💟16¦─3─ブラジル・ルラ大統領 大戦中の日本人迫害を初めて謝罪。~No.55 

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 2025年3月21日 YAHOO!JAPANニュース TBS NEWS DIG Powered by JNN「ブラジル・ルラ大統領 大戦中の日本人迫害を初めて謝罪 被害者は「ルラのせいではない」と複雑な胸の内を明かす
 ブラジルのルラ大統領は、24日から国賓として訪日するのを前に、第二次世界大戦時に日本人らが迫害された歴史について、初めて謝罪しました。事件から80年余り、当事者たちの思いを聞きました。
 今月18日、JNNのカメラの前に姿を見せたルラ大統領。80年余り前のある事件について、初めて大統領として自らの口で謝罪しました。
 ブラジル ルラ大統領
 「謝罪の気持ちを持っています。謝罪は自分たちの過ちを認める最低限の行為ですから」
 第2次世界大戦中の1943年、連合国側だったブラジル政府は南東部サントスに住む日本人ら6500人に対し、強制退去命令を執行。財産を没収するなど迫害行為をおこないました。
 これに対し、ブラジル政府は去年7月、公式に謝罪しました。
 いまもサントス市内に暮らす当山正雄さん(103)。事件当時は22歳で、外出中に警察から強制退去を命じられました。
 当山正雄さん
 「(強制退去命令は)ブラジル政府が原因ですから、日本人は何も持たずに追い出され苦労したんです」
 着の身着のまま、鉄道駅へ連行され、移民収容所に列車で送られて、町に戻るまで4年の月日がかかりました。
 今回、ルラ大統領が謝罪を行ったことについて。
 当山正雄さん
 「(謝罪は)良いことです。私たちの一助になりました。でも、当時の戦争のせいであって、ルラ大統領が悪いわけではないですから」
 謝罪に感謝しつつ、“つらい歴史を二度と繰り返してはいけない”、と複雑な胸の内を明かしました。
 この問題を追及してきた地元のジャーナリストは。
 ブラジル日報編集長 深沢正雪さん
 「みんな、子孫、本人も(思いを)抱えながら生きてきた80年間だったんだろうなと。(大統領の謝罪で)この事件の子孫の皆さんの心の安らぎにつながってくれれば」
 ブラジル ルラ大統領
 「私は、将来の日本とブラジルの関係を考え、懸念材料を払拭するよう努力していくつもりだ」
 来週、国賓として訪日するルラ大統領。過去の歴史と向き合いつつ、日本との新たな関係をどのように構築していくのでしょうか。
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 3月20日 時事ドットコムニュース 時事通信BRICS「反米欧ではない」 日本と安保対話強化へ―ブラジル大統領
 18日、首都ブラジリアの大統領府で邦人記者団と会見するブラジルのルラ大統領
 【ブラジリア時事】ブラジルのルラ大統領は18日、同国が今年の議長を務める新興国グループ「BRICS」は「反西側(米欧)ではない」と述べ、先進国との対立の中心軸になりつつあるとの見方を否定した。ブラジリアでの邦人記者団との会見で語った。ブラジルを国際社会で発言力を増すグローバルサウス(新興・途上国)のリーダー格と見なす日本は、24日からルラ氏を国賓として招き、安全保障分野の対話強化に乗り出す。
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 ブラジルやロシア、中国などを原加盟国とするBRICSは最近、イランなどを加えて勢力を拡大している。ルラ氏はBRICSを「グローバルサウスをまとめる初めての組織」と説明。経済を中心とした協力の枠組みであり、反米欧と見なす風潮は「思想的にばかげている」と一蹴した。
 ルラ氏はまた、5月に50以上のアフリカ諸国の農業相を集めた会合を開くと明かした。ブラジルでは日本の協力を得て、セラードと呼ばれるサバンナ地帯を一大穀倉地へと転換した。ルラ氏は「成功体験を味わってもらいたい」とし、グローバルサウスをけん引する姿勢を明確にした。
 BRICSでは貿易決済などでの「脱ドル」が議論されており、「共通通貨構想」も取り沙汰される。トランプ米大統領は、米ドル離れを進めれば100%の関税を課すと警告。ルラ氏は、米国が世界から輸入する鉄鋼・アルミに追加関税を発動したことも踏まえ、「この政策は間違っている」と強調した。
 日本政府関係者によると、グローバルサウスとの連携強化を課題とする日本は、ルラ氏訪日を機に安保や世界平和などの分野で対話を強化することで合意を目指す。ルラ氏は国連安保理改革のほか、国際通貨基金IMF)など「20世紀の遺物」の改善に向けた連携の深化に期待を示した。
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