🛳41」─1─多くの日本人は台湾よりもシルクロードに憧れて中国大陸を旅する。~No.244 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 日本の超エリート層である高学歴出身の政治的エリートと進歩的インテリ内で、親中・媚中はリベラル、革新、一部の保守で多数派であり、親台湾は真の保守で少数派である。
 日本の教育やメディアも、親中・媚中であって親台湾ではない。
 それは、1980年だから日本の歴史が証明している。
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 2022年11月19日 MicrosoftStart TRAICY「「日本人が来ないのはなぜ?」 “渡航解禁”も、観光客の姿がない台湾の現況と課題
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 “安・近・短”な海外旅行先として、2019年は年間200万人以上の日本人が訪れていた台湾。コロナ禍に入ってからは、観光渡航の扉は長い間閉ざされていた。しかし10月13日、入境者に対して講じられていた隔離措置がついに撤廃され、自己観察など多少の制限は残るものの、実質的に自由な旅行が可能となった。
 約2年7か月ぶりに外国人観光客の受け入れを再開した現地の状況は今、どうなっているのだろうか。台北からレポートする。(取材日:2022年11月7・8日)
 とにかく日本人がいない
 今回の渡航では、約1日半で中心部の主要なスポットを回ったが、まず印象に残ったのは「日本人観光客を見かけない」ということだ。以前は市内中心部ならどこにいても、どこからともなく日本語が聞こえてきた。しかし現在は、繁華街の西門町や台北101周辺、複数の夜市を歩いていても、一人旅らしき人もグループ客も全くと言っていいほど見当たらない。ホテルのチェックイン時に日本のパスポートを持ったスーツ姿の二人組が並んでいたが、観光ではなくビジネス目的であろう。日本人以外の観光客らしき人も、台湾高速鉄道(高鉄)の車内などでごくわずかに姿を確認する程度であった。とはいえ、現地在住の人に話を聞くと、「10月13日以降は少しずつ日本人を見かけるようになった」とのことである。
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▲行天宮駅から徒歩5分程のガチョウ料理店「阿城鵝肉」
 飲食店はほぼ通常通り営業していたが、観光客向けの店を中心に、残念ながら廃業に追い込まれたところも少なくないようだ。また、健在の店舗でも営業形態を変更しているところが見られた。例えば、行天宮駅近くにある日本人にも人気のガチョウ料理店「阿城鵝肉」は、本店がテイクアウト専用となり、店内飲食は向かい側にある2号店に集約されていた。元々テイクアウト文化が根付いている台湾だが、コロナ禍でそれがさらに拡大したようである。そんな中でフードデリバリーサービスの「フードパンダ」が急伸したようで、人気店にはピンク色のバッグを抱えた配達員がひっきりなしに出入りしていた。
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▲一部の台湾愛好家の人気を集める台北駅地下街のドリンクスタンドも健在
 一方で、現地の人の動きは概ね日本と同じ状況に見えた。有名飲食店には行列ができ、繁華街にもそれなりの賑わいがある。感染が一旦落ち着いた段階で台湾域内の旅行が盛んになったようで、現地報道によれば、台湾鉄路(台鉄)の利用者数は今年8月以降、徐々に回復しているという。高鉄に関しても、平日の日中に台北〜桃園駅間を往復利用してみたが、自由席を含めB席以外はおおよそ埋まるほどの乗車率だった。
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▲高鉄には平日昼間でも多くの台湾人の姿が
 ただ、マスク事情に関しては、屋外でも原則的に着用義務があることから日本よりも着用率が高く、いわゆる鼻マスク・顎マスクで歩く人はあまり見当たらない。バイクや自転車の運転時は外してもOKというルールだが、目測で9割程の人はマスクをしているようだった。
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▲バイクに乗る人もマスク姿が目立つ
 日本人が来ないのは“周知不足”か
 観光客の受け入れが再開してから1か月経った今も、現地にはなぜ日本人観光客の姿がほとんどないのか。コロナ禍前の水準とは言えないが、航空便の数も戻ってきた。運賃や燃油の高騰、円安傾向により海外旅行自体が敬遠されていることも理由の一つに挙がるが、大きな要因として「(実質的に)自由に旅行できる」事実が十分に周知されていないことが考えられよう。
 中華圏は観光渡航に対する規制が特に強いというイメージが先行しているようで、筆者の周りにいる複数の旅行好きの知人からも度々「台湾って行けるの?」という声が聞かれる。台湾観光局が10月13日の受け入れ再開に合わせて、東京や大阪でPRイベントを行ったのだが、メディアの取り上げ方は小さかったように思える。現地の人からは「日本人が来ないのはなぜなのか」と尋ねられることもあった。
 今後、台湾に日本人を呼び戻すためには、現地観光局が旅行会社や航空会社と一体となって「観光自由化」をさらに強く周知していくことが必要ではないだろうか。今後、台湾渡航を予定している読者諸氏には、ぜひその見聞録をSNS等で広く伝えていただけるよう、一人の台湾好きとしてお願いしたい。
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▲コンビニから漂う煮玉子(茶葉蛋)の八角の匂いが恋しい人も多いはず
 渡航時は一部制限に注意
 最後に、これから台湾旅行を検討する人に向けて、渡航時の条件や注意点を整理しておこう。
 現在はコロナ禍前と同様、日本人のビジネス・観光目的の渡航であれば、ビザ不要で90日以内の滞在が可能となっている。入境時にワクチン接種証明書や陰性証明書も要求されない。ただし、日本帰国時は未だに3回以上のワクチン接種証明書または陰性証明書が必要となっているため、復路便のチェックイン時に現地空港カウンターで提示を求められるので忘れずに。
 到着後7日間は「自主防疫(自己観察)期間」とされていて、まずは到着当日に抗原検査キットで自己検査を行う必要がある。そして、期間中に外出する場合は、2日以内の陰性結果が必要となる。つまり、到着日に一度検査して陰性判定が出れば2日間は外出自由だ。その後は、3日目・5日目・7日目に再度検査することになる。検査キットは入境時に4回分が無料で配られる。
 検査はあくまで自己申告制のため、陰性結果をどこかに報告する必要はないのだが、仮に陽性判定が出た場合は病院に連絡するよう求められている。
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▲入境時に空港で配られる検査キット
 滞在場所にも制限があり、「(共用ではない)独立したシャワー・トイレ設備がある部屋を1人1室で利用する」ことが求められているが、「同一の旅行日程における同行者は同室滞在が可能」という例外規定がついている。要するに一人旅でも家族や友人との旅行でも、普通のホテルに宿泊すれば特に問題ないのだが、普段ドミトリーやカプセルホテルを利用している人は注意してほしい。ちなみに、ホテルではなく現地の友人や親族宅に滞在する場合も同条件だ。
 マスクに関しては本文中でも少し触れたように、屋内・屋外問わず原則的に着用が義務となっている。ただし、飲食時や写真撮影時、温泉やプールの利用時、自転車・バイクの運転時など特定の場面ではマスクを外すことが可能だ。(日本政府は屋外でのマスク着用は原則不要としているが)基本的には日本で過ごす感覚とほぼ変わらないと考えて問題ないだろう。
 これらは全て記事掲載時点の情報なので、渡航時は台湾観光局のサイトなどで最新情報を確認してほしい。」
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