・ ・ ・
関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・
2024年3月20日 YAHOO!JAPANニュース 産経新聞「衰退続く世界の民主主義 冷戦期並みの低水準 スウェーデン研究所調査
民主主義陣営の結束強化を図る韓国政府主催の民主主義サミットは最終日の20日、首脳級会合をオンライン形式で開いた。一方で、世界では民主主義の衰退が顕在化している。スウェーデンの独立調査機関「V-Dem研究所」が今月7日に発表した「民主主義リポート」によると、民主主義のレベルを示す「自由民主主義指数」は昨年、0・3を下回り、冷戦期の1985年以来の低水準を記録。同研究所のリンドバーグ所長は「世界各地で民主主義が後退し、権威主義化が進んでいる」と警鐘を鳴らす。
同指数は公正な選挙や三権分立、表現・結社の自由などの状況に応じて算出し、民主主義と権威主義に区分。集計対象の179カ国・地域のうち、民主主義陣営は91で、ロシアや中国など88の権威主義陣営を数では上回った。しかし、人口面では民主主義陣営の29%(約23億人)に対し、権威主義陣営が71%(約57億人)と大幅に上回り、10年前の48%よりも割合を増やした。
民主主義の退潮が特に目立つのが東欧や南アジアだ。ハンガリーではオルバン首相が強権的な政治体制を敷き、インドでもモディ首相の下でヒンズー至上主義が勢力を増していると指摘した。
今年は世界人口の約45%を占める60カ国・地域で選挙が行われるが、うち半数超の31カ国・地域で民主主義が後退している。同研究所は11月の米大統領選に注目した上で「トランプ前大統領が2期目を務めれば、世界の民主主義に深刻な影響を与える可能性がある」としている。(本間英士)
・ ・ ・