☭51」─1─プーチン大統領は、悪しき知日派であって信頼できる親日家ではなく、言葉に誠意はない。~No.201No.202 

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 2022年3月8日07:15 MicrosoftNews NEWSポストセブン「プーチンの狡猾な交渉手口 北方領土「引き分け」発言でも日本を翻弄
 © NEWSポストセブン 提供 北方領土をめぐる交渉は目に見える進展がない(写真/EPA=時事)
 ウクライナへの攻撃を続けるロシアのプーチン大統領。国際社会はロシアの武力行使を止められずに民間人の犠牲者も増え、ウクライナ国内の原子力発電所への攻撃・占領といった危機的な事態にも発展している。ロシア国内では戦争の真実を伝えないための情報統制も進んでいる。そうした事態を招いているロシアのプーチン大統領だが、その人物像が日本で正確に伝わっているとは言い難い。
 【写真】斜めストライプのタイにアベノマスク姿の安倍元首相
 これまで、プーチン大統領をめぐっては、柔道や秋田犬を愛する“親日家”としての側面がフォーカスされがちだった。しかし、それは日本向けの都合のいいパフォーマンスだったとも考えられる。
 日本とロシアの間に横たわる最大の懸案が、北方領土問題だ。択捉島国後島色丹島歯舞諸島は日本固有の領土だが、1945年8月9日、当時のソ連は日ソ中立条約を無視して対日参戦し、北方領土を不法占拠した。この北方四島の問題はソ連崩壊後も、日露間での懸案であり続けてきた。
 プーチン大統領はこの北方領土問題に関して、一部メディアとの会見のなかで「引き分け」という日本語を使ったことがある。自民党関係者が言う。
 「大統領をいったん退任して首相となり、再び大統領となる直前の2012年3月、プーチン氏は会見の場で、領土問題について『何らかの勝利を目指すものではない。いわゆる(柔道の)引き分けみたいなものですね』と発言して話題となりました。柔道家として知られるプーチン氏がわざわざ『引き分け』と日本語で話したのです。その真意がどこにあるのか、専門家や外務省関係者の間でも注目の的となった。
 『引き分け』というくらいだから、北方領土のうち2島が引き渡される方向性や、4島の面積を二等分して国後、色丹、歯舞諸島択捉島の一部までが引き渡される“面積二等分”という方向性が、現実味のあるシナリオとして囁かれたこともありました。しかし、結果として今に至るまで北方領土をめぐる交渉は目に見える進展がなかった」
 経済協力だけが引き出されている
 「引き分け」発言で期待感が高まり、日本側は様々なかたちでプーチン大統領との距離を縮めようとしてきた。とりわけ、2012年12月に発足した安倍政権下では、安倍晋三首相の訪露や、ソチ五輪の開会式出席など関係改善に重きが置かれ、2014年の一方的なクリミア併合後も、首脳同士の距離感を詰めようという試みが繰り返されてきた。2016年には安倍首相が「8項目の協力プラン」などを提示し、日本の経済力をもってプーチン氏から譲歩を引き出そうとしてきた。
 「だが、2016年12月に来日したプーチン氏は読売新聞と日本テレビのインタビューで『ロシアに領土問題は存在しない』と言い放つなど、その時々で姿勢を少しずつ変えて日本側を翻弄しました。この時の訪日に際して、プーチン氏を空港で出迎えたのは当時の外相だった現在の岸田文雄・首相ですが、訪日によって北方領土問題が進展することはとくになかった。結局、経済協力だけがいいように引き出されるばかりで、プーチン氏は北方領土交渉を進めるつもりなんて、はなからなかったのではないか。これじゃ『引き分け』じゃなくて『勝ち逃げ』でしょう」(前出・自民党関係者)
 プーチン大統領の交渉術にしてやられてきた感のある日本政府。ただ、ウクライナ侵攻については国際社会からの制裁による包囲網も狭まり、ロシア国内での反戦デモの動きもある。プーチン大統領にとって、今回ばかりは「引き分け」での決着とはいかない。」
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 3月8日14:18 MicrosoftNews 中日スポーツ「「プーチン大統領に『ウラジミール』と媚をうり…」共産党志位和夫委員長が安倍元首相を糾弾 フォロワーからツッコミも
 © 中日スポーツ 提供 共産党志位和夫委員長
 共産党志位和夫委員長(67)が8日、ツイッターを更新。ロシア情勢をめぐり、安倍晋三元首相(67)の外交姿勢について糾弾した。
 志位委員長は「プーチン大統領に『ウラジミール』と媚をうり、EU諸国がクリミア問題で経済制裁をやっている最中に『日露経済協力』を決め、領土要求を事実上『2島返還』に切り縮めた」と、かつての安倍元首相の政策を批判。「屈辱的な対囗外交の抜本的見直しが必要です」と現政権に求めた。
 さらに「安倍元首相は、自らの『空想』的外交が惨めに破綻したことを認めるべきです」と厳しく追及した。
 これにフォロワーからは「ファーストネームで呼ぶ事が媚びなの?」「ブーメランぽいですよ。気を付けて」「ここは一つロシア共産党日本共産党から声明を出してみては?」などの突っ込みが入った。」
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 ロシアは、江戸時代後期から日本の敵であが、ロシア人の中には多数派の敵日と少数派の知日が存在するが親日派親日家はいない。
 幕末の攘夷の対象国は、北から侵略してくるロシアであった。
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 明治以降の軍国日本は、敵国のロシア・ソ連と戦争を繰り返していたが、戦争に関係のない一般市民を数多く助けていた。
 特にシベリア出兵時、日本陸軍は戦場からロシア人避難学童を助け出し、ライフロードとしてポーランド戦争孤児らと同様に安全な責任を持って欧州地域に送り届けていた。
 日本軍部は戦場で、敵兵を殺すという戦争犯罪を行ったが、一般市民を助けるという人道貢献や戦闘停止・平和回復の平和貢献を行っていた。
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