🔯35」─1─ローマ帝国の人口を激減させ国力を衰退させた感染症爆発(パンデミック)。〜No.121 

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 ローマ帝国は、版図を拡大して、多くの奴隷を連行し、市民の移動を自由にする事で、各地に点在していたペスト、チフス天然痘マラリアハンセン病など死に至る疾病を広め、人口を激させ、国力を衰退させた。
 125年 オロシウスの疫病によってアフリカ北部で約80万人が死亡した。
 164〜180年 アントニヌスの疾病。第16代ローマ皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌス病死。
 251〜266年 キプリアヌス大疾病。1日に約5,000人が死亡し、地中海周辺の人口は4分3にまで減少した。 
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疫病と世界史(上下合本) (中公文庫)