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2025年5月30日 MicrosoftStartニュース kangnamtimes「米国が中国人留学生27万人を「潜在的スパイ」認定…ビザ一斉取り消し開始、米中貿易戦争が大学教育分野にも波及
有馬侑之介
引用:Depositphotos
米国のトランプ政権が「国家安全保障上の脅威」を理由に外国人留学生のビザ発給を一時停止する中、米国内の中国人留学生のビザ取り消しも検討し始めた。米国が中国人留学生を「潜在的スパイ」とみなす姿勢を示し、米中貿易戦争が大学教育分野にまで波及する様相を呈している。
マルコ・ルビオ米国務長官は28日(現地時間)、声明を発表し、「中国共産党と関係がある、または『機微な分野』を学んでいる中国人留学生のビザを積極的に取り消す」と述べ、「米国土安全保障省と協力してこれを迅速に実行する」と明らかにした。米国務省は今後、中国・香港からの入国ビザ審査を厳格化する方針も示した。ルビオ長官は「中国・香港からのすべてのビザ申請に対する審査を強化するため、ビザ発給の基準を見直す」と語った。
今回の発表は、中国人留学生が米国で学びながら取得した産業・安全保障に関連する情報を中国政府に提供する可能性があるとみて、技術・情報流出を根本から防ぐ措置と評価されている。ただし、どのような基準で留学生と共産党との関連性を判断するかなど、詳細は明らかにされていない。「機微な分野」の具体的内容も公表されていない。これについてニューヨーク・タイムズ(NYT)は、「物理学・化学など科学分野の研究を指す可能性が高い」と報じている。
米国務省は前日、全ての在外公館に新規留学生のビザ発給を一時停止するよう指示した。そして今回、中国人留学生を特定してより厳格なビザ発給の方針を打ち出した。CNNテレビは、「この措置により、中国人を含む留学生が主要な収入源となっている米大学の不安が高まる可能性が高い」と懸念を示した。米国国際教育研究所(IIE)によると、2023~24学年度に米国の大学で学ぶ中国人留学生は27万7,000人に上り、インドに次いで世界2位の規模となっているという。
トランプ政権は前期においても一部の中国人留学生に対するビザ発給を制限していた。2020年、トランプ政権は中国の軍事大学と関連のある中国国籍者の米大学の在学を禁止すると発表した。また、「高リスク群」と特定された中国人の大学院生・研究者に対するビザを1,000件以上取り消す大統領令に署名した。特に米国内の中国人留学生数十万人を対象とするビザ取り消しの方針は、その規模や影響がさらに大きくなると予想される。
中国政府は、自国の留学生のビザを積極的に取り消すという米政府の方針に対し、「政治的差別」だとして反発した。中国外務省の毛寧報道官は同日の記者会見で「米国がイデオロギーと国家安全保障を口実に中国人留学生のビザを強引に取り消すことは、中国人留学生の正当な権益を著しく損ない、両国間の正常な人的交流を阻害する」と述べた。また、この問題について外交ルートを通じて強く抗議したことを明らかにした。中国当局が国内の米国人留学生の追放など対抗措置を取る可能性も取り沙汰されている。ただし、中国で学ぶ米国人留学生は1,000人未満(2023年基準)で、米国で学ぶ中国人留学生よりはるかに少ない。
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5月30日 MicrosoftStartニュース 共同通信「米国務省「中国が技術盗む」 報道官、学生ビザ取り消し正当化
米国と中国の国旗(AP=共同)
© 共同通信
【ワシントン共同】米国務省のブルース報道官は29日の記者会見で、中国人留学生のビザ取り消しについて「中国共産党が米大学を搾取し、研究や知的財産、技術を盗んで軍事力を増強することを許容しない」と正当化した。最大の競争相手と位置付ける中国が学生を通じて影響力を行使しており、安全保障上の脅威になっているとの認識を示した。
国務省はビザ取り消しについて、中国共産党と関係がある学生や、「重要分野」を学ぶ学生が対象だとしている。基準はあいまいで、多くの中国人学生が対象となる可能性がある。
ブルース氏は、中国政府の意向を受けた留学生が大学で情報収集したり、中国に批判的な意見を抑圧したりしていると示唆。ビザ審査厳格化で、優秀な学生が米留学を敬遠するとの懸念については「多くの学生は米大学の卓越性に引かれている」と自信を見せた。
トランプ政権は、パレスチナ自治区ガザの戦闘でイスラエルに抗議する学生デモの取り締まりを進めている。ブルース氏は大学が政治的な洗脳をしたり、活動家を育成したりする場であるべきではないと述べた。
中国留学生ビザ取り消しへ 米、共産党関係者が対象
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関連するビデオ: 米政府、中国留学生のビザを積極的に取り消しへ 共産党とつながりある学生らが対象(字幕・29日) (Reuters)
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5月29日 MicrosoftStartニュース TBS NEWS「【速報】アメリカ政府 中国人留学生ビザへの規制強化方針に 中国政府「両国の正常な人的交流を妨害する」と抗議
【速報】アメリカ政府 中国人留学生ビザへの規制強化方針に 中国政府「両国の正常な人的交流を妨害する」と抗議
© TBS NEWS DIG_Microsoft
アメリカ政府が中国人留学生を対象にビザの規制を強化すると発表したことについて、中国外務省はアメリカ政府に抗議したことを明らかにしました。
アメリカのルビオ国務長官は28日、中国共産党と関わりのある学生や「重要な分野」を専攻している学生を中心に、中国人留学生のビザを取り消す方針を明らかにしました。
これについて、中国外務省の毛寧報道官は29日、アメリカ政府に対し抗議したことを明らかにしました。
中国外務省 毛寧 報道官
「アメリカ側がイデオロギーや国家安全を口実に、道理もなく中国人留学生のビザを取り消すことは、中国人留学生の合法的権益を深刻に損ね、両国の正常な人的な交流を妨害するものだ」
そのうえで、「アメリカ側の差別的なやり方はアメリカが一貫して吹聴している『自由、開放』が嘘だということを暴き、アメリカ自身の国際的イメージや国家の信用をさらに損ねるだけだ」と批判しました。
また、今回の措置が米中関係のほかの分野に影響するかについては、「アメリカが中国と同じ方向に進み、米中関係の健全で安定した発展に資することを願っている」と述べるにとどまりました。
アメリカ国務省によりますと、2023年度、中国からアメリカへの留学生はおよそ27万7000人に上り、影響が懸念されています。
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5月29日 MicrosoftStartニュース 朝日新聞「米政府、中国留学生ビザを「積極的に」取り消しへ 発給基準も見直し
米ワシントンで2025年5月21日、連邦議会下院の委員会に出席したルビオ国務長官=AP
© 朝日新聞社
トランプ米政権は28日、米国に滞在する中国人学生のビザを「積極的に取り消す」とする方針を発表した。さらに、中国と香港からのすべてのビザ申請について審査を強化するため「ビザの発給基準を見直す」とも表明。中国側の反発は必至で、貿易戦争や軍事面での競争を続ける両国にあらたな摩擦を生みそうだ。
ルビオ国務長官が「中国ではなく、米国第一の新たなビザ政策」と題する声明で明らかにした。今後、トランプ大統領の指導の下、国土安全保障省と協力して対応を進めるという。ビザを取り消す対象には「中国共産党と関係のある学生や重要分野を専攻する学生を含む中国人学生」を挙げている。「重要分野」が具体的に何を指すかは明示していないが、米紙ニューヨーク・タイムズは物理科学である可能性が高いと指摘している。
留学生受け入れの厳格化を進めるトランプ政権は、リベラルな傾向のある大学への締め付けも強めている。ハーバード大に対しては、留学生を受け入れるための認可を停止したと22日に発表。国土安全保障省のノーム長官はその際、理由を「学内での暴力の助長や反ユダヤ主義」のほか、「中国共産党との関係」についても強調していた。
中国外務省の毛寧報道局長は29日、米国が中国人学生のビザを取り消す方針について「断固反対」を表明。米側に申し入れたとし、「米国のこの政治的な差別行為は、米国の国際的イメージと国家の信用をさらに損なうものでしかない」と非難した。
関連するビデオ: 米国務長官 “中国共産党と関係”中国人留学生ビザ取り消し開始へ (日テレNEWS NNN)
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5月29日 MicrosoftStartニュース 朝鮮日報「米軍基地を不法撮影した在米中国人留学生に懲役6月、服役後は「追放」ではなく「除去」
▲写真=UTOIMAGE
米国の大学に留学中、ドローンを使って米海軍基地を無断で撮影した容疑で米政府当局に逮捕された中国人留学生が有罪を宣告され、懲役刑を終えた後に中国に追放された。米政府当局はこの中国人留学生の容疑や司法対応、追放までのプロセスを詳細に説明し、さらに実名や正面から撮影した顔写真まで公開した。最近韓国でも相次いで摘発されている中国人留学生による軍事施設の不法撮影行為について米国は「安全保障上の最大の脅威」と見なし、中国に対して厳しく警告するメッセージを送ったと解釈されている。
米移民税関捜査局(ICE)フィラデルフィア事務所は14日、在米中国人留学生S(姓のイニシャル)を今月7日に「中国に向け除去(removed to China)」したと発表した。通常司法機関が不法移民や犯罪者を米国の外に追い出す際には「追放(extradite)」という言葉を使うが、今回はより強い語感の「除去」という言葉が用いられた。ICEは「Sはドローンで米軍基地を不法に撮影し裁判所で有罪が宣告された」「この問題を国家安全保障上の脅威に指定した」などと追放の背景について説明した。カジュアル服に眼鏡姿で空港から入国した当時のSとみられる20代前半男性の実名と全身写真を、ICEはモザイクなしで公開した。
この結果、留学生ビザで米国に入国したSは4年で「米国の国家安全保障上の脅威」に指定され、米国の刑務所で服役し、刑期を終えた後に中国に追放された。Sは2021年8月に留学生ビザ(F1)でサンフランシスコから米国に入国し、ミネソタ大学の大学院で農業技術を研究していたが、昨年1月に米連邦捜査局(FBI)に逮捕された。ドローンを飛ばして米政府の国家防衛空域を侵犯し、バージニア州ノーフォークの海軍基地などを撮影したとしてSは取り調べを受けた。
中国人留学生がドローンで米軍基地を撮影した事実が確認されたことを受け、米政府当局は迅速かつ厳しい対応を取った。まず逮捕から1週間でSの留学生ビザを剥脱し、さらに10日後にはSが大学院生として籍を置いていたミネソタ大学も交換留学生の地位を剥脱した。この事件が起こったのは前任のバイデン政権の時で、トランプ政権が留学生の滞在状況を厳しくチェックする前だった。つまりこの事件は政党やイデオロギーに関係なく、国家安全保障上の重大な脅威と見なされたようだ。Sが在学していたミネソタ大学は米中西部の歴史ある公立大学で、アジアからの留学生の割合が比較的高い。しかし事件が表面化したことで大学側も直ちに留学生の地位を剥脱し、司法当局の捜査に協力した。
刑事被告人として裁判を受けたSは昨年10月、自らの事件を審理するバージニア州東部連邦地裁で「米軍基地をドローンで不法に撮影した」として「懲役6カ月、保護観察1年」が宣告された。その後Sは昨年11月にペンシルベニア州のアレンウッド連邦刑務所の不法移民者収容棟に収監されたが、今年3月になってSに対する司法対応は不法移民・不法滞在者を担当するICEに移管された。Sはアレンウッド刑務所での刑期を終えると同時にICEに再逮捕され、ペンシルベニア州クリントン郡にある別の刑務所に移された。Sを米国から追放するための裁判が始まったのだ。
3月24日にニュージャージー州エリザベスの移民裁判所はSに対して米国からの追放を命じ、中国への追放を確定した。ICEフィラデルフィア事務所のブライアン・マックシェイン局長代行は「ICEの変わらない目標は米国民を保護し、国家安全保障体制を維持することであり、Sの除去はこのことを改めて示すものだ」とした上で「Sの不法行為は非常にセンシティブ(微妙、繊細)な米軍基地に対する重大な脅威となった」「Sが除去されることで、安全保障上の脅威が解消された」とコメントした。
鄭智燮(チョン・ジソプ)記者
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5月29日 YAHOO!JAPANニュース TBS NEWS DIG Powered by JNN「トランプ政権 外国人留学生制限・ハーバード大に圧力 「反ユダヤ主義」取締りの他「急進左派の愚か者や能なしばかり雇ってきた」ことも理由に?
トランプ政権がアメリカへの留学生の受け入れの厳格化を進めています。理由としてあげているのが「反ユダヤ主義」取締りですが、ほかにも大きな理由があると指摘されています。
アメリカ トランプ大統領
「(留学生の)上限を31%ではなく、15%程度にすべきだ。ハーバード大などで学びたいのに、留学生がいるために入学できない人たちがいる」
留学生受け入れ資格の取り消しなど、強まるハーバード大学への圧力。トランプ大統領は28日、新たに留学生の枠を大幅に制限するよう大学側に求めました。
前日には、アメリカ留学の希望者の学生ビザについて、取得のための面接の新規予約受付を一時停止するよう政権が指示したと報じられています。
その理由とされているのが…
アメリカ トランプ前大統領(当時) 〔去年〕
「この国の大学には、反ユダヤ主義やあらゆる問題がはびこっている」
「反ユダヤ主義」排除。
イスラエルによるガザへの攻撃に抗議した学生を「反ユダヤ主義」だとし、取り締まろうとしているのです。
そして、大きな理由はこのほかにもありました。
トランプ政権は「反知性」。
アメリカ トランプ大統領〔先月〕
「ハーバードは『意識の高い』急進左派の愚か者や能なしばかりを雇ってきた」
トランプ大統領は保守的な立場と相容れない、人種や性差別など社会問題への意識が高い人々を揶揄。こうした学生や教員が多い全国の一流大学を批判してきました。
その背景について、ハーバード大学の学生はこう話します。
ハーバード大学の学生 エミリンさん
「トランプ氏にとって、人々が知識を持つことは脅威なのでしょう。知識は多様な視点をもたらすので、彼が主張する根拠のない視点を支持しなくなります」
ハーバード大学の学生 カールさん
「トランプ氏は、市民が変化を求めて運動を行うことを恐れていると思います。(ハーバード大への圧力は)社会を変えようとする動きを止めたいのでは」
そして、留学生を制限するもう一つの理由が「反中国」。
アメリカ トランプ大統領
「どうすれば中国に勝てるのか、寝返りを打ちながら考えている」
28日には、ルビオ国務長官が中国人留学生のビザを「積極的に取り消す」と表明。中国共産党と関わりのある学生や、「重要な分野」を専攻している学生を中心にするとしています。
アメリカ国務省によりますと、2023年度、中国からアメリカへの留学生は27万人以上にのぼり、トランプ政権は多くの中国人が流入することを懸念しています。
こうしたアメリカの留学生制限について、中国の学生は…
大学院生
「トランプ政権は中国人学生がアメリカで学ぶのを阻止したいのでしょう」
大学生
「大国として、教育と政治を分けて考えるべきだと思います」
また、中国に留学しているアメリカ人学生は中国が対抗措置をとるのではないかと懸念しています。
中国に留学しているアメリカ人 クリスさん
「中国で勉強しているアメリカ人が留学を続けられなくなるかもしれないので心配です。(そうなれば)私は帰国しなければなりません」
そして、きょう夕方、中国政府は…
中国外務省 毛寧 報道官
「差別的なやり方は、アメリカが一貫して吹聴している『自由、開放』がうそだということを暴き、アメリカ自身の国際的イメージや国家の信用をさらに損ねるだけだ」
「多様性」を重視し、多くの人種や違った考え方の若者を受け入れ発展してきたアメリカですが、トランプ政権はいま、その文化を自ら壊そうとしています。
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