☭45」─1─ロシアは東京五輪に合わせて北方領土への首相訪問と長期射撃を通告。~No.181No.182No.183 

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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 1964年の東京五輪では、中国共産党ウイグルで原爆実験を行い、放射能が日本まで流れてきた。
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 日本にとってロシアは、江戸時代から敵であり、知日派国家ではなく、歴史的に友好関係・善隣関係など存在しない。
 日本民族にとって、隣国ロシアは、中国や朝鮮同様に信用も信頼もできないウソに塗れた相手である。
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 2021年7月23日 産経新聞「露首相、近く北方領土訪問か プーチン氏が「指示」
 6月30日、国民とのテレビ対話で質問に答えるロシアのプーチン大統領(タス=共同)
 【モスクワ=小野田雄一】ロシアのプーチン大統領は23日、ミシュスチン首相が近く極東地域を視察すると明らかにした上で、視察時には北方領土に特別な注意を向けるよう求めた。北方領土の視察を実質的に指示した形。両氏が参加した国家安全保障会議の内容を露大統領府が発表した。
 ミシュスチン氏が北方領土を訪問すれば、首相としては2019年8月のメドベージェフ前首相の択捉島訪問以来、2年ぶりとなる。日本は露高官の北方領土訪問に抗議している。
 プーチン氏はミシュスチン氏に「あなたには現地で住宅や医療の視察など多くの予定がある。だが、クリール諸島(千島列島と北方領土の露側呼称)の状況に特別な注意を向けてほしい」と述べた。
 プーチン氏はまた、日露が検討している北方領土での共同経済活動をめぐり、同氏に対してミシュスチン氏が「とても良い提案」をしたと指摘。「経済活動の参加者の興味を引く、絶対的にユニークで前例のない性質のものだ」とも評価した。プーチン氏はミシュスチン氏の視察結果を受けて提案の具体化作業を行うとし、「絶対に実現させよう」と述べた。」
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 7月26日08:26 産経新聞「露首相、きょう北方領土訪問 2年ぶり 実効支配を誇示
 ロシアのミシュスチン首相(ロイター)
 【モスクワ=小野田雄一】ロシア政府は25日、ミシュスチン首相が26~29日の日程で、ロシアが実効支配する北方領土択捉島を含む極東地域を訪問すると発表した。イタル・タス通信によると、択捉島の訪問は26日に予定されている。
 露首相の北方領土訪問は2019年8月のメドベージェフ前首相の択捉島訪問以来、約2年ぶり。他国への領土割譲を原則的に禁じる条項が新設された昨年の露憲法改正後では初。ロシアは近年、日本の抗議を無視する形で北方領土への軍備増強や経済投資を拡大しており、東京五輪期間中となる今回の訪問にも実効支配の強まりを誇示する思惑がうかがえる。
 ミシュスチン氏は択捉島で病院や水産加工場などを視察する予定。極東サハリン州ハバロフスク地方、シベリアのイルクーツク州なども訪れ、現地知事らと会談するほか、住宅や工場などを視察する。
 択捉島の約半数の3000人が暮らす紗那の町並み=北方領土択捉島鈴木健児撮影)
択捉島の約半数の3000人が暮らす紗那の町並み=北方領土択捉島鈴木健児撮影)
ミシュスチン氏の極東訪問をめぐっては、プーチン大統領が23日、露国家安全保障会議の席上で、「クリール諸島(千島列島と北方領土の露側呼称)に特別な注意を向けてほしい」と述べ、北方領土訪問を実質的に指示していた。
 ロシアでは9月、大統領選に次いで重要とされる5年に1度の下院選が予定されている。極東は伝統的に反中央意識が強く、露メディアからは今回のミシュスチン氏の訪問について、「政権の極東重視姿勢をアピールするための選挙対策だ」との見方も出ている。
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 7月26日15:22 産経新聞「<独自>ロシアが北方領土で演習 長期射撃を通告
 北海道・根室半島納沙布岬(左下)沖に広がる北方領土歯舞群島(中央)、色丹島(右上)、国後島(左奥)。はるか右奥にうっすらと択捉島が見える=1月
 ロシア政府が北方領土周辺で長期間にわたる「射撃」訓練を実施すると日本側に通告してきたことが26日、政府関係者への取材で分かった。同日にはロシアのミシュスチン首相が択捉島を訪問。不法占拠している北方領土をめぐってロシアは、大規模な軍事演習を繰り返すなど実効支配強化の動きを強めており、日本政府は警戒を強めている。
 政府関係者によると、露政府は国後島周辺の海域を指定し、27日から来月末まで断続的に射撃訓練を行うと通告。日本政府は外交ルートを通じて「北方領土の軍備強化の動きは、わが国の立場と相いれない」などとロシア側に抗議した。
 ミシュスチン氏の26日の択捉島訪問は露首相として2年ぶり。加藤勝信官房長官は同日午前の記者会見で「日本の一貫した立場と相いれず極めて遺憾」とした上で、見送りを再三求めていたと説明し、抗議する考えを示した。
 ロシアは国後(くなしり)、択捉(えとろふ)両島に地対空ミサイルシステムを実戦配備しているとされる。今年2月と6月には、北方領土で先進的な戦闘も想定した大規模演習を行ったと発表。7月には、日本の排他的経済水域EEZ)にある日本海の好漁場「大和堆(やまとたい)」を含む広大な海域でミサイル射撃を通告するなど、日本側を揺さぶる動きを続けている。
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 7月26日18:11 産経新聞「外相「国民感情傷つける」 露首相北方領土訪問で
 茂木外相
 茂木敏充外相は26日、ロシアのミシュスチン首相による北方領土択捉島訪問について「日本国民の感情を傷つけるもので極めて遺憾だ。わが国として受け入れられず、日露関係に資するものでは到底ない」との談話を発表した。
 ロシアに対しては、日露が北方四島で実施を目指す共同経済活動や、平和条約締結交渉の進展に向け、建設的に対応するよう強く求めていくと主張した。
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 7月27日07:13 産経新聞「ロシアも日本大使に抗議 ミシュスチン首相の択捉訪問で応酬
 ロシアのミシュスチン首相(タス=共同)
 ロシア外務省によると、モルグロフ外務次官は26日、上月豊久駐ロ大使を呼び、「断固たる抗議」を申し入れた。ロシアのミシュスチン首相の北方領土択捉島訪問に対し、日本外務省がガルージン駐日大使に抗議したことに反発した。
 在ロシア日本大使館によると、上月大使はモルグロフ氏に対し、択捉島訪問に強く抗議した。
 ロシア外務省によると、リャプコフ外務次官も上月大使と安全保障を巡って協議した。
 ロシア主要メディアによると、ペスコフ大統領報道官は26日、択捉島訪問について「ロシアの首相が必要と考えるロシアの地域を訪問した」と述べ、正当化した。
 その一方でペスコフ氏は「ロシア側には日本との良好な関係を発展させる強固な政治的意思がある」とし、平和条約締結に意欲を示した。(共同)」
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