💥21」─1─新たな世界の潮流。難民・移民に反対する欧州諸国の極右勢力・ポピュリズム。〜No.80No.81No.82 ⑬

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 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。   
   ・   ・   {東山道美濃国・百姓の次男・栗山正博}・   
 欧米諸国に反移民・反難民運動が拡がり始めている。
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 いつの時代でも、日本人は世界情勢が理解できていない。
 日本が「バスに乗り遅れるな」と世界常識的な政策を採用する時は、諸外国からすれば周回遅れとなっており、その為に世界から不思議に思われる。
 日本の移民政策においても同様である。
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 2019年5月28日00:41 産経新聞「仏極右、僅差で与党制す 伊にもポピュリズム旋風
 26日、フランス・パリでメディアに応じる国民連合のマリーヌ・ルペン党首(ロイター)
 【パリ=三井美奈】26日投開票されたフランスの欧州議会選は、欧州連合(EU)を批判する極右「国民連合」が23%を得票して首位になり、EU統合を主導するマクロン大統領の与党陣営を約1ポイント差で破った。イタリアではサルビーニ内相の与党「同盟」が34%の得票率で圧勝し、右派ポピュリズム大衆迎合主義)の旋風を印象付けた。
 フランスでは、2017年大統領選の決選投票で争ったマクロン氏、ルペン国民連合党首の2人による事実上の再対決になった。今回、マクロン氏の与党「共和国前進」の中道陣営は22%を得票し、2位だった。
 フィリップ首相は26日、与党の敗北を認め、「極右が選挙の度に、仏政治に強く根を張っている」と危機感を示した。ルペン氏は勝利宣言し、「選挙は『国家主義か、グローバル化か』という政治の新たな対立軸を示した」と主張した。
 マクロン氏は「EUが国民を守る」が持論。欧州議会選で共和国前進は「欧州軍の推進」「ユーロ圏共通財政」など、マクロン氏が示したEU改革案を公約に掲げた。ルペン氏はかつての「ユーロ圏離脱」という公約を捨て、「EUからの国家主権奪回」に目標を修正し、EU内の国境検問の復活、移民規制を訴えた。
 今回の選挙では、環境派「欧州エコロジー」が13%を得票して第3位に躍進。戦後の仏政治を担った保革二大政党は、共に得票率が1ケタに低迷した。国民連合は14年に行われた前回の欧州議会選でも国内で首位になり、2連勝となった。
 イタリアでは、ポピュリズム連立政権の2与党の戦いとなった。得票率はサルビーニ氏が率いる右派第2与党「同盟」の34%に対し、左派の第1与党「五つ星運動」は17%。中道左派の野党「民主党」(23%)に次いで3位に低迷した。」


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