🐒7」ー3・Cー世界各地の中国秘密警察。凶暴化する中国人。~No.21 

   ・   ・   ・   
 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。
   ・{東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 2024年10月17日 MicrosoftStartニュース アサ芸biz「「世界各地に秘密警察が」中国当局が在日中国人に仕掛ける言論封殺の実態
 © アサ芸biz
 中国による台湾への威嚇が止まらない。中国軍が10月14日、台湾をほぼ取り囲む海域と空域で、空母も展開させる大規模軍事演習を行った。台湾国防部によればこの日の軍事演習には陸海空軍とロケット軍などが参加。台湾本島の東部沖には中国海軍空母「遼寧」を配備。さらに過去最大規模となる、軍用機や戦闘機125機を飛ばすなど、中国軍による嫌がらせと言っていい演習は日本時間の午後7時まで続いたとされる。
 今回の中国による軍事演習は台湾の頼清徳総統が10日の演説で「中華人民共和国は台湾を代表する権利はない。国家の主権を堅持し、侵犯や併合を許さない」と述べたことに対する反発とみられているが、中国外務省の毛寧報道官は14日の記者会見で「『台湾独立』と台湾海峡の平和は相いれないものだ。『台湾独立勢力』の挑発は必ず反撃に遭う」として、「1つの中国」の原則を受け入れない台湾の頼政権を改めて強くけん制した。
 近年、台湾への嫌がらせがとみにエスカレートしている中国だが、実は「中国当局による嫌がらせ」は台湾だけにとどまらず、日本で暮らす中国人にも及んでいることが10日、国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」(HRW)の調査報告書により明らかになった。全国紙社会部記者の話。
 「HRWでは今年6月から8月にかけ、過去に中国政府のゼロコロナ政策を批判したり、少数民族への人権侵害を訴える活動などに参加したことがある在日中国人25人に対し聞き取りを実施したのですが、うち16人が中国当局から、なんらかの脅迫や嫌がらせを受けたことが判明したというんです。中には、中国で暮らす親族と電話で通話中、いきなり現地警察官を名乗る男が電話に出て『家族がどうなっても知らないぞ』と脅されたり、あるいは、かつて中国当局が掲げた『ゼロコロナ』政策への抗議活動を行ったことがある人は、在日中国大使館から当時在籍していた日本語学校を通して、活動中止を迫られたこともあったようです」
 中国当局による執拗な嫌がらせの実態に対しHRWは、「日本政府は実態をきちんと把握し、国境を越えた人権弾圧を許容しないと明確にすべき」と訴えている。
 とはいえ、なぜ、中国当局は国境を超えた日本で暮らす中国人にまで執拗に圧力をかけてくるのか。その理由を、前出の社会部記者はこう分析する。
 「世界各地に中国の秘密警察が散らばっていることはよく知られる話ですが、近年、特に取り締まりが厳しくなっきているのが日本なのだとか。その理由には、以前、民主派活動家の拠点だった香港が、2020年の国家安全維持法成立により、壊滅状態になったことが挙げられます。結果、当局により徹底糾弾されることになった彼らが、拠点を日本に移し始めた。加えて、再三嫌がらせを受け続ける台湾も、緊張関係をこれ以上エスカレートさせてはいけない、とのムードから中国に対する言論活動は慎重になりつつあるのが正直なところです。そんなことから、香港を拠点にしてきた活動家や台湾の知識人などが、日本で研究会や講演会などを頻繁に開催するようになった。そこで中国当局の目が日本にいる中国人たちに向けられてきたというわけなんです」
 当局の意に沿わなければ、自国民といえど、どんな手を使ってでも、威嚇し、脅迫し、言論封殺まで仕掛ける。そんな恐ろしい中国当局の目が今、日本在住の中国人に向けられている。
 (灯倫太郎)
 関連するビデオ: 「現在の情勢に鑑みて警戒を」在日中国大使館 日本訪問の自国民に注意喚起 (テレ朝news)
   ・   ・   ・   
 10月21日 MicrosoftStartニュース Record China「中国人が海外で子どもを傷つける事件が連続、ゆがんだ愛国主義に警戒を―香港メディア
 中国国内で日本人の子どもが襲われ死者まで出た事件は記憶に新しい。しかし、スイスとオーストラリアでも中国人の男が現地の子を襲う事件が発生している。写真はスイスの警察車両。
 © Record China
 6月に江蘇省蘇州市内で、さらに9月に広東省深セン市内で発生した日本人の子どもが襲われていずれも死者が出た事件は、多くの人々に生々しい記憶を残した。一方で中国国外では、中国人の男が現地の子を襲う複数の事件が発生している。香港メディアの亜洲週刊はこのほど、犯人は極端なナショナリズムの持ち主だとして、警戒を呼び掛ける記事を発表した。以下は同記事の主要部分に若干の情報を追加するなどで再構成したものだ。
 スイスのチューリッヒでは現地時間10月1日午後、男が刃物で路上を行く幼稚園児の集団に襲い掛かった。幼稚園児は幼稚園から学童施設まで、学童施設の職員に付き添われて移動中だった。この事件で幼稚園児3人が負傷し、1人は重傷だった。学童施設の職員と周囲にいた人が男を取り押さえ、男は警察に逮捕された。男は23歳の中国人留学生だった。
 男はかつて中国国内の西南大学で学び、チューリッヒ大学に移籍した。この男はソーシャルメディアで祖国に対する熱狂的な「愛国感情」を何度も表明していた。男の投稿には、理非を問わないショナリズムと外国人に対する憎悪があふれていた。
 男のゆがんだ考えの背景には、かつてある女性に愛を告白したが受け入れられなかったことがあると見られる。男の「愛国感情」は個人的な欲望と挫折によってゆがめられ、暴走した感情を転嫁するための道具になっていった。結局、この極端な感情がスイスの街頭で爆発し、惨劇を招いくこといなった。
 それよりしばらく前の8月末には、オーストラリアで33歳の中国人の男が生後9カ月の赤ちゃんに熱いコーヒーを浴びせて全身60%に重度のやけどを負わせた。男はオーストラリアで合法的な居留資格を得ることができなかったので恨みを抱き、罪のない赤ちゃんに怒りをぶつけた。
 報道によると、男は留学ビザを取得して長期にわたってオーストラリアでアルバイトをしていたが、生活は順調ではなかった。男は長年の不満と前途への絶望で理性と人間性を失い、理不尽かつ凶悪な社会への報復行為に走った。
 この二つの事件の犯人には、ナショナリズムイデオロギーと深く絡み合う極端な感情を持つに至ったという共通点がある。スイスでの事件で犯人は個人の感情的な挫折を国家の栄誉と結びつけてしまい、その熱狂的な感情に突き動かされて罪のない人に対する憎しみを持つようになった。オーストラリアで起きた事件でも、犯人の心の中には外部との深い溝が存在した。
 中国では近年、過激なナショナリズム感情がネットでも現実でもますます激しくなっている。他国の文化にやみくもに排斥する「戦馬作戦」のような行為も「ネット上の叫び」にとどまらず、現実の行動になる場合がある。自分の生活の中の不満を外部への憎しみ置き換えて、過激で暴力的な方法に訴える人が増えている。過激なナショナリズムはネット空間から現実世界に飛び出し、さらには国境すらも超えた。
 スイスとオーストラリアでの二つの悪質な事件は、社会のすべての人に対する警告だ。極端なナショナリズムによる行動が中国国家のイメージを損なうだけでなく、世界の華人の生活環境を脅かしている。過激なナショナリズムの背後にあるのはまっとうな「愛国」ではなく、歪んだ価値観や病んだ心理だ。真の愛国行為とは、例えば理性的かつ文明的な方式を通じて自国の力と自国の善意を世界に示すことであり、罪のない人を攻撃したり、心の不満をぶつけるために暴力による報復をすることではない。
 米国などでは新型コロナ感染症をきっかけに、反中感情が強まった。中国人による悪質な事件がさらに追加されれば、国際社会における中国人に対する疑問と敵視をさらに強めることになる。このことは、海外在住華人の安全と利益を損ねるだけでなく、将来の国際関係により多くの「不信の地雷」を埋めることになる。
 極端なナショナリズムの「毒の炎」はすでに、国境を越えて広がっている。われわれは警戒せねばならない。このような感情がさらに拡大することを許してはならない。この問題に真剣に向き合い、その拡散を抑制するための措置を講じる時が来ている。社会が理性と寛容を取り戻すことが求められている。(翻訳・編集/如月隼人)
   ・   ・   ・