイツとスターリンのソ連が始めた戦争である。
日本が巻き込まれた日中戦争から太平洋戦争は、レーニンが仕組んだ戦争であった。
共産主義は、平和勢力ではなく、イデオロギーの為に戦争を起こした戦争屋である。
現・中国共産党は、マルクス、レーニン、スターリン、毛沢東の正統な後継者として虐殺のDNAを受け継いでいる。
コミンテルンの日本支部・日本共産党は「平和の政党として最後まで戦争に反対した」、はウソである。
軍国日本の戦争は、やむおえない積極的自衛戦争であった。
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軍国日本が戦争した敵とは、明治時代はロシアであり、大正中期から昭和初期まではソ連・コミンテルン・中国共産党・日本共産党などの国際的共産主義勢力であった。
つまり、国際的反天皇反民族反日本勢力であった。
現代残っている反天皇反民族反日本共産主義勢力とは、中国共産党(皇帝型共産主義)、北朝鮮(王朝型共産主義)そして日本共産党(リベラル型共産主義)である。
戦前の革新官僚や統制軍人エリートは、マルクス主義に染まり、ソ連の5ヵ年計画を真似た統制政策を日本で実行しようとし、その為の手段として戦争を起こしていた。
つまり、日本人軍国主義者とは、天皇主義第一次産業(地方・下層民・下級民)ファシストではなく、マルクス主義に染まった都市部・上級民・富裕民の高学歴な知的エリートや進歩的インテリであった。
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中国共産党は、巨額のチャイナマネーをアメリカのリベラル勢力に選挙資金・活動資金としてばら撒き、大量の中国人移民をアメリカに送り込んで参政権(投票権・立候補権)獲得と役人登用でアメリカ社会に深く食い込んでいる。
つまり、内部から崩壊させ支配するとい「トロイの木馬」作戦である。
同様に、中国共産党は、日本国内の親中国派・媚中派やアイヌ民族・琉球民族そして同和組織・マルクス主義者などの中の過激な反天皇反民族反日本集団に接近している。
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マルクス主義とは、完全な自由と平等を求め自分を束縛する社会の一切から解放し、私人・個人、孤立・孤独・無縁で生きる事を理想とする究極の「お一人様イデオロギー」であり、そこには国家、民族、古典・伝統、文明・文化、宗教さらには家・家族、親子、兄弟姉妹、男女、夫婦、老人・若者、知人・友人、先祖・子孫、その他、全ての「人のしがらみ」を排除・消滅させ、個として一人で生きる事を理想とする他者否定のイデオロギーである。
共産主義は、マルクス主義の原理主義で、目指す理想社会のキーワードが「分断・断絶・分裂」である。
共産党は、共産主義の大義の為に親兄弟で人民革命に疑問を持つ物の密告を奨励し、共産主義の正義の為に反革命思想に染まった親兄弟を人民裁判でその罪を告発させ、有罪となった反乱分子は公開で処刑した。
中国共産党は、文化大革命などで子供の密告と告発で有罪となった親を処刑し、その逆のケースもあった。
共産主義体制とは、「親孝行の為ならば法律を破る」儒教とは正反対で、党規約=党法の為ならば親でも見殺しにする非人間的体制で、共産党支配を維持ある為に党に忠誠を誓う秘密警察が24時間・四六時中監視する非人権体制で、暴力・拷問・死で抑圧弾圧するする非人命・非道徳体制である。
共産主義の見本が、スターリンのソ連と毛沢東の中国共産党であり、それ以外にはない。
共産主義国家とは、
日本のマルクス主義者が理想とするイデオロギー・リーダーは、虐殺者レーニンである。
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現代の歴史教育で高得点を取った歴史好きの高学歴の知的エリートや進歩的インテリには、本当の日本史も世界史も理解できない。
彼らが好んで多くの歴史書を読んでも、しょせん「論語読みの論語知らず」であり、馬の耳に念仏、兎に祭文、牛の経文で「ムダはムダ」なのである。
何故なら、ウクライナ人がソ連の共産主義と連合国のユダヤ系国際資本と戦ったというウクライナのナショナリズム及びファシズムが理解できないからである。
特に、左翼・左派・ネットサハ、反天皇反民族反日的日本人、リベラル派・革新派そして一部の保守派やメディア関係者にそれが「ハッキリ」といえる。
彼らは、総じて反宗教無神論のマルクス主義者で靖国神社反対派である。
中国共産党に忖度する、保守陣営の親中国派・媚中派(新朝貢派)も同様である。
さらには、右翼・右派・ネットウヨクも所詮は物事の分別がつかない無知蒙昧である。
そうした日本人は、リベラル派戦後民主主義教育世代とその薫陶を受けた有能・優秀な次世代、つまり高学歴な日本を動かしている知的エリートや進歩的インテリである。
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靖国神社とは、近代天皇と日本軍部が、世界人類の人権・人命・人道と日本民族の道徳・心・志を平和貢献と人道貢献として旭日旗(日本軍旗)の下で実行した輝かしい象徴である。
平和貢献と人道貢献の主役は、日本陸軍であった。
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戦前の日本共産党は、反宗教無神論と反天皇反民族反日本を掲げ、暴力的人民革命を起こし、天皇制度を廃絶し、天皇とその一族を皆殺しにし、日本を人民独裁のソ連型共産主義国家に作り変えようとしていた。
ソ連・コミンテルン・中国共産党などの国際的共産主義勢力は、共産主義の正義・大義から日本人共産主義者を支援していた。
日本人共産主義者テロリストは、キリスト教系朝鮮人テロリスト同様に昭和天皇と皇族を虐殺する為につけ狙っていた。
戦前の悪法である治安維持法や不敬罪・大逆罪・反逆罪は、そうした共産主義勢力を取り締まる為に制定された。
現代のマルクス主義は、戦前の共産主義活動を正当であったと追認し、その認識を歴史教科書に反映させている。
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マルクス主義とくに共産主義は、反宗教無神論と自然破壊の科学万能主義で、日本では反天皇反民族反日本で、非人間非人道非人権人命軽視の暴力的人民革命イデオロギーであった。
共産主義は、儒教原理主義の朱子学との類似性が強い。
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人類史的世界史的に血に飢え残虐な虐殺を繰り返したのは、キリスト教やイスラム教の宗教原理主義ではなく共産主義と朱子学儒教などのイデオロギー原理主義である。
共産主義体制とは、労働者の楽園・天国ではなく人民の地獄であった。
朱子学儒教体制とは、領民の王道楽土ではなく民衆の地獄であった。
共産主義体制の地獄は、共産主義の正義・大義の掛け声で、ソ連だけではなく中国共産党政府、北朝鮮、東欧など全ての共産主義国家で繰り広げられた。
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日本の軍国主義者・民族主義者は、大正期から昭和初期にかけてソ連・コミンテルン・中国共産党・日本共産党といった国際共産主義勢力から日本民族の天皇制度国家日本を守る為に積極的自衛戦争を続けていた。
国際法と国際世論は、軍国日本の戦争を領土拡大目的の侵略戦争と認定し、戦争犯罪と糾弾して戦争を始めた政治家・軍人・官僚を見せしめ的縛り首で殺した。
反共産主義の軍国日本が国防の脅威と感じたのは、中国国民党の孫文が中国武力統一の為にソ連のレーニンと手を組み、国際的共産主義勢力の支援を受け、国共合作で中国共産党を政府や軍隊に引き入れたからである。
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マルクス主義とくに共産主義とは、富の再配分が可能な世界経済膨張・社会拡大隆盛の人口爆発期イデオロギーであって、貧困のどん底に転げ落ちる世界経済収縮・社会縮小衰退の人口激減期イデオロギーではない。
つまり、食い尽くして飛び去る飢えた貪欲・強欲なイナゴ集団の滅ぶの笛である。
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国家・国民を支配するのに51%以上の多数派になる必要はなく、3%~5%の少数派で充分である。
つまり、同調圧力・空気圧に影響されて動く日本(人口約1億2,000万人)を支配するなら3%(約360万人)の同志がいればこと足りる。
長野中国人騒動事件。在日中国大使館は、中国共産党の命令に従って在日中国人数千人を長野市に動員して、北京オリンピック聖火リレーでチベット弾圧に抗議する日本在住チベット人や日本の人権・人道市民団体を襲わせた。
保守派自民党政権は、中国共産党の御機嫌を損ねる事を怖れ、襲撃する中国人ではなく抵抗するチベット人や日本人を逮捕した。
親中国派・媚中派のメディア報道機関は、報道しない自由・国民に知らせない権利から、中国のイメージ悪化を恐れて中国人暴動事件を詳しく報道せず闇に消した。
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少子高齢化による人口激減を解消する為に、1,000万人外国人移民計画(主に中国人移民)を実行さている。
現実問題として、移民大国となった日本では中国人移民が増え始めている。
中国共産党は、中国人移民が多く住み地域に支部が開設し、日本国への忠誠より共産党への忠誠を求め、共産党の支配を強化している。
中国人移民に日本国籍を取らせ、参政権(投票権・立候補権)と地方公務員(役人)・国家公務員(官僚)登用権を獲得する事で、日本国内部に深く根を張らせる。
それは中国式陣地取り、つまり「碁」である。
中国人移民を日本に送り込むのは「トロイの木馬」で、日本人支援者の協力を得て日本を中国人が住みやすい環境に内部から改造しようとしている。
それは、ウイルス感染とウイルス増殖に似ている。
では、誰が中国共産党と中国人移民・中国人留学生を引き入れたかと言えば、反天皇反日本人のリベラル派戦後民主主義教育世代とその薫陶を受けた有能・優秀な次世代、高学歴な知的インテリや進歩的インテリである。
中国共産党の影響は、日本の最難関優秀大学・教育機関とメディア報道機関に深く根付いている。
敵の敵は味方、というわけである。
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石平「敵の内部に入り込み、次第に乗っ取る浸透工作は中国のお家芸です。周恩来がやったことを思い出してください。
1924年、コミンテルンは共産党の活躍が期待外れあったため、孫文率いる国民党の乗っ取りに乗り出します。コミンテルンは国民党の支援や武器を提供する見返りとして、共産党幹部が共産党員のまま国民党幹部に参画することを受け入れるよう要求。かなり無理な要求ですが、どいしてもコミンテルンの支援が欲しかった孫文はこれを承諾したのです。国民党はコミンテルンの全面支援を受けて、革命本拠地で黄埔(こうほ)軍官学校を創設し、その重要ポストである政治部主任に周恩来が就任しました。
周恩来はそのポストを利用し、国民党の軍官を共産党の信奉者に転向させ、暴動を起こさせました。これが、1927年のいわつる南昌蜂起(なんしょうほうき)で、この日、8月1日は人民解放軍建軍記念日とされています。
共産党の浸透工作は、国共内戦の趨勢を決した三大戦役(遼瀋{りょうしん}戦役、淮海(わいかい)戦役、平津{へいしん}戦役)でも活かされています。
淮海戦役は徐州で2カ月もの間、国共双方が何十万人もの兵士を投入して戦った、いわば天下分け目の関ヶ原の戦い。なぜ、ここで共産党が勝てたかと言えば、国民党軍の最高司令部に周恩来の放ったスパイが十数年前から潜入していたからです。このスパイによって、国民党軍の作戦はすべて共産党に筒抜けでした。
国民党の最高司令部が立てた作戦計画が、戦地の国民党軍の司令官に伝わる前に、毛沢東は情報を摑んでいたなんて伝説もあるくらいです。
敵のなかに深く入り込んで徹底的に情報を盗み、策動し、潰すのは中国共産党のお家芸なのです。永田町にもそういう人物がいるのではないか、……」
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親中国派・媚中派は、現代でも周恩来が日本に仕掛けた巧妙な陰謀・謀略の罠にはまり、毛沢東よりも周恩来を偉大な指導者と崇めている。
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独立王国時代のチベットで、政権中枢にいた親中国派・媚中派は中国共産党政府との友好関係を築く為に、条約を結び、中国人移民を受け入れた。
中国共産党は、中国人移民を保護する名目でチベットを侵略し、法王派、反中国派、民族主義、親英派、新インド派、宗教勢力を武力で排除して占領してチベット王国を滅亡させ、チベット宗教を弾圧し、死と暴力の恐怖支配を続けた。
中国軍は、共産主義による人民解放を大義として200万人以上のチベット人を虐殺した。
中国人の微笑みには、血に飢えた残忍な真顔が隠れている。
親中国派・媚中派は、自国の国益や自国民の権利よりも中国共産党の利益を優先している。
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一般中国人と中国共産党員・中国軍人・武装警察官・民兵・海民兵・秘密結社構成員・中国人犯罪者・その他は別人である。
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ロシア革命は、少数派であるボルシェビキのさらに少数派であるレーニン率いるロシア共産党が勝利して成功した。
レーニンは、ソ連とロシア共産党を支配する為に少数精兵として党内のレーニン派以外の多数派・反主流派を粛清した。
スターリンも、独裁支配を完成させる為にライバルのトロッキーやレーニン派など1,000万人以上を粛清して独自の少数派を維持した。
共産主義とは、人民多数派ではなく党少数派、少数派の中の少数精兵のイデオロギーである。
それは、中国共産党も同様である。
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