💥41」42」─1─オーストラリアと移民問題。国家を危機に追いこむ二重国籍問題が理解できない無能な日本人。2016年。~No.157No.158No.159No.160No.161 @ ㉗

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・    
 2016年1月16日・23日合併号 「今週の遺言 大橋巨泉
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 『幸福な国』になれなくても憲法9条をもつ『特殊な国』として、世界に誇るべし
 かつてオーストラリアは、ラッキー・カントリー(幸運の国)と呼ばれていた。温暖な気候、恵まれた海の幸、無限と思われる資源、人種や宗教のトラブルの少なさ──どれを取っても21世紀の理想的な国と思われ、そう呼ばれたのである。ボクもそれに惹かれて永住権を狙った一人であった。しかしまず気候が崩れ出した。COP21でも解決できない、地球温暖化の波が意外にも早く訪れた。移住した90年代に25度だったものが30度になり、30度だった所が35度になった。
 資源は順調に売れた。アメリカ、日本、イギリスを相手にしていた頃は、バランスが取れていた。そのバランスを、急成長して来た中国が乱した。資源だけが突出した結果バランスが崩れ、他の産業が成長しなかったのである。
 人種・宗教の問題は、難民という新らしい難題を生んでいる。もともとインドネシアニューギニアとの問題だったが、今や中東やアフリカからの移民があふれ、要するに『ラッキー・カントリー』など、存在できない世界になっているのだろ思う」
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 2017年7月27日 産経ニュース「政治家の二重国籍問題、海外では厳しい対応 発覚した閣僚は辞任、議員は辞職
 辞任したカナバン資源・北部担当相(中央奥)=ロイター
 【シンガポール=吉村英輝】国会議員の二重国籍問題が、オーストラリアで波紋を広げている。上院議員2人が相次いで辞職したのに続き、閣僚も辞任した。移民が多い国だけに、外国籍所持は「知らなかった」と一様に弁解しており、同情論も根強い。だが、二重国籍者は国会議員になれないとの憲法規定は立候補時の宣誓書にも記載されており、「自覚と責任」を求める声も上がっている。
 「イタリアにも領事館にも行ったことはない」。豪州のカナバン資源・北部担当相(36)は25日、イタリア国籍の所持が分かったとして辞任を表明。移民2世の母親がブリスベンの伊領事館で2006年、一緒に国籍取得しながら自分に知らせていなかったと弁明した。
 野党・緑の党上院議員2人が今月、それぞれニュージーランドとカナダの二重国籍を理由に辞職したニュースがきっかけで、母親から指摘を受けたという。
 豪州では、国会議員の二重国籍問題に注目が集まり、アボット前首相が、議員になる半年前の1993年に英国籍を放棄した証明書の公開などをしている。
 一方、海外への移民が多いフィリピンでは、過去の米国籍で虚偽説明をしていたことを不適格とされ、ヤサイ前外相が今年3月に辞任。また、昨年の大統領選では、有力視されたポー上院議員が、米国生活が長く国内滞在期間が短いことが候補資格に抵触すると議論され、それを非難したドゥテルテ氏が逆転勝利した。
 また、インドネシアでも昨年8月、エネルギー・鉱物資源相だったアルチャンドラ氏が、米国との二重国籍が指摘され解任された。
 東南アジア研究所(シンガポール)のマルコム・クック上級研究員は、「忠誠心が分裂したとみられてしまう潜在的懸念」のため、豪州などの有権者は、二重国籍者の国会議員を禁じる規定を維持するとみている。
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 8月18日 産経ニュース「豪で7人目の二重国籍議員 憲法で禁止も次々と判明
 【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアの有力政治家、ゼノフォン上院議員は18日、英国との二重国籍の可能性があると明らかにした。父親が英国から独立する前の中東キプロス出身だったためとしている。豪州憲法は複数国籍保持者が連邦議員になることを禁じている。
 豪州では先月から議員の二重国籍問題が次々と判明し、ゼノフォン氏で7人目。」
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 8月26日 産経ニュース「「二重国籍議員」発覚やまぬ豪州…“陰謀論”も噴出、内政・外交問題に発展
 豪州のジョイス副首相(ロイター)
 【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアで二重国籍者の議員が与党を含む7人に拡大し、ターンブル政権を脅かす事態となっている。豪州は移民が多く、本人らも「知らなかった」と弁明するが、憲法は複数国籍保持者が連邦議員になることを禁じている。相次ぐ二重国籍議員の発覚に政権内からは、野党や外国の“陰謀論”も噴出し、外交問題にも発展した。
 「信用の構築は大変難しい」。ビショップ外相は15日、隣国ニュージーランドの野党・労働党を牽制した。怒りの原因は、前日にジョイス副首相の二重国籍が発覚した経緯にある。
 ジョイス氏は、父親がニュージーランド出身。同国の法律では、1949年から78年まで海外でニュージーランド人の父の元に生まれた子供は、同国籍とみなされる。
 同氏の国籍問題は、豪野党・労働党議員側が、ニュージーランド労働党議員に問い合わせ、同国議会で質問されて発覚した。
 ビショップ氏の批判に、ニュージーランド労働党のアーダーン党首は反発するが、ビショップ氏は再批判して応酬するなど、“舌戦”の様相を呈している。
 ターンブル首相率いる豪与党の保守連合は、下院で1議席だけ上回っている状態で、ジョイス氏が辞任すれば過半数を失う。ロイター通信によると、ジョイス氏は他の数人の議員らと、議員辞職が必要かの法的審査を高裁に求めている。
 高裁の判断次第では補欠選挙も余儀なくされるターンブル氏は、労働党側にも所属議員数人の国籍確認を迫っているが、同党は拒んでいる。
 18日には、上院のキャスチングボートを握るゼノフォン上院議員二重国籍も発覚。支持率が低迷する中、ターンブル氏は難しい政権運営を迫られている。」
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