🐖9」─3─中国共産党は、「強国路線」のツールとして孔子学院を日本を含む諸外国に増設している。~No.58No.59No.60 * 


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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 中国共産党と中国軍は、日本に対する報復・復讐を基本方針としている。
 その証拠が、中国の国歌(抗日戦進軍歌)である。
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 2018年1月18日号 週刊新潮「変見自在 高山正之
 日本を侵攻せよ
 旧臘(きゅうろう)、内蒙古省オルダスの裁判所で『成吉思汗(チンギスハーン)の写真を踏みつけ、その動画をアップした男に対し禁錮1年の刑が宣告された』と宮崎正弘のメルマガにあった。
 成吉思汗はモンゴルの英雄だ。ユーラシアを席捲し、その末裔は長らく支那人を奴隷支配した。
 支那人には憎むべき征服王朝の祖だ。その写真を踏んでなぜ罪になるのか。
 その辺を宮崎は『巨大な支那の歴史の中で英雄はすべて支那人なのだ』というタクシー運転手の言葉で説明している。
 昔、中村粲(あきら)獨協大教授と熱河を旅したとき同じような言葉を聞いた。
 熱河には満州族清王朝が建てた承徳宮がある。清の歴代皇帝はここにモンゴルの王、チベット、ウィグルの指導者を招いて政治折衝していた。しかし支那人は入れなかった。
 ということは『ここが清王朝の本当の都で、北京の紫禁城支那人を支配する奴隷監督所だった』と教授が語り、同行の支那学の権威が『支那人は皇帝に奏上するのに家奴(奴隷)何某と名乗った』と注釈した。
 別の歴史家が『清とか元とか外来王朝の時代に支那には文化が栄えた』『対して支那人のつくった王朝はなぜか残忍非道の統治になり、文化は衰退する』『それは今の中共政権にも当てはまる。民は塗炭の苦しみだ』。
 とか皆でがやがややっていたらガイド頭の張宇が割り込んできた。
 『支那人と言うな』と言う。フランス人がシノと言うのもスペイン人がチノと言うのもいい。でも『日本人が支那と言うのは絶対許せない』と息巻く。
 そしてこう言った。『我が国を侵した外来王朝を我々は溶かし込んできた。元を建てたモンゴルも清を建てた満州も溶かし込んで今は我が領土になっている』
 『漢を脅かしたウイグルも、唐を危うくしたチベットも溶かし込んだ』
 かつて支那人満州服の長袍(チャンパオ)を着せられた。女もワンピース風のドレスに着替えさせられた。
 その満州が溶かし込まれた今、満州服をチャイナドレスと言って何の憚ることもなくなった。
 モンゴルも溶かし込まれたから成吉思汗も今は支那の偉大なる英雄になった。
 だからそれを侮辱すれば支那の法廷で罰して当然ということになる。
 他人のものは俺のものという支那人の横柄さは分かったが、それがなぜ『支那人言ってはいけない』ことに結びつくのか。
 張宇は『我が国を征服しながらまだ溶かし込んでない国が一つ残っている。それが日本だ』と言った。
 そう言われてみるとあの第2次上海事変以降、欧米列強に植民地化されていた支那の大方を日本が解放している。日本軍の目が届いた北京、上海も治安は良くなり、李香蘭の舞台は昭和20年まで大入り満員だった。文字通りの鼓腹撃壌の日々だった。
 同じことは凶作に加え蒋介石軍の略奪で苦しんだ河南省にも言えた。進出した日本軍が食糧を与えて民は生き延びた。『我々は皇軍の道案内をした。喜んで漢奸となった。こんな国に売っていけないものなどあるのだろうか』(劉震雲)
 つまりあの辺りまで日本軍は民の命を守った。統治したことになるのだろう。
 そして教育を施し、いま支那人が遣う言葉の75%が日本製漢字になった。
 『そう、そのときに日本人は我々を支那人と呼んだ。日本に征服統治された屈辱の証だ』というわけだ。
 支那超大国になっても征服された悲哀は晴れないまま残るし、言葉も日本製のまま。だから早く日本を溶かし込まねばならない。
 それで習近平国家主席就任早々に反日を旗揚げし、オバマプーチンを訪ねて尖閣を口実にして日本侵攻を黙認するように頼んだ(矢板明夫『習近平の悲劇』)。
 オバナは呆れ、プーチンは強い調子でたしなめた。
 習近平の言う『偉大なる中国の復興』は頓挫し、一方で足許の国内経済はもはや破綻にひた走っている。
 日本を征服王朝に仕立てたところで勝てる目はない。そう力まず、支那のままでいいじゃないか」
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 2018年1月16日号 Newsweek「黒板から母語が消えた 中国が迫る『最後の授業』  揚海英
 軍事占領がもたらす『世界一美しい言葉』の抹殺
 文化的ジェノサイドの矛先はウイグル人だけでなのか
 フランス東北部アルザスの寒村に住む少年フランツは学校に遅刻する。先生に叱られるとびくびくしたが、意外にも怒られなかった。生徒たちと、正装して教室の後ろに立つ村の老人たちを前に先生が語った。
 『ここで私がフランス語の授業をするのは最後となる。プロイセンとの戦争にフランスが負けた。アルザスプロイセン領となり、ドイツ語しか教えてはいけないことになった』
 フランス語は世界で一番美しい言葉。そして、ある民族が奴隷となっても母国語を維持している限り、牢獄の鍵を持っているようなもの──先生は黒板に『フランス万歳』と書いて、最後の授業を終えた。
 これは、フランスの小説家アルフォンス・ドーデの名短編『最後の授業』(1873年)の物語だ。71年の普仏戦争敗戦とともに、フランス語を話す人々が帝国プロイセン支配下に組み込まれ、母国語で教育を受ける権利が奪われた悲劇を描いた小説は世界中の教科書に採用されている。私も中学生の時に中国内モンゴル自治区で学んだ。
 今、ドーデの物語が中国で現実となりつつある。2017年7月、新疆ウイグル自治区教育庁は『全国規模で使われている公用語以外の言語を学校の現場で教育に用いることを禁じる』と通達。『全国規模で使われている公用語』とは中国語を指す。他のいかなる言葉も教室で使えないということだ。これ以降、同自治区南部ホータン地区では幼稚園から高校まで、ウイグル語による教育が禁止された。
 孔子学院の『真意』とは
 ウイグル人は先祖代々の地において、後から入植してきた中国人(漢民族)によって、その母国語の使用が禁じられたのだ。
 この政策はウイグル人だけを対象とするものではないことが昨年12月末に判明した。大勢のウイグル人に交じってモンゴル人5万人が暮らす同自治区東南部のバヤンゴル・モンゴル自治州。ここでも中国政府が公文書を発布。18年度からあらゆる学校でのモンゴル語使用を一切禁止するとの決定が内外のモンゴル人を悲しみに陥ちた。既に昨年9月から母語による教育が実質的に禁止されている。
 同様の措置は内モンゴル自治区でも導入されている。草原部のモンゴル語教育校を廃止し、都市部の中国人学校に統合される。政府はこうした措置を『少数民族の文明化と発展のため』と詭弁を弄するが、民族同化の強制という狙いは明らかだ。
 世界のどの民族も、自分の母語を『世界で一番美しい言葉』だと愛している。このまま母語の使用を制限され続けると、少数民族は中国語話者になる。ついには中国という牢獄から脱出する鍵まで失い、永遠に中華帝国の奴隷に転落しかねない。
 言葉だけではない。ウイグル人やモンゴル人の葬式では参列者15名以下という制限が課せられている。また、イスラム教を信仰するウイグル人やカザフ人の携帯にコーランのアプリがあるだけで即時逮捕の毎日が続く。『少数民族教育機関は、自民族の言語を用いて教育を実施する権利を有す』と、中国自ら定めた民族区域自治法など眼中にない。一方で国連は、『先住民の権利に関する国際連合宣言』を採択。『先住民の土地・領土・資源を奪う全ての行為』と『他の文化ないし生活様式への、全ての形態の強制的な同化ないし統合』の防止をうたった。
 安保理常任理事国の中国もしぶしぶ採択に賛同し、署名して発効している国際的な宣言だ。しかし、今や中国政府は国内法と国連宣言を完全に無視して反人道的な暴走を加速している。
 今年も中国の諸民族に対する文化的ジェノサイド(絶滅)政策は一層強まる危険性が高い。日本を含めた国際社会はその中止を求めて介入すべきだ。さもなければ、中国政府が展開する中国語学校・孔子学院が世界を席巻する一方、『最後の授業』を迎えることになる民族が増えるだろう」
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 3月22日22:25 産経ニュース「孔子学院、習近平指導部の「強国路線」のツール 世界146カ国、500カ所超開設
 【北京=西見由章】孔子学院設置は、中国政府がソフトパワー強化に向けて2003年から推進している国家プロジェクトだ。表向きは「世界の人々の中国の言語・文化への理解を深め、外国との友好関係を発展させる」ことを根本理念としている。ただ実態は、中国共産党と政府の価値観を宣伝し、対外世論工作を行う「シャープパワー」としての側面が強い。
 習近平国家主席がトップを務める共産党の中央全面深化改革指導小組は今年1月、孔子学院に関する「指導意見」を採択し、その改革にあたって「中国の特色ある大国外交」に奉仕させなければならないと言及した。「社会主義文化強国」の建設にも触れており、習指導部が進める「強国路線」のツールであることを認めた形だ。
 孔子学院は世界146カ国・地域に525カ所、小規模な「孔子教室」は1113カ所ある。このうち日本には学院が14カ所、教室が8カ所開設されている。
 運営しているのは中国教育省傘下の国家漢語国際推進指導小組弁公室(漢弁)だ。本部理事会の主席は、今回の全国人民代表大会全人代=国会)で引退した劉延東前副首相が務めており、実務を取り仕切るのは漢弁の共産党委員会トップら党幹部。孔子学院は各国の大学と連携して開設されるが、その実態は政府・党の出先機関といえる。
 外務省の華春瑩報道官は22日の記者会見で、米議員が孔子学院の監視法案を提出したことに関連し、西側諸国から中国の外交政策への警戒感が高まっていることについて「一部の人々は冷戦思考やゼロサム思考といった時代遅れの観念から脱却できていない」と批判した。
 華氏はさらに「この種の『雑音』をめぐっては論語の言葉を思い出す」として、「君子の心は常に落ち着いてゆったりしている。小人物はいつも憂え恐れている」との一節を紹介。中国への批判は「中国側の世界的な視野や度量」を理解できていないためだと主張した。

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 世界は、日本に対する中国共産党の脅威を理解しないどころか、国益・利益・金儲けの為に日本より中国共産党の肩を持つ事が多々ある。
 それが、東アジアの歴史でもある。
 日本と世界の中国共産党に対する温度差とはそういう事である。
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 中国共産党の悲願は、日本を組み従え漢族化・共産主義化する事である。
 その尖兵が、日本の教育現場に新設する孔子学院である。
 孔子学院の真の目的は、日中友好の為ではない。
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 中華諸国(中国・朝鮮)は、恩義を踏みにじる信頼できない不義理な国々であり、信用するに値しない一寸も心を許してはいけない要注意の人々である。
 1943年 日本軍は、河南省の飢餓民約1,000万人を救護するべく抗日軍と戦いで数多くの死傷者を出した。
 当時の首相兼陸相は、A級戦犯東条英機であった。
 飢餓民を助ける為に戦死した日本軍兵士は靖国神社の祭神として祀られたのに、中国共産党は人道的貢献をした軍神が祀られた靖国神社の廃絶を求めている。
 中国共産党は、日本軍に助けられた恩義を忘れなかった河南省の住民に人民の正義で懲罰を加え、大躍進政策で数百万人を餓死させ、親日派知日派を殲滅した。
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 中国共産党反日派で、中国軍は敵日派である。
 中国共産党は、裏で沖縄の琉球独立派と反米軍基地撤廃活動家、そして日本国内の反戦平和市民運動家や反自衛隊派や護憲派及び第九条維持の市民運動家らを支援している
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 中国資本とその影響下にある日本企業は、北海道など地方の過疎化した土地を買い漁っている。
 人口激減する日本は、総人口統計数値を維持する為に外国人約1,000万人を移民させる事になるが、その中心は中国共産党による反日教育を徹底的に叩き込まれた中国人貧民層になる。
 日本国内には、中国人移民が来れば温かく迎えて親友になると語る日本人が少なく存在する。
 中には、中国軍が侵略してきても抵抗せず、武器を捨て握手をして一緒に酒を飲むと誇らしげに語る日本人もいる。
 そうした日本人の中に、日本を中国共産党に売って恥じない反天皇反日的日本人が潜んでいる。
 彼らは、日本を中国化・漢族化する事に反対しいどころか賛成し積極的に協力する。
 なぜなら、彼らの最終目的は地球上から日本民族日本人を消滅させる事だからである。
 中国と戦争を起こすぐらいなら、日本を中国共産党に献上しても構わないという日本国民日本人が増え始めている。
 戦争を避けるためならば、やむを得ない選択として日本国を捨て、涙を呑んで日本国を消滅させる。
 外国人移民及び難民、外国出身日本人、日本国籍所有者日本人が増えるにつれて、日本に愛着を持たない日本人も増加していく。
 彼らには、日本に対する愛着は皆無である。
 外国人移民及び難民約1,000万人とは、多数派の日本民族と少数派の非日本民族の集団を作り、国内国家樹立を暗黙の内に承認する事である。
 外国人約1,000万人の移民及び難民を受け入れると言う事は、日本民族国家の解体・崩壊・消滅を意味する。
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 中国共産党の指導下の中国資本と中国資本の傘下にある日本企業は、人口激減で過疎化している日本国内で土地や建物の爆買いを続けている。
 日本国内に幾つものチャイナタウンが建設され、人口が増えればチャイナシティーに進化し、さらに地域を拡大すれば数百万人のチャイナ自治区が誕生する。
 中国人が多数派となった地域では日本人は少数派となり、話される言語は日本国語ではなく中国語で、使用される文字も日本語文字ではなく中国語文字となる。
 日本国語と日本語文字だけではなく日本民族の伝統・文化・宗教の消滅につながる。
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ジェノサイド論

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スターリンのジェノサイド

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