☭87』─1─日露首脳が初の電話協議。2島引き渡し軸に交渉を再確認。~No.167No.168No.169 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・    
 現代の日本人は歴史力がない。
 文化露寇事件。
 徳川幕府は、ロシアの侵略から蝦夷地(北海道)・北方領土を守る為に東北諸藩に軍隊を派遣する事を命じた。
 対馬事件。
 ロシア軍艦による対馬武力占拠と租界要求事件。
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 武士・サムライは、蝦夷地(北海道)・北方領土4島・対馬をロシアから守る為に死を覚悟していた。
 現代の日本人には、その覚悟がない以上、武士・サムライを名乗る資格はない。
 また、現代の日本人は田畑・土地・山林・漁場に生きた百姓でもない。
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 ソ連軍・ロシア人共産主義者は、逃げ惑う日本人難民(女性や子供)を大虐殺し、日本人女性は強姦してから惨殺した。
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 ソ連は日ソ中立条約を破棄して対日戦参戦の見返りとして、ヤルタ会談アメリカから戦勝国の権利として南樺太・千島列島・北方領土4島・北海道半分を領有する事を認められた。
 北方領土問題の原因を作ったのはアメリカである。
 アメリカは、ソ連軍・ロシア人共産主義者による日本人難民(女性や子供)大虐殺を、戦争犯罪国日本が負うべき当然の「死」であると黙認した。
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 ロシア人は助けられても、恩義を感じず、感謝せず、御礼の一言もいわない。
 シベリア出兵。
 日本人軍国主義者は、シベリアの戦場からロシア人戦災児童約800人を血に飢えたロシア人共産主義者から救出し、ヨーロッパ・ロシアまで無償で送り届けた。
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 2020年9月29日21:06 Microsoft News 朝日新聞社「ロシア、北方領土で軍事演習 日ロ首脳初電話会談当日に
 菅首相「2島引き渡し」軸に交渉 プーチン大統領と初の電話会談
 国後島=2019年1月30日、朝日新聞社機から、山本裕之撮影
 © 朝日新聞社 国後島=2019年1月30日、朝日新聞社機から、山本裕之撮影
 ロシア軍は29日、北方領土を含む千島列島で、敵の上陸作戦を想定した軍事演習を開始したと発表した。菅義偉首相とプーチン大統領が初の電話首脳会談を行う日に実施することで、ロシアによる北方領土の実効支配を強調した形だ。
 インタファクス通信によると、演習にはロシア軍東方軍管区の砲兵部隊など1500人以上を動員し、200台以上の軍用車両を使う。この日は、国後島などの演習場で陣地の構築などを訓練した。「違法な武装勢力」による電子戦を想定し、敵のドローンへの対処も訓練するという。
 同通信によると、演習は今月10日にも行われ、1千人以上が参加したという。(モスクワ=石橋亮介)」
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 9月29日21:55 Microsoft News 時事通信「日ロ、「2島先行」再確認=首相、領土問題「終止符を」―プーチン氏と初の電話会談
 菅首相「2島引き渡し」軸に交渉 プーチン大統領と初の電話会談
 ロシアのプーチン大統領との電話会談を終え、記者団の質問に答える菅義偉首相=29日夜、首相官邸
 © 時事通信 提供 ロシアのプーチン大統領との電話会談を終え、記者団の質問に答える菅義偉首相=29日夜、首相官邸
 菅義偉首相は29日、ロシアのプーチン大統領と就任後初の電話会談を行った。両首脳は歯舞、色丹両島の引き渡しを明記した1956年の日ソ共同宣言を基に平和条約締結交渉を加速させるとした2018年の首脳間合意を再確認。近いうちに対面形式の会談を目指すことで一致した。
 18年合意は安倍晋三前首相とプーチン氏が交わした。日本側が事実上、2島返還を先行する立場にかじを切ったとみられており、菅氏はこの踏襲を明確にした形だ。ただ、領土交渉をめぐる日ロの立場の隔たりは大きく、安倍政権時代からこう着状態に陥っている。
 会談は日本側の申し出により行われ、20分弱だった。菅氏は「平和条約締結を含む日ロ関係全体を発展させていきたい。北方領土問題を次の世代に先送りせず、終止符を打ちたい」と表明。経済や民生など幅広い分野で日ロ関係の深化を図る安倍政権の方針を引き継ぐことを伝えた。
 これに対し、プーチン氏は「安倍前首相との関係を高く評価しており、菅首相との間でも建設的に連携する用意がある。2国間のあらゆる問題について対話を継続していく」と述べた。菅氏の首相就任に祝意も示した。
 菅氏は会談後、記者団に「領土問題を解決して平和条約を締結する基本方針の下に粘り強く交渉していきたい」と強調。「大統領と今後、率直に意見交換ができる手応えを感じた」と語った。」 
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 9月29日20:58  Microsoft News 毎日新聞「日露首脳が初の電話協議 菅氏「北方領土問題に終止符を」 プーチン氏「対話継続」
 菅首相「2島引き渡し」軸に交渉 プーチン大統領と初の電話会談
 ロシアのプーチン大統領との初の電話協議を終え、記者の質問に答える菅義偉首相=首相官邸で2020年9月29日午後7時28分、竹内紀臣撮影
 © 毎日新聞 提供 ロシアのプーチン大統領との初の電話協議を終え、記者の質問に答える菅義偉首相=首相官邸で2020年9月29日午後7時28分、竹内紀臣撮影
 菅義偉首相は29日夜、ロシアのプーチン大統領と初めて電話で約20分間協議した。首相は日露平和条約締結を含めた両国関係を発展させる意向を示し「北方領土問題を次の世代に先送りせず終止符を打ちたい」と呼び掛け、プーチン氏は「2国間のあらゆる問題について対話を継続していく」と応じた。首相が協議後、明らかにした。
 首相は記者団に「今後、率直に意見交換ができる手応えを感じた。領土問題を解決して平和条約を締結するとの基本方針の下、粘り強く交渉していきたい」と述べた。また「近いうちに対面の中で日露関係について率直に話し合いたいということで合意した」と述べ、早期の日露首脳会談実現を目指す考えを示した。協議では、プーチン氏は自身と安倍晋三前首相の信頼関係を高く評価し、菅首相に対しても「連携する用意がある」と呼び掛けたという。
 日露間では2018年11月の安倍氏プーチン氏による日露首脳会談で「平和条約締結後、歯舞群島色丹島を日本に引き渡す」と明記した日ソ共同宣言(1956年)を基礎に交渉を加速させることで合意している。政府筋によると、29日の協議でも18年の合意を踏まえ、同宣言を基礎とし交渉を加速させていく方針は確認した。
 一方、ロシア軍東部軍管区は協議に先立ち、北方領土を含むクリル諸島で1500人以上が参加する軍事演習を開始したと発表した。加藤勝信官房長官は記者会見で「北方四島におけるロシア軍の軍備強化につながるもので、我が国の立場と相いれず、受け入れられない」として外交ルートを通じて抗議したことを明らかにした。ただ、29日の首相とプーチン氏との協議について、政府筋は「軍事演習は話題に上らなかった」と説明した。
 日露関係を巡っては、18年の会談後にロシア側が態度を硬化し、交渉は停滞している。ロシアでは20年7月、領土の割譲に向けた行動や呼び掛けを禁じる改正憲法が発効しており、今後の進展は見通せない状況だ。【青木純、花澤葵】」
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 9月29日21:31 産経新聞「日露首脳会談 首相「北方領土、終止符打ちたい」 日ソ共同宣言基礎に交渉加速
 ロシアのプーチン大統領との初の電話会談後、取材に応じる菅首相=29日夜、首相官邸
 菅義偉(すが・よしひで)首相は29日、ロシアのプーチン大統領と初の電話会談を行った。首相は「平和条約締結を含め、日露関係全体を発展させていきたい。北方領土問題を次の世代に先送りせず、終止符を打ちたい」と呼びかけた。両首脳は昭和31年の日ソ共同宣言を基礎に交渉を加速化するとした平成30年の首脳合意についても確認した。
 会談後、首相は官邸で記者団に「プーチン大統領と今後、率直に意見交換ができる手応えを感じた」と語った。
 会談で、プーチン氏は「2国間のあらゆる問題について対話を継続していく」と強調。さらに「安倍前首相との関係を高く評価しており、菅首相との間でも2国間、国際的な課題で建設的に連携する用意がある」と語った。両首脳は政治、経済、文化など幅広い分野で日露関係全体を発展させることで合意。近く対面での会談を行うことでも一致した。
 首相はまた、北方領土の元島民による航空機を使った墓参の継続を要請。プーチン氏は新型コロナウイルスの影響で中止となっているビザなし交流について、感染が収束すれば再開する意向を表明した。」
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