🔯17」─2・A─8000年前。古代四大文明。ギルガメシュ叙事詩と自然破壊の農業。釈迦と仏教。書き言葉。文字の発明。~ No.54 @ 

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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。  
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・    
 司馬遼太郎。普遍的なものが文明、普遍的でなく特定の集団でしか通用しないのが文化。
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 日本農業は、自然災害が多発する為に自然共存型であった。
 大陸農業は、自然災害が少ない為に自然破壊型であった。
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 F・バスキエーリ・サルバドーリ/ピエール・ロレンツォ・フローリオ「神はまた言われた。『地は生き物を種類に従っていだせ。家畜と這うものと、地の獣との種類に従っていだせ』。その様になった。神は見てよしとされた。『創世記』によれば、天地創造は第五日目の出来事であった。したがってその後、方舟をでたノアに神が与えた言葉は、これとはいささか異にしていた。しかし、決して動物に有利な言葉ではなかった。
『生めよ、増えよ、地に満ちよ。地の全ての獣、空の全ての鳥は恐れおののいて、あなた方の支配に服するであろう』
 疑うことなくノアの子孫達は、神の言葉を確実に守った。人が増えるにつれ、動物は減っていった」(『滅び行く野生動物』)
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 都市の広場から沸いた西洋哲学と旅の歩みから湧いた日本哲学
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 西洋の哲学は、古代ギリシャのポリスの広場に於ける公開討論から生まれた。
 哲学者や知識人達は、大勢の聴衆の前で自説を持って激しい論戦を繰り広げていた。
 人と対話(ダイアローグ)する事で、真実の探求から哲学や自然科学や宗教など多くの学問が生まれ進歩し、後世に残るか残されないかは聴衆によって判断さされた。
 ソクラテスプラトンアリストテレスらも、人との高度な理論による対話と素人聴衆に分かりやすい表現での言葉で独自の哲学を編み出した。
 西洋哲学の議論に於いて、基本的に、専門家と素人聴衆者を必要とする。
 素人聴衆者・民衆は、興味があっても理解する能力がない為に、聞き心地の良い言葉に騙され洗脳されやすかった。
 古代ギリシャの民主主義は、個人益に走った扇動者の誘導で崩壊した。
 日本の哲学・思想は、自己内対話で沈思黙考をする為に、隠遁者として書斎に籠もり時に散策する方法と求道者として旅を続ける方法がある。
 哲学・思想を深める為に他人と話す事はあっても、口角泡を飛ばすような激論はせず、異論であっても相手の考えを尊重して面と向かって否定せず、相手の気持ちを忖度してよく聞きながら対話した。
 決して、喧嘩別れしてシコリを残さない様に、相手を傷付けない様に、相手に配慮して、最終的な優劣を付けず曖昧のままにして分かれた。
 日本の議論は、多種多様な価値観がある事を前提に為てお互いの考えを高める為のものであつて、価値観を一つに統一する為に相手を論破し圧殺するものではなかった。
 日本の哲学・思想の発展には、西洋の様な真贋を判定する素人聴衆は存在しなかった。
 百姓・町人などの庶民は、西洋の民衆とは違って高尚な哲学や思想とは無縁に仕事をし日々の生活をしていた為に、農産物の生育や道具の生産技術向上に無関係な哲学や思想には全く関心がなかった。
 庶民は、生活に役に立つか立たないか分からない様な賢人が編み出した高尚な哲学や思想より、生活に役に立つ優れた職人芸としての匠の技を尊んだ。
 西洋は精神的な絶対神の隣人愛信仰を選んだが、日本は現実的なパンを選んだ。
 日本は、パンの為に生きていた。
 多発する自然の大災害でいつ何時不運にも死ぬか分からない過酷な環境の日本列島に於いて、世界的な哲学や思想そして普遍的宗教は生まれなかった。
 西洋の哲学や思想は公共の広場から沸き出したが、日本の哲学や思想は人気の少ない道から湧き出した。
 西洋の対話が動的であるなら、日本の対話は静的である。
 西洋の論理は客観的であったが、日本の論理は直観的であった。
 西洋を粘着性の強い油とするなら、日本は淡泊で流れて消える水である。
 西洋では革命が起きたが、日本では革命が起きなかった。
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 ソクラテスプラトンアリストテレスの三大哲学者は、市民という概念を生み出したが、衆愚に陥りやすデモクラシーを批判した。
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 8000年前 西アジアアゼルバイジャンの遺跡からヤギやヒツジ由来の複数の骨の破片が出土し、牧畜が行われていた事が証明された。
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 5000年前 人類は書き言葉を使い始めた。
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 紀元前3500年から紀元前3000年の間に、文字は発明された。
 イラククウェートにあたるシュメール地域で、絵文字が使われ始めた。
 大麦を受領した行政文書、粘土板「29086大麦 37ヶ月 クシム」
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 古代において多神教は多数派で、人は神の子孫というのが世界の常識であった。
 ギリシャやローマでは、王侯貴族など特別な階級は、神話で語れる特殊な神々の子孫とされている。
 多神教ギリシャ神話もローマ神話北欧神話も、人は神の子孫と謳っている。
 シーザーも、神話に出てくる神の子孫であった。
 古代ゲルマン諸族の三男神
 インガエウオネース族の氏神は、「地」を支配するイングウアツ神。
 インガエウオネース族は、北海ゲルマン人と呼ばれ、アングル族とサクソン族が属する。
 ヘルミノーネス族の氏神は、「天」を支配するヘルミナツ神あるいはエルミナツ神と呼ばれる。
 ヘルミノーネス族は、エルベ河ゲルマン人と呼ばれた。
 イスタエウォネース族の氏神は、「大気」を支配するウォーデン神。
 イスタエウォネーウ族は、ライン・ヴェーゼル河ゲルマン人と呼ばれ、フランク族が属する。
 氏神を持つ民族は、多くの部族に分かれて世界中に広がった。
 日本神話も、多神教氏神信仰の一つである。
 日本神道は、絶対不寛容にして天罰を下す怒れる創造主のユダヤ教ではなく、三祖神崇拝の古代北欧神話に似ていると言われている。
 現代に於いて、多神教は少数派で滅び行く信仰である。
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 征服者は、占領地を効率よく支配する為に、地元住民の中で臣下を誓う者に特権を与え、地元住民を管理するように命じた。
 特権を与えられた地元住民は、下僕のように媚び諂う者を手下として、同胞を奴隷の如く管理し、重労働を強要し、得た収益を容赦なく搾取した。
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 古代バビロンの神殿に仕える巫女達は、神官や礼拝者達に聖なる踊りを見せると共に性の相手をして、報酬として金を得ていた。
 世界中の神殿や寺院では、例外なく、公然と巫女や舞姫による売春行為が行われていた。
 寺院売春を管理する男達は、より多くの金を稼ぐ為に、神殿や寺院の周辺で売春宿を構えて多くの売春奴隷を集めていた。
 売春奴隷は女や男もいて、奴隷市場で買うか、戦場で捕らえて強制連行していた。
 日本では、白拍子や傀儡と呼ばれる女達は遊女であった。
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 紀元前3300年 南メソポタミアの地で、世界最古のメソポタミア文明が開花した。
 紀元前3100年 シュメール人都市国家を建設した。
 紀元前2500年 ウル第1王朝成立。
 紀元前2000年前半 ヘブライ人の祖先は、ユーフラテス川の上流域からパレスチナ地方に移住した。
 紀元前1792年 バビロニア王ハンムラビによる法典碑を造る。
 紀元前1750年頃 ハンムラビ王は、アッシリアを制圧した。
 紀元前1700年〜紀元前1500年 フルリ人は西アジアを征服した。
 紀元前1650年 ハットゥシャを都とするヒッタイト王朝。
 紀元前1646年〜紀元前1626年 バビロニア王アンミ・サドゥカの治世。
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 紀元前3000年頃 『二つの川の間』という意味のメソポタミアに、シュメール文明で生まれ、シュメール神話が誕生した
 世界最古の神話、メソポタミア神話(古代オリエント神話)。シュメール人のシュメール神話。アッカド人のアッカド神話。アッカド神話は、後にバビロニア神話とアッシリア神話に分かれた。
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 紀元前3000年〜紀元前2000年 古代メソポタミアの文学作品、『ギルガメシュ叙事詩
 粘土版1。
 ウルクギルガメシュは、2/3が神で、1/3が人間であった。
 神はエンキドゥをつくる。
 寺院娼婦シャムハットとエンキドゥが出会う。 
 粘土版 2。
 シャムハットは、エンキドゥに人間の食物を与える。
 エンキドゥはウルクを訪れる。
 ギルガメシュの結婚式場での争いの後、エンキドゥとギルガメシュは友だちになる。
 ギルガメシュは名誉を得るために、杉の森に住む半神フンババを倒す事をエンキドゥに誘う。 
 粘土版3。
 ギルガメシュは母である女神ニンスンを訪問。
 ニンスンは太陽神シャマシュに2人の保護を祈る。
 ニンスンはエンキドゥを養子にする。
 2人の出発。
 粘土版4
 2人は数日間かけて杉の森に向かう。
 ギルガメシュは5つの恐ろしい夢を見るが、エンキドゥはそれらを吉兆と告げる。
 2人は山に近づいて行き、フンババのうなり声を聞く。
 粘土版5。
 2人は杉の森に入る。
 フンババは2人を脅し、ギルガメシュの内蔵を鳥に食べさせることを誓う。
 戦いが始まると、山は揺れて空は暗くなる。
 太陽神シャマシュは13の風を吹かせ、フンババを捕える。
 ギルガメシュフンババを助けようとするが、エンキドゥは殺すことを勧める。
 フンババは2人に呪いをかけ、ギルガメシュフンババの首を打って殺す。
 2人は杉を伐って船を造り、ユーフラテス川を杉の大木とフンババの首を持って帰還。
 粘土版6。
 イシュタルは以前の恋敵に復讐するために、父神アヌに聖牛グガランナを送ることを求めるがアヌは拒否した。
 イシュタルは生者より多数の死者を蘇らせると脅し、アヌはイシュタルの要求を聞き、グガランナを送る。
 グガランナはイシュタルに導かれ、ウルクを破壊。ユーフラテス川の水位が下がる。
 ギルガメシュとエンキドゥはグガランナを倒し、心臓を太陽神シャマシュに捧げる。
 ウルク歓喜する。エンキドゥは不吉な夢を見る。
 粘土版7。
 エンキドゥの夢では、シャマシュの反対にも関わらず、神々は2人のうち1人のエンキドゥを、聖牛グガランナとフンババを倒したために殺すことを決めていた。
 2番目の夢では、冥界にいる。
  現実のエンキドゥの体調は悪化し、12日後に死亡した。
 粘土版8。
 ギルガメシュはエンキドゥを追悼した。
 粘土版9。
 ギルガメシュは、大洪水の生存者で神によって妻とともに不死を与えられていたウトナピシュティム(「遠方」の意)に出会い、永遠の生命を求めるため旅立つ。
 ギルガメシュは夜、山でライオンの一群に出会い、寝る。
 夜中目を覚ましたギルガメシュは、ライオンを殺しその皮を身にまとう。
 ギルガメシュは地の果てでマシュ山の双子山に着く。
 ギルガメシュは門を守る2人のサソリ人間が彼が半神であることが分かった後に門を通過し、太陽の道を進む。
 ギルガメシュは、宝石で満ちた木々がある楽園に到着した。
 粘土版10。
 ギルガメシュは、酒屋の女将シドゥリに旅の目的を話す。
 シドゥリは、人間はいずれは死ぬものと諭したがギルガメシュの決意は固く、彼女は渡船業者ウルシャナビをギルガメシュが海を渡るために紹介する。
 ギルガメシュの船がウトナピシュティムの島に着くと、ウトナピシュティムはギルガメシュの旅の目的を聞く。
 粘土版11。
 ギルガメシュはウトナピシュティムにどのように不死を手に入れたかを尋ねる。
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 洪水物語。
 ウトナピシュティムは、神々が洪水を起したときの話をする。
 エア神の説明により、ウトナピシュティムは船をつくり、自分と自分の家族、船大工、全ての動物を乗船させる。
 6日間の嵐の後に人間は粘土になる。ウトナピシュティムの船はニシル山の頂上に着地。
 その7日後、ウトナピシュティムは、鳩、ツバメ、カラスを放つ。
 ウトナピシュティムは船を開け、乗船者を解放した後、神に生け贄を捧げる。
 エンリル神はウトナピシュティムに永遠の命を与え、ウトナピシュティムは2つの川の合流地点に住む。
 ウトナピシュティムが話し終え、不死になるには6日6晩の間眠ってはいけないと告げると、ギルガメシュは眠る。
 ウトナピシュティムは、ギルガメシュとウルシャナビをウルクへ帰還させる。
 ウトナピシュティムと彼の妻はギルガメシュのお土産として、海の底で若返る効用がある植物があることを教え、ギルガメシュは足に石の重りを付けて海底を歩きその植物を手に入れる。
 帰還途中、蛇がその植物を取って行く。
 ギルガメシュと船頭ウルシャナビはウルクへ到着した。
 粘土版12。
 粘土版1ー11とは独立。
 天地が創造されてしばらく経ったある時、ユーフラテス川のほとりに柳の木が生えていた。これが南風により倒れ、川の氾濫によって流され、これを見つけたイシュタルによって椅子と寝台にする目的で聖なる園に植えられる。
 ところがその木に蛇やズー、リリトが棲みつき、これを聞いたギルガメシュにより蛇は撃ち殺され、ズーとその子供達は山へと、リリトは砂漠へと逃げていった。
 ギルガメシュの家来たちによって木は切り倒され、イシュタルはその礼に木の根元から太鼓と撥を作り、ギルガメシュはこれを受け取る。
 ところが、詳細は不明だが若い娘たちの叫び声が原因となって太鼓と撥は大地の割れ目から地下に落ちてしまった。
 そこでエンキドゥが冥界に向かうこととなり、ギルガメシュはあらゆる注意事項をエンキドゥに言い聞かせるが伝わらず、エンキドゥはタブーを破って冥界に囚われてしまう。
 ギルガメシュはエンリルに助けを求めるが取り合わず、エアに助けを求めると彼は承諾した。
 最後は冥界にいるエンキドゥが、エア神と太陽神シャマシュの助けによって影(すなわち魂)のみ地上に戻る。
 その後はエンキドゥにより冥界の様子が語られる。
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 2016年11月14日 産経ニュース「3千年前のひつぎやミイラ、エジプト南部で発見
 エジプト南部ルクソールで見つかった、色彩豊かなひつぎ(エジプト考古省提供・共同)
 エジプト考古省は13日、同国南部ルクソールで、古代エジプト第3中間期の約3千年前のものとみられる墓やひつぎ、保存状態の良好なミイラをエジプトとスペインの発掘隊が発見したと発表した。
 考古省によると、墓の中から、ミイラの入った木製のひつぎが見つかった。王家の使用人の墓とみられる。
 ひつぎは色彩豊かな装飾が特徴で、女神「イシス」などが描かれている。(共同)」
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 紀元前3000年 エジプト文明。エジプト神話。
 上下エジプトが統一され、エジプト第一王朝が成立した。
 紀元前2560年 第4王朝のクフ王は、ギザにピラミッドの建設を開始し、約20年後に完成した。
 紀元前1663年 エジプトで第13王朝と第14王朝。
 下エジプト東部のアヴァリスを中心に異民族ヒクソスによる第15王朝(大ヒクソス)が成立。
 同時期に下エジプト西部にて諸侯国が成立し第16王朝(小ヒクソス)と呼ばれる。
 紀元前1333年 ツタンカーメン王の即位。
 紀元前1279年 ラメセス2世の即位。
 紀元前332年 アレクサンドロス大王は、エジプトを占領。
 紀元前30年 クレオパトラ7世の自殺で、古代エジプト王朝時代が終了した。
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 紀元前1700年 クレタ島クノッソス、古宮殿時代から新宮殿時代へと移行した。
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 紀元前2600年 インダス文明モヘンジョダロハラッパーなどに計画都市が建設された。
 紀元前500年 ゴータマ・シッダールタ(紀元前463〜383年)は、悟りを開きブッダ(釈迦)となり仏教を時始めた。
 仏教は、アジアに伝播していった。
 538年 日本に仏教が伝わった。
 釈尊は、苦しみが満ちているこの世で何故生きねばならないのか、幸せに生きるにはどうしたらいいかを考えて悟りを開き、人々を正しい道に導く為に教えを広めた。
 「過去を追うな。未来に求めるな。今、なすべき事をしっかりせよ」
 死後の世界は極楽浄土も地獄も仏の世界であり、どちらに行くかは仏に任せ、命ある今を正しい教えに従って真っ当に生きればいい。
 死んだ者は、例外なく、分け隔てなく、全員が仏の世界に行く。
 死別した寂しさによる異常な思い入れで泣き崩れて死者の魂をこの世に呪縛せず、死者の魂を安心させて仏の世界に旅発たせる事である。
 親の恩に感謝するのであれば、見栄を張って立派な墓を立てこれ見よがしに葬儀をせず、忘れていない事伝える為にヒッソリとお墓参りをすればいい。
 俗世の金銭や名誉や地位にこだわらない。
 騒々しく騒ぎたてず、全てを捨てさって「無」となって静かに座り続ける事が仏の道であった。
 仏教は、中国に伝来し儒教道教の影響を受けて変容した。   ・   ・   ・     
 紀元前2000年 中国文明黄河文明夏王朝が成立。
 紀元前1700年〜紀元前1200年 中国西部四川省三星堆遺跡。
 紀元前1600年 夏王朝末期で桀王の治世。
 紀元前1300年 殷の第19代国王・王盤庚(ばんこう)は、河南省安陽市小屯にある商(しょう)に都を定めた。
 紀元前1027年 周の文王は、牧野(ばくや)の戦いで殷の紂王軍を破った。
 殷王朝は滅亡して、周(西周)王朝が誕生した。
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