🐉19」20」─1─中国共産党の残虐なジェノサイドに沈黙する日本。~No.65No.66No.67No.68No.69No.70 ⑭ 

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   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・  
 現代の日本人は、昔の日本人と比べて歴史力はない。
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 外圧・恫喝に、現代日本は弱いが、戦前の日本は強かった。
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 戦前の日本はホロコーストを実行していたナチス・ドイツとの同盟関係にあったが、昭和天皇A級戦犯日本陸軍は、ヒトラーから逃げてきた数万人のポーランドユダヤ人難民に救いの手をさしのべ、ナチス・ドイツホロコースト強要を拒否した。
 玉砕やカミカゼ特攻を繰り返し絨毯爆撃を受ける絶望的な戦時中であった時でさえ、日本陸軍は上海の日本租界に収容していたポーランドユダヤ人難民を戦争が終わるまで国家の名誉に賭けて保護した。
 現代の日本は少数民族へのジェノサイドを実行している中国共産党と友好関係にあり、貿易・金儲けを優先する現代の日本人は中国共産党の顔色を伺いへ中国に忖度・配慮し、少数民族の悲鳴に耳を塞ぎ虐殺されている現実から目を逸らし、そして見捨てている。
 敗戦後、人助けをした人々、A級戦犯はリンチ的縛り首で処刑され、日本陸軍は諸悪の根源として解体され、そして昭和天皇戦争犯罪や戦争責任が崩御された今日でも問われ続けている。
 人権、責任と義務に対して、戦前の日本人は「不言実行」として体面・名誉・プライドの為に命を捨てたが、現代の日本人は「有言不実行」として命を守り金を稼ぐ為にの為に放棄した。
 現代日本人は、命を金で買える事を知ってる。
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 昔の日本人は、現代の日本人とは違って、良い事をして自慢したいと思わなかったし、他人から褒められたいとも思わなかし、それよりも良い事は知られないように隠れてやるものだと信じていた。
 それ故に、戦争犯罪者として処刑された日本人達は、助かる可能性があったにもかかわらず、歴史的人道貢献を口にしなかった。
 日本人として、良い事をしたことを自慢して生きるよりも、悪い事をしたことを認めてその罪を償う為に死を受け入れた。
 天知る、地知る、我知る、人知る。
 故あって処刑され、例え命が刑場の露と消えても、魂・霊魂は毎年靖国神社の桜として咲き、折に触れ家族や知人・友人が靖国神社にお参りに来てくれる。それだけで満足した。
 が、現代日本人でその心情・情緒を理解できる日本人は少ない。
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 戦前の日本共産党は、ソ連コミンテルンの日本支部中国共産党の下部組織として、天皇制度を廃絶し天皇家・皇室を消滅させる為に日中戦争・太平洋戦争で日本軍・日本人兵士と戦っていた。
 日本人共産主義テロリストは、キリスト教朝鮮人テロリストと同様に昭和天皇や皇族を惨殺する為につけ狙っていた。
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 古代から中国では、事実を隠蔽され真実が捻曲げられ、嘘偽りがまかり通っている。
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 日本の歴史教育は、保守系自民党政権が定めた近隣諸国条項に従い、中国、韓国、北朝鮮に配慮・忖度して日本人極悪非道の重犯罪者史観を徹底して教え、高学歴出身知的エリートを大量に育てている。
 その為、中国共産党批判や中国脅威論などの反中国言動をヘイトスピーチとして攻撃している。
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 日本に愛着を持つ日本人は2割、日本を嫌う日本人は3割、日本が好きでもなければ嫌いでもない何となくの日本人は5割。
 日本が嫌いな日本人の中には、護憲派反戦平和派、人権派、良心派、道徳派、人道派正義派そして反天皇反日的日本人達が多く含まれている。
 彼らは、侵略した敵軍(中国軍)に武器を取って抵抗せず、友人として接し、和気あいあいと酒も飲んで楽しもうと、子供たちに教えている。
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 2020年2月号 正論「中国人権弾圧 絶望の慟哭
 これが〝民族抹殺〟だ
 レテプ・アフメット(ウイグル)、チュイデンブン(チベット)、オルホノド・ダイチン(モンゴル)。
 評論家 三浦小太郎
 レテプ まずは私たちウイグル人への激しい弾圧の実情から話したいと思います。『強制収容所』の話が出て、既に3年もの歳月が流れました。中国当局は『そんなもの存在しない』とはじめ言っていました。やがて、それが行き詰まり否定できなくなると、言い訳や綺麗事を並べ矮小化やごまかしを繰り返すようになりました。3年間はその繰り返しで、それは今も続いています。
 私自身もそうなんですが、親の消息は未だに全くつかめずにいるのです。……
 最近、中国当局は『もうこれはすでに終わった問題。皆さん全てプログラムを終えて自宅に帰り、好きな職に就いています』などと言っています。ですが、私に限らず日本にいるウイグル人はほとんど2017年以降、自分の家族がどうなっているのか、安否確認すら取れずにいます。ですから、『終わっている』『教育している』『好きな仕事に就いている』と言われても、すべて騒ぎを鎮静化させるプロパガンダに過ぎないと考えています。大半のウイグル人は未だに収容されたままなのです。
 米国のラジオ局の報道や証言などを分析すると、収容されるウイグル人の数は集落ごとに割り振られて、『ノルマ達成』のために適当な理由で捕まえられ、警察署で〝仕分け〟されます。そこから『強制収容所』に行くのですが、『強制収容所』と一口にいっても、大きく3つから4つに分かれている。過酷さや非道さに段階やレベルが存在する。そうしたことがわかってきました。
 三浦 それは北朝鮮も同じですね。『収容所』といっても幾つかレベルがあるんですよ。絶対に出てこない『収容所』(完全統制区域)もあれば、何年か経過すると仮釈放のような扱いで出られることもある『収容所』(革命化区域)もある。レベル別に分かれているのは、恐らく共産主義体制の『収容所』の特徴なのでしょうね。
 レテプ その中には、中国の宣伝に近い、学校のような『強制収容所』もあるにはあります。『学校のような』といっても、外部との接触は絶ち切られた状態に置かれることには変わりはありませんから、人権侵害に変わりありません。先日、明らかになった中国共産党の内部文書でも、まさにこの『一番まし』な『収容所』向けの指示がありました。『月に一回面会させる』『電話やビデオで月に一回面会させる』『電話させる』などといった記載はそうしたことを示しているんです。
 しかし、一方でイスラム教の信仰心の強い人や、政府や当局に不満を抱えている人、当局にマークされた人は即座に一番ひどい『収容所』に入れられます。24時間、手足が鎖で壁につながれて半年以上過ごす、といった過酷な『収容所』もありますし、月刊『正論』1月号に紹介された、清水ともみさんの漫画の主人公のウイグル人女性のように毎日薬物を注射される、といった常軌を逸した『収容所』もあります。
 ……
 むしろ最近の報道では、一番過酷な『収容所』のウイグル人が中国の別の町の収容所に大量移送されたという情報が多数出ています。数十万人という規模です。軍の病院が近くに存在する『収容所』で盛んに移送されているとされ、一説には臓器移植の対象にされていうのではないか、といった疑惑が強まっています。中国は全否定していますが、米のラジオ局が実際に移送先の警察や刑務所の担当者に電話取材し、移送の事実を認めたケースは出されてきています。
 三浦 先程、『収容所』にレベルがあるのは共産主義固有の特徴と指摘しました。……ウイグルの『強制収容所』の場合、そうした経済的な生産の痕跡が見られないのです。強いて経済的に生み出されるものを考えると、臓器ビジネスに臓器を提供している、という疑惑情報くらいしか見当たらない。恐ろしい話ですが、ウイグル人の『強制収容所』は、既存の『労働改造所』のような生産施設よりもホロコーストにむしろ性格が近い、民族浄化を狙った施設ではないか、と考えざるを得ない所以です。
 レテプ 中国は自分たちがやっていることを正々堂々とオープンにする以外にないのです。しかし、それを一切しないでよう。それではいくら何を言い訳しても説得力などありませんよ。……その時点で中国のやっていることは到底許されるものではありません。
 言語と文字を奪うこと
 チュイデンブン レテプさんのお話しを聞いて、とても悲しくなりました。我々チベット人も今日のウイグルほど酷くはないかもしれませんが、ほぼ同じことを1950年代から共産主義の中国による植民地的な支配下で体験してきました。まず、51年に中国の軍事的脅迫を受けて、チベット政府は中国といわゆる『17カ条協定』というものを結ばざるを得ませんでしたが、中国は、自らこの協定を破って、大量の軍人を派遣し、59年にチベットを占領しました。これ以降、いわゆる『民主改革』という名の下で、限り無い破壊運動がありました。中国の軍事的侵略を受けて、文化大革命終結されるまでの約20年に約120万人のチベット人の命が奪われ、6,000ヵ所以上の仏教寺院が破壊され、金銀など貴重なモノが略奪されました。
 『17カ条協定』の第13条の条文には、『中国は、チベットから針一本も毛一本も取らない』と書いてありますが、約束は、守られるどころか、動植物や鉱産物など自然資源まで取られてしまいました。数年前から『掃悪除悪』という政治運動も行われているようです。このような運動を口実にして、一般チベット人言論の自由、信仰の自由、移動の自由など厳しく制限しています。多くのチベット人は、常に中国の植民地的な支配下で恐怖や不安を感じながら、暮らしているわけです。
 ダイチン モンゴル人も同じです。というより、モンゴルには今の中華人民共和国建国の2年前、共産党軍による侵略が始まっていて、そういう意味では私たちが味わった辛酸が、今日残忍さを増してウイグル人に及んでいるように見えます。中国人の他民族政策というのは長い年月を掛けて周到に練り上げ、じわじわと行われてきました。モンゴルでは1948年から土地改革が行われ、土地所有者であるモンゴル人の地主──モンゴルでは地主と言わず、牧主といいますが──は次々と逮捕、投獄され、奪われた土地は中国人に分けられていきました。さらに1950年代の大躍進運動、そして60年代の文化大革命へと続く歴史のうねりの中で、多くのモンゴル人が命を落としました。
 中国政府が認めている数字で見てもモンゴル人の死者は2万7,900人にのぼります。モンゴル人や海外の研究者たちの研究結果では、少なくとも10万人が死んでいるとされ、逮捕者となると、30万人を超えます。牧草地を奪われ、遊牧による暮らしを禁じられ、定住を強いられる、など私たちの文化は踏みにじられ、それは今も続いている。結論を言えば、私は中国政府の弾圧の本質は民族を滅ぼすものにほかならず、その本質において、チベットウイグルと共通すると思います。
 チュイデンブン いま私が一番心配しているのは、言語の問題です。すべての民族にとって、その民族の言語と文字はその民族の生命ですので、言語と文字を失うと、その言語と文字を使う民族は自動的に消えてしまうのです。これを共産主義の中国は、現実の社会において加速化させています。
 例えば、チベットのウィツァン州とカム州では、チベット占領と共に各地の小中学校の教育現場からチベット語による教育を制限又は否定してきましたが、2009年ごろ、アムド州(現青海省)のすべての中学校や高校で、理系科目の授業がチベット語ではなく中国語で行われる旨の通知が出されました。この動きに多くの中学生や高校生が抗議し、その政策は一旦撤回されましたが、青海省ゴロク・チベット族自治州では実行することが決まっているようです。
 いずれにしても、いま若いチベット人で自分たちの母語チベット語を喋れない、書けない人がかなり増えています。日本にもチベットのアムド州から多くのチベット人留学生が来ていますが、チベット語を喋れない、書けない、読めない人も少なくない。このまま時間が経つと、50年後、100年後のチベットはどうなるのか。とても怖い。でも、はつきりしておきたいのは、これは、人為的であって自然現象ではないということです。
 三浦 3人から各民族の実情についてそれぞれ話がありました。ダイチンさんが言う通り、これは基本的に『民族抹殺政策』だと私も思っています。『民族抹殺』といえば、次から次へと殺していくイメージが伴います。もちろん、そのような殺戮や虐殺もありかすが、『民族抹殺政策』とは、今チュイデンブンさんが述べたように、民族の言語や文字を奪うことでもあります。日本人が日本語を喋らなくなり、読まなくなったら、DNAは日本人かもしれないが、精神的には日本人ではなくなるでしょう。それと同じです。中国から母語を奪われ、それが長期間続くと、チベット人でもモンゴル人でもウイグル人でもなくなる。それは民族として『抹殺』されてしまったことを意味するのです。モンゴルの遊牧もそうです。信仰と生活様式、言葉を失ったら、もはやウイグル人ウイグル人ではなくなるんです。
 今、中国が狙っているのは、ウイグルもモンゴルもチベットも全員が中国共産党を信じ、中国語しか話せない人間にすることです。それならば生きていてもいいというわけでしょう。そうでない人間は『収容所』で、自分たちの文化を否定する生き方が延々と課せられるのです。こうした仕打ちが急速かつ猛烈に進められていますが、これは人類の歴史にかつてなかった現象だと思います。
 ダイチン やはりそうですか。
 三浦 まず、高度な科学技術が容赦なく使われている点が見逃せません。例えばナチスユダヤ人弾圧を描いた『アンネの日記』。最終的にアンネ・フランクは捕まったのですが、彼女は隠れ住んでいてあの日記を記した。ところが、今のウイグル人は隠れることがでまずできません。街には監視カメラが張り巡らされ、どこにウイグル人が隠れていてもたちどころに割り出され、突き止められて、漏れなく収容されてしまう。ナチススターリンも確かにひどかった。ですが、中国は恐ろしくそれを凌駕している、と考えざるをえない。
 400万人が収容されている疑惑
 レテプ 『収容所』にいるウイグル人の人数は今で100万人超と言われてきましたが、中国は今まで一度として正確な数について言及したことがありません。最近の研究では、ウイグルにある『収容所』の数はすでに1,000を超えており、アメリカのラジオ局に現地カシュガルの役人が『住民の40%を再教育センターで再教育しなさいと命令を受けた』と証言したそうだす。40%とは驚くべき数字で、中国が公式に発表しているウイグル人の人口が1,100万人ですから、400万人を超えてしまいます。子供や老人だっていますから、成人男性と若い女性はほぼ全員が『収容所』に閉じ込められていると考えられる規模です。
 ダイチン それは空前の数字です。例えば、先程のモンゴル人の死者や逮捕者について述べましたが、中国当局は拷問によって重体や身体障害になったモンゴル人の数について12万人と述べています。それでもこの数は当時の南モンゴルの人口で計算すると、一家族で少なくとも一人が逮捕されて拷問を受けているという規模となります。でも今の話はそれを遥かに上回りますね。深刻な話です。
 レテプ でも、それは恐ろく中国なりの周到な計算のうえで行われている話だと思いますよ。一家庭から一人をさらえば、ほかの家族だって静かにするしかない。自分の身内が警察の手にあるわけで、おとなしくしなければ殺されるかもしれない、と思わせるわけでしょう。
 ダイチン モンゴル人の惨劇は今日、残念ながらあまり知られていません。それはモンゴル人からの発信が弱いからです。ただ、モンゴル人がなぜ、何も言わなくなったのかも説明しないといけないと思っていて、それは特に文化大革命を味わった世代に恐怖政治が身近に沁(し)みついてしまっているからです。『政治だけは話題にしたくない』というセリフが多くのモンゴル人の口癖ですからね。
 チュイデンブン チベットも同じです。私は、名古屋で大学院に通っている時、青海省のあるチベット人幹部が私たちに面会に来て、私にこう警告したことがあります。『政治の勉強はやめた方が良い。漢族は賢いから。政治は漢族に任せた方が良い』。しかし、政治的権利を放棄する民族は、他民族の奴隷になりやすいのは、世界各国の歴史を見ても、はっきりしています。
 レテプ 先程述べた400万人という数字についてもう少し述べたいことがあります。それは、アメリカの外交官が中国政府から受け取った最近のパンフレットには、ウイグル人の人口は720万人と表記されていたというんですね。
 これまでウイグル人の人口は1,100万人といわれてきました。この数字は2015年に統計局が発表した最新の数字に基づきます。ところがこのパンフレットとつき合わせると、5年間で400万人近くのウイグル人が減ったことになります。ウイグル人の人口を700万とする公的パンフレットは他にもあり、最近、目に留まるようにんりました。
 一方で、ニュースになると、各『収容所』の近くに火葬場が次々と建設されています。『収容所』で亡くなっても家族に遺体を返さず、焼却処分して死んだかどうか、誰も分からないまま処分してしまっているという疑惑は強まるばかりです。先ほど私は『収容所』のウイグル人が数十万人単位で別の町に移された、という報道を紹介しました。『収容所』にいる人数400万人という数字が、私にはどうにも様々な情報と符合し、むしろ平仄(ひょうそく)が合っているように思えてなりません。中国は、大勢のウイグル人を殺したうえにそれを闇に葬ろうとしている。仮に国際的な圧力が強まって真相を調べられた際も『以前から申し上げたように700万人のウイグル人は生きています。どうぞお調べください』などと、ごまかすつもりなのではないか。そのための布石ではないのか。そうも疑っています。
 日本はアジアのアメリカになれ
 三浦 中国のそうした異民族への振る舞いが歴史的に根ざしたものか、それとも共産主義に由来するのか、という問題を考えてみましょう。どの国でも共産主義体制では民族の抱える負の部分をゆがんだ形で表出させがちです。中国には中華思想があります。どの方角にいる異民族をも自分たちより見下して、常に自分を中心に据える。それが中華思想の悪しき側面、負の部分であって、それが共産主義で歪んだ形で出てきているように見えます。
 50年代のモンゴル、60年代のチベット、そして今のウイグルへと残酷さが増している面があるとすれば、それは共産主義体制のもと、弾圧では改造できないから抹殺するしかないと判断したのかもしれません。科学技術が容赦なく駆使され、昔は牢屋だったのが今は鉄条網と監視システムに変貌している点にも漢民族に宿っている悪しき中華思想共産主義によって、ゆがめられているように思えてなりませんね。
 さてここから日本にできることを話していきましょう。私は今回のウイグル人への弾圧について、日本には様々な問題があると思っていますが、皆さんはいかがですか。
 レテプ メディアについていえば、腰が重いと思いますね。なかなか、報じられません。報じたとしても、それはアメリカでこんな話が報じられた、とか海外の人権団体がこのような数字を発表した、といった具合で、それすらやっとの思いでやっている感じです。欧米と違って日本は中国に近い。目の前で起きた出来事なのだから、積極的に報じようという姿勢がもっとあっていいと思いますね。それから日本のメディアの皆さん、なぜか現地に行ってみよう、自分たちの目で確かめてこよいうという行動がなかなか見られない。
 チュイデンブン 日本は、アジアで唯一の世界的な自由民主主義の先進国です。日本がそうなった背景には、主に戦前のヨーロッパ帝国主義に対して、自ら政治的利権を強く主張してきたからだと思います。いずれにしても、自由、民主主義など人類の普遍的価値の発展に対する日本の貢献は大きい。人類の普遍的価値観が発展することは人類の普遍的責任でもあります。
 その意味で、日本は、過去より将来のことを考えて、世界最大の人口を持つ中国の民主化を正々堂々と支えていくべきです。人権問題、民族問題など様々な問題を抱えている中国の指導者、習近平氏を国賓として迎えるべきかどうかは別として、日本の安倍首相も世界の指導者の一人として、いわゆる『チベット問題』についても、ウイグルの問題についても、内モンゴルの問題についても、中国の人権問題、環境破壊問題などについても、アメリカのように言うべきことをはっきりと言ってほしい。アジアのアメリカになってほしい。
 ダイチン モンゴル人への中国による虐殺について、日本では依然としてあまり知られていません。揚海英先生のご尽力(じんりょく)、司馬遼太郎さんの作品『草原の記』はありますが、まず日本のメディアや新聞で報じられることはありません。事実を伝えるという本来の使命を投げ捨ててしまっているのは残念な光景です。
 習近平氏の国賓来日については89年の天安門事件の時の悪夢が蘇ります。ヨーロッパとアメリカは事件を受けて中国に経済制裁で臨みましたが、日本は天皇陛下が訪中され、一気に潮目が変わってしまいました。言葉は悪いですが、利用されてしまったのです。今回もそれと似た状況だと思います。『民族抹殺』を平気でやる独裁国家のトップを国賓として招くことが国際社会にどれほど誤ったメッセージを送るか。考えてほしいものです。
 レテプ 習近平国賓来日について私からも一言。アメリカ議会では人権報告書が発表されました。中国政府はウイグル人に『人道に対する罪』を犯している可能性があると、はっきり書いています。
 習近平氏は『人道に対する罪』を犯した国の最高責任者です。そういう人を国賓として呼ぶ。ですが、いずれ中国がウイグル人ナチス以上の犯罪行為をやっていたことは、国際社会に白日の下に晒され、いずれ真実が明らかになる日が必ずやってくるでしょう。その時、習近平氏を国賓として招いたことも国際社会の評価を受けるでしょう。阿部さんはじめ、周りの親中派の政治家たちの政治人生における汚点となって歴史にも残ります。非常にいけないことだと思います。
 三浦 報道やメディアについていえば、例えば文革の際、実は実態を伝える証言はなかったわけではありません。ですが、これはほとんど日本で議論されませんでした。チベットの虐殺だって日本人が意識するようになったのは、80年代以降、ダライ・ラマ法王がノーベル平和賞を受賞してからです。それまで日本では、あまりチベット問題は論じられなかった。残念ですが、それが現実です。モンゴルに至っては未だにほとんど理解されていません。ウイグル人の虐殺が何とか理解されつつあるのはウイグル人の勇気もあるでしょうが、はっきり言えばアメリカの圧力です。
 そもそも日本では、特に1950年代、60年代なんて日本では中国は平和勢力と思われていました。だから文化大革命の裏面についてそれなりに証言や情報はあっても全く黙殺さえてきました。日本のマスコミが海外の人権団体のクレジットがないと記事を書けないという話がありました。これでは韓国の事大主義など決して笑えない話です。これは結構、重要な話で、日本の言論の足腰の弱さでもあります。ここが克服されれば、中国にとっても日本のメディアは脅威になるのですが、今のところ中国は日本の報道にほとんど反応していないでしょう。はっきり言えば、日本のメディアなどアメリカが黙ってしまえば沈黙するだろうと中国は高をくくっていると思いますよ。」

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 中国共産党員・中国軍人と一般中国人は違う中国人である。
 一般中国人には、知日派が多く存在する。
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 日本にとって、重要なのは日米関係・日米同盟で守るべきは日米安保条約であり、中国関係はその次である。
 よって、日本が選択すべきはアメリカであって中国・中国共産党ではない。
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 中国を動かしているのは、孔子儒教老子道教ではなく、勝つ為にはあらゆる陰謀・策謀・謀略をめぐらす孫子の兵法であった。
 中国は、古代から自分が不利になるような条約、協定、約束、契約、合意などを守る気はなく、自分が相手より弱い時は相手に従うが、自分が相手より強いと判断すれば全てを破棄して相手から奪える限りの全てを強奪する。
 日中戦争の原因は、ファシスト中国(中国国民党)による日本の権益を全て剥奪する「共産主義的革命外交」であった。
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 日本政府は、少子高齢化による人口激減を補う為の移民政策を決定し、移民数最終目標を1,000万人と決めた。
 日本に移住してくる外国人移民とは、隣国の中国人である。
 すでに、日本は世界第4位の移民大国となり、中国人移民を中心として1,000万人の移民を受け入れれば、日本は民族国家ではなく移民国家となり、日本国民日本人が増えて日本民族日本人は消滅する。
 だが、そもそも日本民族とは純血種生粋民族ではなく、乱婚を繰り返してきた混血の汚れた雑種民族に過ぎない。
 その意味で、日本人にはアイデンティティー意識は低い。
 何故なら、日本民族大和民族とは明治になって近代国家を作る為に新しく無理して作られた括りに過ぎないからである。
 日本列島の歴史において日本民族大和民族さらには日本人などは存在しなかった。
 つまり、全ては明治時代に無理して作ったに過ぎない。
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 現代日本人は、人種差別に反対した戦前の日本と違い、中国国内で少数民族が拷問されようが虐殺されようが気にはしない。
 中国政府の公式説明を、ウソと糾弾する日本人は2割、無条件で受け入れる日本人は3割、無関心で聞き流し目を逸らす無責任な日本人は5割。
 2割の日本人は、反中国共産党で、愛国主義者・民族主義者である。
 3割の日本人は、反民族のグローバリストで、その中に原理主義的な反天皇反日的日本人達が潜んでいる。そして、親中国派日本人は中国共産党の臣下の如く訪中し、より高位な中国共産党幹部に拝謁し愛想笑いを浮かべて写真を撮って自慢する。
 現代の日本人は、昔の日本人とは違って如何なる価値観も尊ばず、価値観より金儲けの為に中国詣でをする。
 5割の日本人は、その場の空気に支配され、空気圧・同調圧力に流れやすい。
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 中国共産党は、結党以来反日派であり、敵日行動を繰り返してきた。
 中国軍は、中国政府の軍隊でもなく、中国国民の軍隊でもなく、中国共産党の軍隊つまり民兵である。
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 現代日本には、中国共産党の御用学者や提灯持ちが多数存在し、中国共産党に配慮・忖度し、中国の国益の為に発言と行動を続けている。
 中国や中国共産党に都合が悪い事を事実を知らせようとする行為は、人種差別主義者・差別主義者・レイシストとして激しいバッシングを受ける。
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 現代日本現代日本人は、戦前の日本・戦前の日本人とは違う。
 戦前の日本は、香港同様に中国の反体制派・革命派・改革派などの策動地であった。
 その代表的は、孫文魯迅汪兆銘などの親日派知日派中国人であった。
 辛亥革命を成功させ中国を近代化させた指導者・幹部達の大半は、日本留学組であった。
 毛沢東以外の初期の中国人共産党員は、日本でマルクス主義共産主義を学んだ。
 その意味で、中国の近代化は日本の御陰で成功した。
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 インターネットに繋がった中国産の家電製品や電子部品が日本国内に氾濫し、そうした家電製品や電子部品は日本のビッグデータを集めて中国企業へ送っている。
 中国共産党・中国軍は、中国企業が集めたビッグデータを押収する超法規的権限を持っている。
 中国のインターネットを利用した監視システムはトップクラスで、対象者として狙われたら監視から逃れる事はほぼ不可能である。
 そして最も陰険なのは、相互監視の密告制度である。
 中国共産党の監視システムは、アメリカや日本のような法の遵守や人権意識さらには人道・道徳・良心観念は乏しい。
 中国共産党系中国軍系中国資本は、経営悪化した日本企業を買収して、製品を日本製として売りだしている。
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 現代日本のメディアは中国政府の御用報道機関の如く、中国政府の大本営発表ような公式発表を無批判で無条件に日本人に知らせている。
 日本のメディア・報道機関は、中国共産党が不快になる様な悪い情報はなるべく報じないとして、「知らせない自由」から中国共産党で行っている非人道的ジェノサイド政策を報道しない。
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 中国共産党による少数民族に対するの非人道的ジェノサイドは、世界に知れ渡り、知らない者は誰もいない事実である。
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 日本の国会は、自由と民主主義及び人権・人命の原則を守るアメリカ議会とは違って、中国共産党の非人道的ジェノサイドを知りながら沈黙している。
 日本は、アジアで主導的な立場に立つ資格はない。
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 中国共産党は、ナチス・ドイツと同じ事、場合によってはそれ以上の事を行っている。
 隣国の日本は、政府も議会もメディア・報道機関も大半が、拷問され殺されている事を知りながら見て見ぬ振りをし、死の淵から助ける一言の声も上げない。
 唯一、日本共産党だけが非難している。
 日本の共産主義者が、中国の共産主義を非難している。
 が、共産主義者は結果重視で途中経過は問わない為に、共産主義革命を成功させる為ならばウソも狂言も何ら良心の呵責もなく平気でつく。
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 護憲派日本人は、人を殺すという悪い事はしないが、人を助けるといういい事もしない。
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 日本人は、中国共産党系中国軍系による日本爆買いや中国人観光客の爆買いで日本に落とされる大金に群がる。
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 戦前の日本軍は、「戦争犯罪」として悪い事をしたが、「人道貢献」としていい事もした。
 軍国日本・日本軍部は、中国共産党・中国軍よりかは幾分かはましであった。
 何故なら、中国共産党や中国軍は悪い事を数多く行ったがいい事は何一つとしていない。
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 中国共産党・中国軍は、北海道や沖縄その他で静かな日本浸透計画を実行している。
 その日本漢族化計画は、数十年から百数十年、あるいは数百年という気の長い計画であろうと思われる。
 それ故に、中国の侵略は「静かな侵略」と恐れられている。
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 日本の左翼・左派・ネットサハによる、リベラル派・革新派そして一部の保守派やメディア報道関係者、学者・教育者、人権派護憲派、良心派、道徳派、人道派、その他もろもろ。
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